雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

体育館 統廃合って寂しいですよね

寂しいお仕事でした

今日はお仕事で兵庫県山奥の小学校へ。

その小学校は子供が減ってきたので統廃合になるとのこと。なので閉校の記念に集合写真を撮って皆に配るそうで、その集合写真の撮影でした。

本来なら校舎を背景にってのがド定番な気がするんですが、悪天候でそれも叶わず体育館での撮影に。雨が憎い…

まあ、雨なら諦めるしかないのですが、ストロボ一発な写真がどうしても撮りたくなかったので、二階部分に設置した400wのストロボを左右から当てつつ、正面からゴドックスのAD360をフィルインって感じで当てました。

思ったよりも上手くいったんで良かったんですが、お仕事の画像をお見せできないのが残念。

とりあえず現場の画像でお茶を濁して終わります。

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ライティングのメモ用写真も撮り忘れてましたので、帰り間際に現場を撮影

 

 

 

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須磨浦山頂 播磨と摂津の境界線

最近は写真撮るのが夕方ばっかり…

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α700 DT18-70㎜

仕事終わりに山を見上げると須磨浦山頂あたりがエエ感じに夕焼け。

そういえばロープウェイが自動運転への切り替えのために運休するとか。

昔から何かあると須磨浦公園側から登ってましたが、春になるまであの山に登るには徒歩で上がるしかなさそうです。

それはそれでエエ運動ですが、裏側から登ると比較的楽に須磨浦山頂遊園地まで行けるんですが、残念なことに山の裏側の高倉台には駐車場が無いんですよね。

市バス使うのも面倒ですし、悩ましい所です。

因みにロープウェイ自動運転化って利用者に何の恩恵があるんでしょうね…?

安くもならないみたいですしよくわかりませんね。

 

 

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更に発掘 RHP400

またも発掘してしまいました

前回のエクタクロームに引き続き、フジのプロビア400も見つけました。 

blog.kobephotomic.workと、言うより死蔵してました。

貰った時は期限切れ1年程度だったんですが、気づけば20年以上も経ってるので、カラーバランスなんかは壊滅的だろうなと容易に想像できます。 

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プロビア400

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全盛期の遺物です

何よりもブローニーだったことが使わなかった最大の原因な気がします。

当時はヤシカマット124GとFUJIのGS645Sしか持ってなかったんで、リバーサルは気が進まなかったんでしょうね。

現像高いし…

あ、後は中国製の長城とソ連製のルビテル166とかいうポンコツも当時持ってはいたんですがイマイチ好きになれなかったです。

ピント合わせ難いのって使う気が失せますからね。

やっぱりまともなのを買わないといけません。

丁度、RB67に詰まっていたフィルムを現像したので、このRHPを詰めてクロスプロセスよろしく露出大目にかけて、D-76かなんかで現像してみようと思います。

面白い結果が出たらいいんですが…

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RIKENON-P28㎜F2.8 実家から回収

XR-X用にプレゼントしたんですが…

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ごく普通の広角レンズです

まだ結婚前、実家にいた頃に母へのプレゼントとして購入した、RicohのRIKENON-P28㎜F2.8。

息子から母親へのプレゼントとしては余りにもアレなモノですが、当時使っていたXR-Xが50㎜しかついてなかったので、旅行用のレンズとして献上しました。

昔ばなしばかりで恐縮ですが、当時はまだRicoh一眼レフ関連のアクセサリー類が新品で売っていまして、流通が少なく在庫も無いことから、28㎜レンズはあまり値引きも無いままに買ったのを覚えています。

購入したのは京都の三条さくらや。ちょうど河原町南の店が閉店したころでしたが店内ではMINOLTAのX-700なんかもMDレンズやワインダー・モータドライブとともに新品で売られていたので、デッドストックだったのかもしれません。

サードパティーではなくて純正を選ぶ

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パンケーキじゃありません

当時はコシナの24㎜F2.8をはじめとしてサードパティのレンズが結構売られてました。

特にコシナは各マウント揃ってそれなりに安かったんで、Ricoh純正の28㎜なんて機能的には魅力に乏しいんですが、ここで問題となるのがRicoh独自の電子接点。コレが無いとXR-XなどのプログラムAE機はショボい絞り優先&マニュアル(絞り値表示無し)機に成り下がってしまいます。

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安心の電子接点

おそらく母親には使えないだろうと判断したので、画角や最短距離の事よりも自動で使えることを優先して純正レンズを購入したのでした。

お陰で変な失敗も無く使えたみたいなんで、純正を選んで正解でした。

月日は流れて

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最短撮影距離は0.3m

久しぶりに実家に行ってゴソゴソ漁っていたら、XR-Xと50㎜に混じってRIKENON-P28㎜F2.8が出てきました。

レンズの表面が油でテカテカだったんで、無水アルコールで拭いてやったらきれいな姿に。

ここ数年使ってなさそうだったんで、此処のところ増殖しまくっている家のXR系に填めるべく持ち帰り。早速XR-7Mk2に付けて遊んでみました。

さすがにズームレンズに比べてピントは合わせやすいんですが、示唆yするにもフィルムが無いので空撃ちばっかりしています。

いい加減、試し撮りをしなきゃならないのですが、またモノクロ現像するのが面倒なのもあって躊躇してます。

フィルム入手が困難ならKマウント→EFマウントアダプターでも買った方が手っ取り早いんですが、PENTAXK7~K3辺りが欲しくなっている自分も居ます。

レンズが増えるとボディも増えるという悪循環にハマりつつありますね。

RIKENON-P28㎜F2.8は差し詰め呪いのアイテムです。

 

 

RICOH Caplio GX100 パーフェクトガイド (SOFTBANK MOOK)

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Shooting Old Film Cameras - Ricoh XR-M (English Edition)

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持て余した多機能機 Ricoh XR-X

奪われて久しいカメラです

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XR-Xです。ピント浅すぎなうえにレンズ先端にピンが来てます…

社会人になって間もなく、何故かRicohの一眼レフマイブームが到来してました。

当時はヤフオクなんて一般的ではなくて、中古屋もジャンク品の取り扱いは少なく、何よりもまだまだフィルム全盛期。中古屋さんで売られている面白一眼レフはそこそこ値段が張ることから、元々値段が安くて中古では人気が無いためにさらに安くなるRicohのXRシリーズは物欲を満たすのに最適でした。

さらには、写真を仕事にしたことによって「カメラなんてなどんな安物でもシャッター速度と絞りの組み合わせは一緒。要は何をどう写したかが重要」なんて、遅まきの中二病的な拗らせ方をしてしまった為、最低限の機能しか備えていないRicohのXR-1って機種が色んな意味で最適でした。

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接点が一個だけという未来に向かっているのかどうなのか戸惑うマウント部接点

シンプルとは真逆ですが…

そんなこんなでXR-1を使ってたんですが、私が買った機体はハズレだったのかよくフィルムカウンターが故障しました。今ではなんてことはない機能に思えますが、当時は「フィルムがあと何枚残っているか」ってのは結構重要なファクターでした。

なので2回ほど修理に出したんですが、イマイチ完治しないまま帰ってくるので騙し騙し使っていましたが、こう調子が悪いと新しいのが欲しくなります。悪い癖です。

そんなときに見つけたのが表題のXR-Xでした。

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機能満載がウリです

当時でも一昔前の多機能機って感じで物々しいのがエエ感じ。

既にディスコンとなっていた本機は、中古で出てくる事がほとんどなくてレアなカメラなんですが、レアなのに人気が無いから安いという、素晴らしいカメラでした。

何よりもデザインが…

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操作性は結構厳しいものがありました

 Ricohの一眼レフってデザインが良かったんですよね。

ペンタ部の真ん中じゃない所に描かれたロゴが魅力的でした。

後はファインダー表示が追針式メーター風の青い液晶インジケーターなところが良かったですね。バーグラフが長くて露出が見やすいのでNikonもメーターをこんな感じにしてくれんかと強く思ったものでした。

そんなことよりも本機のウリは多彩なAE。その中でもRicohが力を入れていたのはテレビモードでした。

日本のテレビ放送NTSCに特化したモードや海外のPAL対応モード、果てはPCモニター用モードなんかを備えていました。

今となっては何の役にも立たない機能ですし、当時としてもテレビ画面を撮る必要性なんて全く感じなかったんでスルーしてましたが、必要な方には必要だったらしく、以前に書いたXR-10P系列のカメラからテレビ機能を除いたら復活してほしいという要望が多々寄せられたため、特注でテレビ画面撮影機能付きの機種を出したとか。

blog.kobephotomic.work

意外と注目の機能だったみたいですね。

何故か母親へ譲渡

そんなこんなで手に入れたXR-X。

お値段は10k円ぐらいでした。当時としては激安です。

家に持ち帰って色々弄ってリビングに放置してたら母親に見つかって「青い液晶が奇麗やから頂戴」なんて言われたので、ついつい譲渡してしまいました。

 

blog.kobephotomic.work

結構長い期間使っていたみたいですが、2015年頃にCanonEOS30Dにバトンタッチ。その後そのEOS30DもPowerShotPro1に交代。XR-X共々実家で余生を過ごしています。

左肩のモードボタンカバーが外れてしまい結構痛ましいことになってますが、もう部品も払底しているので修理できないのが悲しいところ。

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カバーが外れて剥き出しになった「よくわからない操作ボタン」

まあ、ガンガン使った訳では無いにしろ色々なところで活躍したみたいなんで、使い切ったと考えても良いですよね。

 

 

Ricoh XR- X

Ricoh XR- X

 
RICOH デジタルカメラ GXR+P10KIT 28-300mm 170550

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  • メディア: Camera
 
RICOH GXR用カメラユニット GR LENS A12 28mm F2.5 170560

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  • 発売日: 2010/11/05
  • メディア: Camera
 

 

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現像結果 やっぱり久々だとイマイチです(言い訳)

現像結果…

blog.kobephotomic.work先日の適当現像ですが、仕上がりが一勝一敗みたいな結果になりました。

初めに現像したFujiのACROS(120)はそれなりな感じの仕上がり。

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ACROSSの方はフィルム現像液ともに期限切れな割にエエ感じ

一本は先日譲渡いただいたMsmiyaのRB67で撮影したフィルム。もう一本はFujiのGS645Sで撮ったモノだったんですが、後者のGS645Sで撮ったのが何ともカスみたいなのしか撮ってなくて、改めて中判の広角って難しいもんだと思い知らされました。

RB67の方は、慣れたカメラ故かそれなりに楽しく撮れた感があったんですが、気づけば撮影カットの大半が妻でした(/ω\)

blog.kobephotomic.work

肝心の35㎜

一方のILFORD HP5PLUS(135)ですが、こちらは液温が下がり過ぎたと勘違いして現像を押し過ぎてしまいました。

現像オーバー案で黒が締まらなくて結構イヤな感じ。

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何とも言えないモヤッと感がいただけません

Photoshopでなんとかしたいところですが、工程考えると結構めんどくさいです。

やはり後処理に頼るんじゃなくて前段階できちんと処理しないといけませんね。

何よりも乾燥不足な状態でカットしたもんで、カールが酷くて大変です。

乾燥が足りない状態でカールしたフィルムって、少しぐらい型に嵌めたところで直ぐに曲がってくるんですよね。ちゃんと乾燥させておくべきでした。

こちらもやはり段取りが大切です。

急いては事を仕損じます。

今度はもっと時間のある時に現像やらないと…

 

 

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久々の現像で乾燥不足

貯め込んだフィルムを一斉処理です

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久々に現像してみました

なんて、タイトルで大言吐いてみましたが、実際に処理したのはブローニー2本と35㎜2本のみ。なんて悲しい現実…

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処理したのはこの4本

正直このところの単価高騰でフィルムを買うのが結構ツライんです。

で、装填してからも勿体ぶった使い方をしてしまうんで、結果として面白く無いモノしかネガには乗らないという悪循環。ちょっと根本的に考えを改めないと無駄にフィルムを浪費するだけに終わってしまいますね。

困ったもんです。

とりあえず一連の流れ

フィルムの現像なんて興味が無い方が大半だとは思いますが、今回の雑で適当な処理のデータを記しておきます。

 

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2017年で期限が切れた現像液。意外と使えました

処理したフィルム:FujiAcross 120×2

         ILFORD HP5PLUS 135×2  

現像液:Fuji ミクロファイン(2017年期限切れ)

定着液:Fuji スーパーフジフィックス(消費期限:2020.11)

現像タンク:LPL4本タンク

現像時間:26°cで8分

定着:10分間

水洗:30分

 

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こちらはギリギリ期限内

とまあ、こんな感じです。

何よりも現像液が期限切れしか無かったのが結構イタイところです。

タンクに巻いて…

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パトローネは壊す派です

35㎜2本とブローニー2本なんで、4本タンク使っても2回まわさないといけません。

これが自家処理では結構めんどくさくて、乾燥したりの手間を挟むとあっという間に時間が経ってしまいます。

一日フルでやってもフィルム現像は4回が限度(気力的な意味含む)なんで、地味な割に丸一日潰されるぐらいの作業です。

幸いにも今日は息子が嫁実家でお稽古なんで、送迎の合間に現像できました。

それにしても、久々にフィルムをリールに巻くと下手になった自分に気づきますね。

昔は背中合わせにしたフィルムをリールに巻いて、1リールで2本現像なんて荒業もやてのけましたが、今では絶対に失敗します。さらには長い間カメラに入っていて癖がついたフィルムは巻きにくくてしょうがないです。パーフォレーションの部分がボロボロになってしまいました、幸いにも現像ムラは出ませんでしたが、今度からリール巻きはテスト用フィルムで練習してからしなきゃダメですね。

意外にも

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地味に臭いもキツくて薬品も危ないので、この時期は外がオススメです

3年も前に期限の切れた現像液でしたが、意外とすんなりと現像できました。

怖かったんで押し気味に長めの現像したんですが、功を奏したかたちです。

一体いつのが写真が入っているのか、戦々恐々としながら上りを見てみたら2年前が最古でホッとするやらがっかりするやら複雑な気持ちです。

全然フィルムを消化できなくて一年を通した画像が入っているフィルムを「カレンダーフィルム」なんて揶揄したもんですが、今ではカレンダーは当たり前で酷いものだと年表みたいになっているものもあるんですよね。

像がグズグズにならないうちに処理することを心掛けないといけません。

 

 

 

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