雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

度々の潜水艦 作業中?

衝突事故のニュースにビックリ

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神戸港だと結構近くで遊弋しているので事故怖いですね

朝の潜水艦

昨日朝、潜水艦が見えたので日課のように撮影。

潜水艦の神戸港入港は朝方が多いのでよく観察できます。

因みに出航はいつの間にかって感じなので、大抵見逃しますね。

それにしてもα700+MINOLTA時代の望遠ズームだと、撮ったそのままでは厳しいです。

lightroomで弄ればそれなりに見栄はするんですけどね。

やっぱり元データが厳しいのはケツの座りが悪いってもんですね。

そうそう潜水艦

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それなりに近い距離ですれ違います

潜水艦を撮った後、お仕事へ。

出かけて帰ってきたら潜水艦が輸送船と衝突のニュースがあって驚きました。

どうやら「そうりゅう」が衝突したそうで、今朝撮ったものもそうりゅう型。

今朝のあの船か⁉

と、思ってよくよく聞くと高知沖で浮上の際に衝突したとか。

見たヤツが事故って無いのは良かったんですが、大変なお話ですよね。

軽傷者しかいないそうなので、大事に至らんかっただけでも良かったです。

 

 

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MINOLTA AF50㎜F1.7再考 ちょっと長めの標準レンズ

旧型機はISO上げられないので…

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MINOLTAのAF50㎜F1.7です

少し前に購入したMINOLTAのAF50㎜F1.7。

ちょっと前に至極適当なことを書きました。

blog.kobephotomic.work

あれからSIGMAの24㎜F2.8も購入して標準レンズを24㎜にシフトしようと思ったんですが、どうもシックリ来ません。

blog.kobephotomic.work

まあ、酷い黴痕があるレンズだったんで逆光にも弱い目なんですが、なんとなく使いにくいんですよね。24㎜F2.8ってのがAPS-Cサイズのセンサーにくっ付くとイマイチ距離感がつかめないのと、24㎜のF2.8はズームとの明確な差が見えないので存在意義が見いだせないのが辛いところ。「ワイドマクロ」って触れ込みなんで寄れるには寄れるんですが、24×1.5≒36㎜って概算焦点距離だと寄れたところでも一つパンチが効きませんし、F値も2.8だとボケないんで面白くないんですよね。困ったことに。

単焦点はボケてナンボ 

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基本ボカしますよね

当たり前なんですが、単焦点はボケないと存在意義無いように思いますよね?

実際、最近のズームレンズって常用では文句ないぐらいに寄れるレンズが多いんで、単焦点はますます不利です。

仕事でもないならズーム二本だけで用が済んでしまうので、単焦点はいらないことのほうが多いです。

でも古いカメラだと高感度がそれほど使えないので、フィルムの頃と同じように 単焦点の明るさが生きてきます。

当たり前って言ったら当たり前なんですけどね。

で、明るくなるとボケるんで人とか撮るときはエエ感じになります。

が、基本的に絞り開放状態になるんでワンパターンなのが玉に瑕ってところです。

まあ、暗かったらボカすかストロボとかの補助光を焚くか以外に選択肢は無いんですが補助光できれいに光回すのって結構メンドいんで、結局は絞り開けるしか選択肢無いんですよね。雑なストロボワークで背景落ちたら面白くないですしね。

とはいえ中望遠

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上からでも背景はボケてくれます

何だかんだ言って、やっぱり50㎜の明るいF値は助かります。

ただこれも「やっぱり」なんですが、APS-Cセンサーのカメラに着けたら75㎜相当(違和感ある言い回しですが)なんですよね。

なので、50㎜のつもりでファインダー覗くと近すぎるんですよ。

かと言って、中望遠だというには短いという中途半端さ。

70-200㎜の70㎜域はよく使うんですが、50㎜の75㎜換算は何時まで経っても慣れないです。やっぱりガワが50㎜だから目が50㎜って認識しちゃうからなんでしょうかね。

やっぱり30㎜マクロか35㎜F1.8でも買わないといけませんね。

さらには、つい先日ヤフオクSONY純正の16-50㎜F2.8を落とし損ねたのでズームは当分イイやって気持ちになってます。

嗚呼、何かイイ出物は無いもんでしょうかねぇ…

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コンパクトなのもウリです

 

 

 

 

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充電器考察 地味にロングセラー

カメラ用充電器が壊れるとか…

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手前が壊れた充電器です

この前、翌日の撮影に備えてカメラ用電池の充電をしてから寝たんですが、一本の電池が充電されてなくて電池がほぼ空の状態でした。

予備の電池も2本持ってたのでギリギリ間に合いましたが、撮影が長丁場だったら危ないところでした。

なんでかな?と思って、調べてみたら充電器のうち一個がランプつかなくて壊れている様子。電池がアウトになったのかと思ったら充電器だったので良かったのか悪かったのか微妙なところです。

幸いなことに充電器は合計6個あったので、特に不便なくやっていけそうです。

ちなみに壊れた充電器は幸いにも子供がシール貼ったヤツだったんで、すぐに掃けたのが幸いでしたが、壊れるとは思いもしなかったものが壊れて驚きました。

考えたら結構なロングセラー

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新旧見分けがつきません

考えてみたらこの充電器、LC-E6って名前らしいですが、相当なロングセラー。

EOS 5D Mark IIが出た時からなので12年と2ヵ月(2021年2月現在)前です。

干支一巡してますね。

私がEOS 5D Mark IIを買ったのは発売されてから2年ほど経ってたんで、だいたい十年ぐらい。

バッテリーの形式も 初期のLP-E6からLP-E6Nへと変わり、現在ではEOSR6に着いてきたLP-E6NHになってますが、そのどれにも対応するという素晴らしさ。

こと、バッテリーに関しては汎用性の高さは最重要項目。

買い替えや買い増しの際にバッテリーが共用できるかできないかは買うか買わないかの分かれ目ですので共用できるに越したことはありません。

容量云々は新型に付属のバッテリーがクリアすればいい事で、予備として旧来のモノが使えると本当に助かります。

コロコロ専用バッテリーを変える某社にも見習ってほしい所ですね。

充電器の取り扱い

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電池も同じ形なんでありがたいです

その間、色々なところに連れまわした挙句、移動の際も適応に旅行鞄に放り込んで持って行ってたんで壊れるのも仕方ないかな、いや今まで壊れなかったのは運が良かったと考えた方が良いのかもしれません。

なにしろ飛行機やバスの荷物個に布一枚隔てただけのような梱包で持ってくので床や壁にガンガン当たっていたはず。よく持ったもんだと感心しますね。

公共交通機関を使った長距離移動の際に充電器をカメラバックに入れると、タダで再画余裕が無いカメラバックがパンパンになってしまいます。なので、充電器とかの部屋でしか使わない様な機械の入る先は、どうしても着替えとか入ってる方のカバンになってしまうんですよね。

今度からは充電器も緩衝材に包むなどしないといけないかもしれません。

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進〇ゼミの「算数ロボ」が懐かしい…

現在6個あった充電器が5個に減ったぐらいなので、まだ大丈夫ですが壊れ始めるとバタバタ壊れていきそうで怖いです。何より何泊かするような長期出張で壊れるとお仕事できなくなるので怖いですね。

社外品って使えることは使えるんですが、100㌫の信頼を置けないのが難しい所です。

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裏の表記がちょっと違うかな…?

 

 

 

 

 

 

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光の魔術師 NikonF-601

ストロボ内蔵NikonF-601です

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マイファーストカメラのF-601です

私の初一眼レフがNikonのF-601です。

今でこそジャンクコーナーの常連みたいな位置付けに居ますが、そ入れだけ売れたって証左でもあります。

そんなF-601ですが、当時は「アサヒカメラ」などのカメラ雑誌とカタログをそれこそ穴が空くぐらい見て、性能と価格のバランスをチェック。悩みに悩み抜いたうえで買ってもらったのがNikonのF-601でした。

最終的にはデザインが決め手になっており、カメラの形に矢鱈とこだわるのは今と変わりません。困ったもんです。

因みに対抗機種としてはCanonのEOS630とEOS10、NikonのF-801SとF-401S、MINOLTAのα7700iと同8700i等々の中級機的なのを狙ってました。

当時の必要スペック

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当時はストロボが絶対要ると思ってました

当時は露出云々すら知らなかったので、上っ面のスペックがを重要視しました。

つまり、連射性能とシャッタースペック、それにストロボの有無です。

この当時は夜に写真撮るにはストロボが無いとダメやと思ってましたので、ストロボ内蔵は必須。外付けストロボなんて高級アクセサリーを買う余裕なんてありませんでしたので、この時点でEOS630とF-801s 、それにαは候補から外れました。

ストロボ内臓の機種だとEOS10が一番高性能だったんですが、若干高価だったのでもパス。その下はEOS1000でしたがこれは基本性能が結構低い目だったので、スルーとなりました。因みにその間のEOS100はまだ発売されてない時期です。

及第点?

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この部分が重要でした

 予算と性能を吟味して、辿り着いたのがF-601でした。

因みにF-601のスペックは、シャッターレンジが30~1/2000sec・X1/125、巻き上げ秒間2コマ、AF測距点は中央1点、動体予測駆動アリ、ストロボ内蔵ーってところです。

あとは何故かクオーツデート(フィルムに日付を写し込む機能)が必要だと感じて、5000円高いQDタイプにしました。

今考えたら要らん機能に感じますが、なにも付いてない写ルンですみたいなカメラを使ってたんで、多機能に憧れていた面もあります。

まあ、何よりもカメラ左肩の「F-601」って書いてある下に「Quartz Date」ってかいてあるのがカッコよかったってのが決め手でしたね。

なんかカッコよかったんです。困ったもんです。

スピード不足

初めは満足してたんですが、その後バイトしてお金をためてFM2やらF-801sやらを並行して使うようになると、その遅さが気になるようになりました。

学校を卒業して就職し、写真屋の仕事でF4のサブとして使ったら余りにもその時よりも遅く感じて困ったものでした。何よりも仕事だとフィルムの巻き戻し速度(当時は結構重要ポイント)が遅いのが厳しかったです。結局サブには機材庫から借りてきたF3か自前のF-801sを使うことになりました(支給された機材がF4とF2titanだったので…)が、サブですら活躍させられなかったのが残念です。

問題は電池

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この電池が…

遅さはもちろんなんですが、電池が問題でした。

単三電池でもなく、当時一般的だった2CR5でも無いんです。

CR-P2って 言うCR2電池を2つ直列につなげてパッケージングしたもの。

F-601以外で使ってる一眼レフって見たこと無いんですが、どうなんでしょうね?
当時リチウム電池は高くて定価で一本1500円程、安売り店でも1000円は下らなかったんですよね。高いです。

1000円あればTri-Xのプロパックをバラした3本セットが買えるんで、電池代は結構切実でした。10本ほど撮ったら電池が心許なくなってくるので、安心して使えないってのが一番の欠点だったかもしれません。

後の弱点は

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困ったことに爪が折れるんですよね。

前述の通りジャンクコーナーの常連がF-601なんですが、そのジャンクコーナーにあるF-601の半分以上が裏蓋の爪が折れて裏蓋が閉まらなくなってます。

私のも折れてしまって裏蓋が閉まりません。

しかも私の場合は巻き戻し中にいきなり爪が折れてしまいまして、中のフィルムがエライ事になってしまいました。大変な欠陥です。

一度、ジャンクのF-601を買ってきて、ニコイチして治そうかと考えましたが、経年劣化で爪が折れたら嫌なので、未だ実行できてません。

久しぶりに使ってやろうかと思ってたんですが、こういったところが仕事につかえなかった所以なんでしょうね。

遊びで使う分には大丈夫なんでしょうが、一時無理をさせ過ぎたのかもしれません。

形がイイだけに残念な…

 

 

Nikon F-601ケース付き

Nikon F-601ケース付き

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素人リペアの末路 OlimpusOM−10

結局動かなくなったOlimpusのOM−10

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デザイン的にはお手本のようにカッコイイです

新聞屋時代に会社からもらったOLYMPUSのOM−10。

当時会社にはMAMIYAのZEが2台、OLYMPUSのOM−10が2台ありました。

あと、トヨビューの45G(社長の私物)がありましたが、あれはノーカンで…

で、トヨビューを除くそれらは、フィルムの一眼レフなんて今更いらないからーと、全て下賜してもらいました。

MAMIYAのZEはPENTAXのist-Dを買うための贄となって仕事に貢献してもらい、値段があんまりつかなかったOM−10は自分で使うことに。

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斜めから見てもエエ感じ

OM-10は白と黒各一台に28㎜と50㎜が付いていまして、退社後に後輩が遊びに来たときにカメラを見せて経緯を説明したとき、欲しそうな目をされたので50㎜と黒い方をあげてしまいました。

このときウッカリしていてマニュアルアダプターも一緒にあげてしまっていたので、手持ちのOM−10がただの絞り優先AE機に成り下がってしまいました。

このときはOM−1をもっていたので、一台ぐらい減ってもまあ良いかと思ってましたが、なんともバランス悪い構成になりました。

ただ、OM-1ペンタプリズムの内側銀蒸着が酷く剥がれていて、修理しないといけない状態だったんですよね。

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他のカメラではシンクロ接点がある部分にあるのがマニュアルアダプターの接点です

こうなったら、OM-10を贄にしてOM-1を治そうと考えました。

OM-1とOM-10はペンタプリズムが共通らしいので、OM-10を潰してペンタプリズムOM-1に移植しようと考えました。まあ、OM-10はOM-1のダメになったプリズムを載せて「一応使えなくはないけど使わない文鎮」として残そうかなと思ってました。

分解してみて

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素人分解するとカニ目がボロボロになりますね

この時代のカメラは結構内部が煩雑で、ペンタプリズム周りにはリード線やらがゴチャゴチャと這い回ってます。

専用工具もないままに思いつきで分解したもんで結構悲惨な状態になって、プリズムも取り出せないままに悪戦苦闘しながらようやく蓋を閉めることができました。

その後は騙し騙しなら使えたんですが、ある時ミラーが中途半端な位置で止まってしまい、そのまま復旧しないので休眠状態にしました。

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ミラーが完全に降りなくなってしまいました

ちなみに部品共食いを画策したOM-1ですが、ジャンクカメラ一式を売り払ったときに一緒に入れて売りました。

査定は0円でしたけどね。 

blog.kobephotomic.work

 大阪が本店のあのお店は広告で「高価買取」を謳いながらも査定は渋いです。

売ったところで大した値段にならないんで、店には売らないほうが良いのかもしれませんね。勿論持ち込んだものを処分してもらうのは強制じゃないんですが、十数点持って行って査定ゼロだから全部持って帰るとかなかなかできません。

要らないモノをいっぺんに処理するには良いんですけど、0円で引き取ったカメラのうち、マシなモノはジャンクとはいえ1000円とか2000円で売るくせに、持ち込んだ客に交通費程度も出さない根性が私は気に食いませんね。

そう考えたら、ヤフオクとかのほうが売り手も買い手もWinWinでいいです。

皆さん買い叩きには気をつけましょう。

 

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ミラクルマウント MAMIYAのZEマウント

電子接点とレンズマウント

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電子接点です

ヤフオクで落としたMAMIYAのZM。

MAMIYAの35㎜一眼レフの最終機です。 

blog.kobephotomic.work

 

それなりに楽しんでましたが、レンズが一本だけってのは寂しいものです。

ヤフオクとか見てみてもなかなかいいレンズが無いのが残念。

50㎜一本だとレンズ交換しないのであんまり見てませんでしたが、おる日思いついてマウント見てみたら結構な数の電子接点があるんですよね。

電子接点

MAMIYAのZEマウントは当時「ミラクルマウント」ってキャッチフレーズで先進性を謳って発表されたとか。

当時はレンズの絞り込みはレバーによるもので、最小絞りなどのレンズ情報は機械的にカメラへ伝えられていました。

もちろん、焦点距離や合焦した距離等々のレンズ情報をカメラ側へ伝える必要などなくて、単にシャッターボタンを押したときに絞りを絞り込むだけのマウントが多数を占めていました。

将来的にデジタル化することまで見越したのかどうかわはわかりませんが、ZEマウントはそんな状況とは一線を画してカメラと通信する電子接点を多数備えて登場しました。

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カメラ側にも多数の電子接点があります

レンズ側は

カメラ側は6個の電子接点しか見えませんが、レンズ側はなんの準備なのか更に4個の電子接点があります。

見た目には90年代頃のCanonが発売した安物EFズームレンズみたいな形です。

そういえば、その当時はプラスチック化が進んでマウントまでプラスチックになってしまっていて、強度だの質感だので結構批判されたりしましたが、今になって考えてみるとMAMIYAのほうが何年も早くにプラマウント化してましたね。

こういうところも先取りしてたみたいですが、後続が発売されなかったのは残念です。

せめてもう少しシリーズが続いて24㎜F2.8とかがラインナップされていたら面白かったんですが…

 

 

 

 

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CONTAX S2 カメラルネッサンス…

YASHICACONTAX唯一の機械式

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CONTAX唯一の機械式です

写真屋に就職してしばらくすると、

「まともに写るカメラなんて面白くない」

なんてちょっと拗らせてしまってました。

ロシアカメラに傾倒してトドメにLomoのLC-Aなんてのを買ってしまい、本当にマトモに写らなくて大事な場面でシャッター音はするのにシャッターは切れてないと云う、一番イヤな症状を発症してしまい、嫌になってロシア機はやめました。

その後に「やはり欧州諸国製品じゃないと」なんて悪い方向に拗らせてしまいました。

その結果、RolleiのSL35なんてのに手を出して故障に悩まされたんですが、付いていたPlanarが驚くほど良かったので気を良くしていたんですが、RolleiSL35は交換レンズが絶望的に少ないんです。

ここで、「Zeissを使うならヤシコンがちょうどいいんではないか?」と思って139Qを購入。次に信用できる機械式のカメラを買おうと思って購入したのがCONTAXS2です。

スポット測光&機械式フルマニュアル

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驚くほどシンプル

このS2、結構スパルタンな仕様。

機械式シャッターなのでフルマニュアルなのは当然だとしても、測光方式が中央部スプリット部分のみ測光するスポット測光専用機。

これがNikonFE2みたいなアナログ追針式とか、バーグラフが出るような細かい差異の把握できる方式なら良いんですが、LEDでシャッター速度が光ったり点滅したりするようなコスト削減を全面に押し出したような方式なんで、見辛いことこの上ないです。

適正露出近くになると、設定シャッター速度と適正シャッター速度が点灯と点滅を繰り返すうえ、適正値が半絞りの値になると3つの数字が点灯したり点滅したりします。

もう、何が何やらわかりません。

流石にマズいと思ったのか、色違いバージョンのS2bでは一般的な中央部重点測光に改められました。

私はわかりにくいながらも好きでしたけどね。スポット測光

購入経緯

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やはりレンズが…

当時はこのテのカメラって結構高くて、そこそこ気合を入れなきゃならん値段でした。

基本的にRolleiSL35mの代替機って位置づけだったんで、RolleiSL35を下取りに購入したんですが、当時四条烏丸にあった大阪本社のチェーン店に下取りに出そうとしたら、アホみたいに安く買い叩かれたのでヤメにして、今は廃業してしまったムツミ堂さんで下取りに出したらそこそこ適正値で査定してくれたので、売買成立と相成りました。

中古もそんなに安くない上、高価買取とか言いながら査定が低いんですよねナ○ワ。

使用感といえば

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操作系は至ってシンプル

RolleiSL35と比べると使いやすさは雲泥の差。

基本的にNewFM2と同じようなカメラなんで、シャッターダイヤルを回したときの感触とか、シャッター音やシャッターを切ったときのショックは安っぽいの一言。

当時の定価は15万円ほどしたそうなので、とてもFM2の2台分とは思えない質感です。

ただ、防塵防滴処理雨を施してあるそうで、どれぐらい効くのかは未知数なまでも安心感はありました。

あとはちょっと小さすぎるのが難点なんですが、そこは人によりけりなんで評価が分かれるところでしょうね。

チタン製のボディは程よく上質な感じがして好感が持てましたが、貼り革がCONTAX特有の軟いヤツなんで、荒っぽく使うと見窄らしく剥がれるので困ったものでした。

まあ、当時の京セラCONTAXは大事に大事に使うのを前提としてそうなので、これで正解なのかもしれません。

落下とプレビューボタンの不具合

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凹んでしまったプレビューボタン

使っていて暫くしたある日、カメラバックから取り出してみたらプレビューボタンが押し込まれたまま戻ってきません。

どうもプレビューボタンに圧が掛かったまま仕舞い込んでいたのがいけなかったらしく、絞り込み測光専用機になり果ててしまいました。

2~3年そのままで放置していたんですが、やっぱりもう一度使いたくなって今は無き阪神百貨店の修理屋さんへ持って行ったら即日治してくれました。

方法が、オイル馴染ませてペンチ的なもので引っ張るという原始的なもので、こんなに早く治るならもう少し早くに直しに行けばよかったと後悔しました。

やはりフルマニュアルのカメラってのは、機構が単純なのか壊れても直ぐに治るのがイイですね。

以前のようにバンバンフィルムを消費することは無さそうなんで、ゆっくりじっくり使っていってやりたいカメラです。

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革がボロボロになり易いのが残念なところ

 

 

 

 

 

 

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