雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

カメムシ…

この頃矢鱈とカメムシが居ますね

最近矢鱈と姿を見せるカメムシ

今日の現場は山の中の大学なんですが、結構虫がウジャウジャいます。

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なかなか逃げません

窓を開けるとコイツが居ました。

一枚撮ってから脱がしてあげました。

こういう時にパスは寄れるので重宝します。

 

 

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今日の夕焼け…

毎度の神戸港です

機能は夜景撮らにゃイカンかったのですが、今日は夕方までに島に帰れました。

で、島に繋がる橋の上から西の方を眺めたら結構奇麗に夕焼けしてたので、チョット寄り道して撮ってみました。

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ちょっと前にできたコインパーキングからの眺望です

まあ、島からの夕焼けなんて飽きるほど見てるんですが、今日は結構イイ感じ。

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少し遅かったかのかもしれません

エエ感じに夕焼けではあったんですが、車から見えたほうがキレイに感じたので、少し遅かったのかもしれません。

アッと思た時に撮らないとダメですね。

まだまだ暑いのですが、だんだん陽が落ちるのが早くなります。

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南の方は真っ暗でした

 

 

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なんか思ったよりも良い感じのYONGNUO50㎜

適当な条件で撮り比べてみました

先日、3000円足らずというアホみたいに安い値段で落札したYONGNUOの50㎜F1.8。

blog.kobephotomic.workこのレンズはご存知の通り、昔「撒き餌」レンズとして一世を風靡したCanonのEF50㎜F1.8Ⅱのフルコピー品です。

仕上げとかモーターとかが思ったよりもブラッシュアップされてるような気がしたので、仕事に持ち出して遊んでみました。

お役所系のお仕事で夜景を撮ることになったんで、YONGNUOも一緒にカバンへ忍ばせて撮影に行きます。

勿論、50㎜がコレだけだと具合悪いので、F1.8のSTMも同梱。失敗したりExif見られて遊んでるのバレたりしたらダメですからね。

現場は保久良神社ってそこそこな山の上に建つ神社で、最悪なことに車で行けません。

なので麓から暗い山道を登っていく訳ですが、YONGNUOの50㎜は本家と同様に激軽なんで、一本増えたところで苦になりません。

そこはありがたかったでです。

試し撮り1

ちょっと夜景には速い時間に着いたので、軽くロケハンした後はお遊びタイム。

お誂え向きに十二支の石像があったんで、三脚に固定しつつレンズを変えて試し撮りしてみました。

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EF50㎜F1.8STM

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YONGNUO50㎜F1.8

多少周辺光量が落ちる以外は別段不満の無い写り。

予想してたとはいえ、此処迄普通に写ると微妙な気持ちです。

コピー元が優秀だったためか、普通に優等生な描写が楽しめました。

試し撮り②

陽もドップリ暮れて、ミッションコンプリートしたんで片付ける前に試し撮りその2。

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EF50㎜F1.8STM

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YONGNUO50㎜F1.8

下手したらSTMよりも光の滲みとかはYONGNUOの方が優秀ですね。

想像していたよりも3倍ほどいいレンズだったので、大レンズって事で終わらせたいんですが、コピー品なんで大っぴらに褒められないのが残念なところ。

次は新型のYONGNUOレンズも入手して試してみたいなって衝動に駆られてます。

因みにこの後、撮影帰りの夜道でイノシシに遭遇したんですが、突然のことにビビってしまって撮るの忘れてました。

夜道にいきなり獣が出て来るってのはビックリします。

この時期はイノシシが多いみたいなんで、皆様お気を付けください。

 

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蝉が…いない

今更何言ってんだって感じですが

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写真は一月前に息子が見つけた矢鱈小さい蝉。

気付いたら蝉がいなくなってるんですよね。

仕事とかでは未だに汗ダラダラ掻くんですが、朝夕は涼しくなってきていて気づいたら虫の声が忙しないのから切ないのに変わってました。

もう10月って早いなぁ…

 

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ZENIT122続き なかなかの曲者です

1990年代にコレって…ソビエト色々スゴイです

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なかなか癖の強いZENIT122です

先日入手したZENIT122。

blog.kobephotomic.work

なかなか個性的なヤツで、オート関連の機能は皆無。シャッター速度はB.1/30~1/500secと恐ろしく低性能。サンキュッパで有名(?)なRicohのXR500よりも劣る性能ってのがステキです。

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シャッターはスローガバナー素っ飛ばすためかBと1/30~1/500sec

共産圏ってこういったのが10年単位で生き残れるから凄いなって思いますね。

ただ、FEDやZorkiみたいに単純なので故障し難いーというより故障するところが少ないので何となく壊れないでいるんじゃないかと邪推します 。

複雑な旧CONTAXをコピーしたKIEVは壊れない個体が無いことで有名ですし、同じく旧東ドイツ系PENTACON6のコピーと思しきKIEV60やらHASSELBLADコピーのKIEV88やらも普通に使える個体を探すことが難しいので有名です。

多分ソ連の限界ってこZENIT122ぐらいだったんでしょうね。性根は第二次世界大戦中のB-29を被弾痕までコピーしたTu-4を作ってた頃と変わらんのでしょう。多分。

とすると、T-34/76みたいなオリジナリティあふれるものがZTNIT122ってところなんでしょうかね?たしかにイッパイ作れそうです。それはそれで…

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アタマデッカチなデザインが好ましいです

話は戻って…

このZENIT122、生産・販売は1990年代まで続けられたそうですが、開発は1970年代なんだとか。

まあ、そりゃそうだろうなってうなずける箇所がチラホラあります。

シャッタースペックとマウントは前述の通りなんですが、ISO感度のレンジがISO50~400+1/2相当まで。

って言うか、200と400の間が一つしかないって何やねんって思いますが、謎の適当な区切りがソ連機らしいです。まあ、露出計の精度もアバウトっぽいんで必要十分ってところなんでしょうね。まあ冷戦時に東側諸国内でKodachrome64とかPLUS-X Panなんて使う人はいなかったでしょうから、要らん機能って言えば要らん機能なんでしょう。1/3刻みにすることがそれほど手間とは思えないんですけどね。

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非常に狭いレンジのISO感度ダイヤル

あと、フィルムカウンターが裏蓋を開けても戻らなかったんで、初めは故障かと思ったんですが、シャッターボタン上にある謎のスイッチを押したらカウンターがリセットされました。

要らないところが凝ってます。

どう考えてもそんなスイッチ付けるより裏蓋開けた時にリセットされる方が親切だと思うんですが、彼の国の人たちの考えは時折想像の向こう側へ行ってしまいます。

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初見殺しのスイッチ類。多分ブレるけど「T」もできます

謎の凝った機能

意味の分からない点で言えば、セルフタイマーも結構謎な動きをします。

一見、何のために着いているのかわからないダイヤルを回すと「ジィ~」とゼンマイを蒔く音がします。

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セルフタイマー巻き上げダイヤル

で、ボディ右手側のボタンを押すとセルフタイマーが作動してボタン下の枠の中にある緑色が赤色に変わったらシャッターが切れます。

別に普通のレバーで良くないか?なんて野暮なことを思いますが、今になってみてみるとちょっと楽しい遊び心あるセルフタイマーです。

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妙に凝ってるセルフタイマー

あと、凝ってるところで言うと、フィルムの巻き上げを小刻み巻き上げで出来ます。

横走りの布幕なんていう、1970年代でも絶滅寸前だったと思えるシャッター幕なんで、小刻み巻き上げが可能なんですが、ZENIT122は巻き上げ角が大きいのもあって、小刻み巻き上げできるのは重宝します。

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シャッター幕は布幕横走り

極寒の国なんで、真冬の気温はバナナで釘が打てたりしそうな温度まで下がると聞きます。そういったところではいろんなものが凍り付くので、拙速にワンアクションでフィルムを巻き上げたらカメラの中で凍り付いたフィルムが千切れたりすることも考えられるので、敢えてこの方式を遺したのかなんて想像します。

そう考えたら旧来然としたモノがそのまま残っているのも頷けますね。

まあ、良い方に考えすぎなのかもしれませんが…

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小刻み巻き上げ出来るのは良いんですが…

因みにこの個体は

ちなみに今回落とした個体は巻き上げレバーのプラスチック製指当てが付いていない状態でした。極寒の中酷使されて割れたのか、はたまた多湿なこの国の風土に負けて劣化したのかわかりませんが、金属製のレバーが剥き出しです。

気になるのはその形状。

何故か先端の部分が鋭利に尖ってるんですよね。ちょうど目に当たりそうなぐらい。

ここら辺は丸みを帯びさせるべきだと思いますが、他に用途でもあるんでしょうかね。

使うときちょっと怖いんで、指当てをDIYせにゃなりません。

露出計用の電池が入る部分も何回まわしても開きませんし、なかなかの難物です。

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一円玉がダメージ受けるほど硬くて回し辛いです

でも、ソ連製で曲がりなりにもきちんと動くってのは奇跡なのかもしれませんから、騙し騙しで使っていこうかなと思ったりしています。

ソ連機って機能やら精度なんかはアレですが、結構楽しいです。

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後ろ姿に哀愁が

 

 

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YONGNUO YN50㎜F1.8  撒き餌のフルコピーレンズ

何よりもメーカー名が難読過ぎて…

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何処からどう見てもあのレンズです

所謂「撒き餌」レンズとして有名だったCANONのEF50㎜F1.8Ⅱ。

私自身も3本ほど使い潰してきましたが、数年前に3本目のEF50㎜F1.8Ⅱを落下事故で大破させてしまった後、CPSで亡骸を下取りに出してCanon純正のEF50㎜F1.8STMに乗り換えたんですが、前のEF50㎜F1.8Ⅱに大きな不満があった訳ではありませんでした。

blog.kobephotomic.work

強いて言うなら安っぽい外観とヘタレな円弧モータ駆動がイマイチでしたが、描写なんかはそこそこ満足していた記憶があります。

お値段考えたら本当にすごく良いレンズでした。

良いものはコピーされる運命

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形状もそっくりさんなんで違和感ゼロです

工業化ってのはその前半は模倣が主なお仕事です。

中国なんかは急速に工業化したので、技術移転でPENTAXのK1000ってカメラをマルっとコピーした「PENTAREX」なんてニセウルトラマンみたいなノリのコピー商品を作ったりしてましたが、いまでは独自開発で色々と魅力的な製品を世に送り出すほどになりました。

でも、その過程で前述した偽K1000みたいなネタ商品が生まれたりするわけですが、中には本物を騙った羊頭狗肉な偽商品なんてのも数多く生まれたりしました。

で、その中間というか限りなく黒に近いグレーな製品が今回手に入れたYN50㎜f1.8という訳です。

誰が見ても「撒き餌」レンズ

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マウント面のプラップラな感じもソックリ

そんなわけで、コピーを隠そうともしないYN50㎜f1.8ですが、Amazonで見るとコピー品なのに思ってたよりもちょっとお高い。

本家本元よりは若干安いんですが、それでも偽物買うのに本物に近いお金を出すのは何とも釈然としません。

まあ、本家が安すぎるってお話ではあるんですが、こうなるとお値段云々よりも価格差が気になります。

35㎜みたいにちょっとオリジナリティーを発揮したヤツなら…って思うんですが、マルっとコピーしたヤツに本家の8掛けなプライスは高すぎると思うんです。

で、余りに遊びが過ぎると思って諦めてはいたんですが、ヤフオクで新品同様のYN50㎜1.8を本家の3掛け程度で見つけたので、財布の紐を興味がぶち切って購入することになりました。

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結構お安く手に入れることができたYN50㎜F1.8。
一昔前のNikonみたいな箱に入ってます。

本家に勝る高級感

届いたYN50㎜F1.8を見てみると、本物の撒き餌レンズより若干グレードアップされていることがわかりました。

初めに目につくのがフォーカスリングに巻かれたゴムローレット。

EF50㎜F1.8Ⅱでは剥き出しのプラスチックだった部分が、ゴムのローレット巻かれて使い勝手が若干良くなっています。

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なんて読むのかわからない「YONGNUO」

あと、安っぽいモーターの音も本家本元よりも若干良いのを使っているようで、駆動音は少し静かで動きも滑らかになています。

基本性能は変わらず、F値は1.8で最短撮影距離は0.45m。

コレと言って突出したメリットはありませんが、まあまあ不満の無いスペックです。

コピー元のEF50㎜f1.8Ⅱが手元に無いので比べられないのが残念ですが、結構優秀そうな雰囲気を醸し出しているのでどんな写りするのか楽しみです。

あと、このレンズにはスペックアップしたTypeⅡが存在するので、コイツも近いうちに手に入れてみたいと目論んでます。

まあ、いつになるかわかりませんが…

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まあ、今のところ気に入ってます

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ZENIZT122 ロシア機らしいロシア機

恐ロシく簡略化された一眼レフ

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曲がりなりにも使えるZENITってこの辺りからですよね

昔から安くて面白そうと思いながらも、何かが邪魔して手に入れる機会がなかったZENIT。

確かに故障リスクとかドイツコピーの欠片も感じられないチープさとか、そのくせお値段は他のロシア機と変わらない割高感とか、色々と食指が伸びない原因はありました。

ヤフオクでも「2000円程度かな?」なんて思いながら入札しても、結局終値が5000円を超えるなんてこともザラで、モノの価値に見合わないプライスが付くことが多かったんですよね。

結局のところ、オモチャみたいな機能と面白そうなレンズの二つが揃うから思ったよりも高値くなる訳でして、ZENITのボディ単体なら価値なんてほとんど無いようなもんみたいです。

ってな訳で、この度ついつい落札してしまいました。

お値段は3000円弱と少し予算を上回りましたが、とりあえずどんなものか触ってみたい興味の方が勝ってしまったので良しとします。

先ずはご報告まで…

 

 

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