雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

ルンバみたいなヤツ

時代が進んでるなぁ…

久々に関西国際空港に行ったんですが、コロナ禍の影響で色々大きく変わっていて浦島太郎状態でした。

因みに乗るのは国内線。そろそろ海外行きたいなぁ…

変わった点としてはマクドナルドは健在なんですが、すき屋が入っていた食堂街も全面改装中で軽く食べるときの選択肢が少なめで困ります。

といっても、私なんかは一人だと飯は何でも良いのタイプ。お金がもったいないのでコンビニでPBのカップ麺を啜るのが関の山なので、実害はないです。ただ寂しいなと思うぐらい。

またマクドナルドの向かいにあった本屋さんは「ココカラファイン」に変わっていて、何かこう紙媒体の衰退感が凄く寂しい気になりましたね。

で、時間あったんで空港第一ターミナルを出て南海電車とJRが共同で入ってる関西空港駅をブラついてたら、謎の機械がうろうろしてました。

謎の機械です

よく見たら「SECOM」の文字。

どうやら巡回警備ロボットのようです。

警備ロボットって何だか近未来。

成程、カメラで動きながら監視してるのかーと感心していたら、電池が切れたのかカート置き場のようなところにバックで入って行って充電しだしました。

充電スペースみたいです

何だかデッカイ「ルンバ」みたいな仕草です。

間違ってカートを置かれたら電池切れたりするのかな?ーとか想像しながら見てたんですが、ヤツはカートなくても充電に手間取ってました。

人間味の強いヤツです。

見回りonlyだと非効率なんで、ついでに掃除機内蔵したら一石二鳥なんですけどね。

何だか人の仕事がドンドン奪われてる感があってチョット怖くもなりますね。

 

 

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Kewpie改

おどろおどろしい…

目を惹くなぁ…

沖縄ひめゆりの塔近くのドライブインで見つけたキューピー人形にでっかいヤツ。

南国の強い日差しや台風の大風にやられて何とも痛々しい姿です。

可愛さを求めたであろう風体が余計に怖いです。

知らずに夜見たら腰抜かしそうな雰囲気。

なぜこんなところにと思ったら、近くにもう二体いました。

コイツ等はコイツラで怖い

元々は露天係止されてたのか、こっちの方が傷みは激しい目。

顔の周りなんかボロボロです。

コイツは兎も角

コッチは塗料がかなり剥がれてます

やっぱり沖縄の陽射しはキツいんだなあと再確認した次第です。

それにしても何が目的で…

 

 

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元砲弾

ホンマモンでしょうか?

久々に沖縄へ来てるんですが、ガマってやつを見に行きました。

このガマってのは色々なところにあるみたいなんですが、沖縄戦のときの悲惨な歴史が刻まれてたりします。

私が見に行ったガマは砲兵隊が屯たようで、慰霊碑の近くに錆びて折れてしまった砲弾がおいてありました。

何時頃朽ちたんでしょうね

半世紀以上前の戦争で使われたであろう砲弾が朽ちて自然に帰りつつあって、傍らには半が咲いている光景ってのが何となく心に残りました。

私は祖父が沖縄戦帰りだったので子供の頃から色々と話しを聞いて育ったんですが、戦跡ってのは何時来ても心が痛みますね。

色々意見はあるかと思いますが、武器弾薬が実際に使われない時代ってのは、やはり素晴らしいんじゃ無いかと思います。

ただ、砲弾の中身はどこに行ったんだろうとか、変なところにも気が向いてしまいますが…

 

 

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黒いカラスよオマエは…

フルーツフラワーパークの帰り、駐車場前の電柱にカラスが止まってました。

意外と精悍なフォルムです

カラスとの距離もけっこう近かったんで、遊び用に持っていたNikonD60+18-70㎜でもソコソコ届きそうな気がしました。

以前からカラスって結構好ましい姿形していると思ってたんですが、周りの人にそれを言ってもどうも賛同してもらえません。

鳴き声が不吉とか黒くて気味が悪いとか言われますが、よく見たらデッカイ九官鳥みたいなもんです。

喋らんけど…

黒って露出難しいですよね

写真に撮ってみると思ったよりも真っ黒になるので、D60の内蔵ストロボ光らせたりしてみたんですが、黒一色ってのはなかなかに奥が深いです。

フィルム時代だったら失敗量産してしまいそう。

何よりも、観光客がソコソコいる道の駅でカラス撮ってるオッサンってのはどうも絵的に違和感ですね。

心なしか遠巻きに見られてるような気がしました。

飛んだところ…イマイチ

そうこうしている内にカラスの方が飽きたのか、飛んで行ってしまいました。

飛び立つ姿も中途半端にしか撮れなかったのが悔やまれます。

仕事用のカメラで撮りゃ良かったかな…

 

コンパル 大型カラス

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何も足さない…何も引かない…

MINOLTAα3700i

可愛いデザインです

またもやジャンク。

今度はMINOLTAのα3700iです。

この時代のカメラって丁度初めてのカメラを買うためにそれこそ穴が空くぐらいにカタログやカメラ誌を読み漁って頃なので、非常に思い入れがあったりします。

α3700iは、所謂α第二世代って世代のエントリー機。

ライバルはCanonのEOS700またはEOS1000なので非常に分が悪いです。

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blog.kobephotomic.work多分開発したころはEOS750とかの時代だったので良かったんでしょうが、傍目には勝負にならないんじゃないかって思えました。

まあ、このテのカメラって購買層はどちらかというと露出制御なんてわかる必要性を感じない層だと思うので商売的にはそれほど劣勢でなかったのかもしれませんが…

何も付いて無い

ホンマにスッキリしてます

当時のMINOLTAはαショックから調子付いてα第二世代、α7700を筆頭とした全自動イケイケな頃。さらにバブルも重なってすごい勢いでした。

旗艦モデルのα7700iはフルモードでシュッとした操作感が特徴でしたが、何種類もラインナップするなら下位モデルとの差別化ってのが必要ですよね。

で、一番安い価格付けされたα3700iは本当になにも付いて無い簡素なカメラとして発売されました。

モードもプログラムとハイスピードプログラムだけ。他のAEモードやマニュアル露出、バルブなんてのも付いてませんし、露出補正もISO感度設定も無し。下手したらコンパクトカメラの方が色々弄れるんじゃないかってぐらいに簡略化されてます。

操作はメインスイッチとプログラム/ハイスピードプログラムの切り替えボタン、セルフタイマーのON/OFFボタン、跡はあAF/MF切り替えレバーの4つに加えて底面にフィルムの途中巻き戻しボタン(シャーペンとかで押すタイプ)があるぐらいです。

操作系は単純明快です

操作するところが無いので操作を間違えようもないという非常に思い切ったカメラになってます。

弄ってもこれぐらい。セルフタイマーの誤作動ぐらいしかミスはなさそうです

此処迄なにも付いて無いと清々しいですね。

同じMINOLTAのAPEX105の方が色々できそうです。

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ただ、レスポンスなんかは非常に良くて流石一眼レフって感じはします。

見たものを素早く撮るなら(フィルム時代なら)一眼レフが一番ですからね。

シャレで買ったものの、割り切りが意外と良くて若干戸惑ってます。酷評するところが無いというか何というか…

何も考えずにシャッターが切れるってのはある意味素晴らしい事なんだなぁと、改めて思った次第です。

いつも思うことですが、これでフィルムが安かったら…なんですよね。

ああ、500円ぐらいでモノクロフィルム売ってないかなぁ…

そういえばQuartzDateもついてました。本体よりもこっちの方が操作は煩雑



 

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カッコ悪いと評判だったヤツ

PENTAX Program A

今見たらそうカッコ悪くない気も…

またもや「やっちゃった」ってヤツです。

ヤフオクに100円スタートで出品されていたカメラに対して、適当に300円ぐらいで入札したら200円で落札してしまいました。

前もこんなことがあった気が…

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値段は倍になってますが、基本的には同じ流れです。

この世代のPENTAXってあんまり人気無いんでしょうかね?ME系統よりもSuperAとかのほうが生きてる確率は高いと思うんですが、やっぱりデザインの好みでしょうか?

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それにしても要らん買い物したなぁ…って気はしますが、色々と触ってみたいカメラでもあったので良しとします。送料800円ほどかかっちゃったけど…

ちょっと厳つい感じの見た目です

カッコ悪いカメラと言われてたような…

昔のカメラ誌にデザインが醜悪だと酷評されていた気がするPENTAX Program A。

確か銀と黒の二色がラインナップされていたような気がしますが、私が手に入れたのは銀色の方。何故かPENTAXって書いてある辺りだけ材質が違ってグレーっぽい色合いが何となくアンバランスです。上級機のSuperAと比べたら野暮ったさが目立ちますね。

機能的にはSuperAがプログラムAE/シャッター優先AE/絞り優先AE/マニュアルーの各モード+αの「6モードAE」なんてのを備えた所謂マルチモード機だったのに対して、プログラムAE絞り優先AE、そしてマニュアルと少し簡素化されています。でもまあ、シャッター優先が無くなったのと+αのオマケ機能的なのが無くなったぐらいでそれほど不便は感じない筈。当時は実質お買い得だった気がします。
ただ、そう旨い話ばっかりじゃない点もありましてSuperAの特長だった軍艦部上部にあったシャッター速度を表す液晶がオミットされてます。コストダウンのためとはいえSuperAですごく良い点だっただけに残念です。まあこれぐらいの差別化は必要なのかもしれませんが、何となくSuperAの廉価版ってよりMESuperの上位機種って感じです。

SuperAであった液晶が無くなっちゃってるんですよね

驚いたことに完動品

あまり期待してなかったんですが、届いたProgram Aは少し汚れてたものの完動品。

初めにシャッターボタンを押してみたところウンともスンとも言わず、ああやっぱり200円か…なんて思ってました。無駄な足搔きと思いつつも電池を入れ替えてみたんですが無反応。この時代の電子化されたカメラって生きてるのか死んでるのかわからないんですよね。

ああ、ダメだったかと思いつつ能々電池蓋を見てみたら「-」の表記。

電池の+-が逆だったってオチです

ひょっとして+-間違ったかと思ってLR44電池を逆向きに入れてみたら普通に動き出しました。ボタン電池って表裏がわかり難くて困りますね。

液晶表示もセルフタイマーのLEDもちゃんと表示され、シャッターも各速度で問題なく動いているような感覚。こうなると俄然愛着が湧いてきます。

アルコールで拭いても汚れが完全に落ちないのがなんとも…

ファインダーも見易くて操作も単純明快。基本的な機能は備わってるのでフィルムを通したくなってきます。高いですけどね…

ただ、兄貴分のSuperAが突然死したこともあって、フィルムを勿体ぶってなかなか使わないようなこの状況下では信頼性がそれほど高くないカメラにフィルムを通すのって躊躇われます。

blog.kobephotomic.work安いフィルムが手に入れば良いんですが、この前カメラ屋でモノクロフィルムを物色してたらKODAKのTri-Xが2500円程で売ってました。カメラの十倍以上するモノクロフィルムって…スゴイ時代になったもんです。

 

 

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やればできる子

GODOXのシュー交換顛末です

今度こそ交換してみせます

以前、GODOXのTT685CのシューをV-1用のモノと交換しようと目論んでいたんですが、上手くいかずに部品が宙に浮いた状態になってました。

blog.kobephotomic.work

blog.kobephotomic.work中のフレキ基盤を繋ぐ部分が合わなかったってのが原因だったので、どうしようもなくてコレはV-1買って予備部品化しなくちゃいけないかなと思ってたんですが、先日手に入れたV860Ⅱcのシュー部分に不具合が起きたことから、再びシュー交換の野望が再燃しました。

blog.kobephotomic.workV860Ⅱcの不具合ってのは、何故かシュー基部と本体とをつなぐ部分のネジが2本抜け落ちてしまってまして、気づけばいつの間にかグラグラで不安な状態に…

外します

なので、残る二本を取外してシューをV-1用のモノに交換し、足りんネジはTT685からハイエナしてくるという場当たり的な修理と改良を実施しました。

基部を外すと白いフレキが見えるので、本体と繋がっているその先端部をピンセットで丁寧に抜きます。間違っても基部を押し上げて取ろうと思ってはいけません。多分壊れます。

この先っぽを抜きます

普通に引っ張ったら抜けるので、慎重にに抜きます。

抜いたらこんな感じ

で、V-1用にも同じ形のフレキがあるので、今度もピンセットを使って差し込んでやれば8割方は完成。簡単なもんです。

ねじを締めて

テープで誤魔化したら完成です

で、ねじを締めて完了…と思ったら基部の形が違うので、ねじを締めても接合部がちょっと浮いたような不安な状態になってしまいます。

どうもV860ⅡCとは型の違うV-1用製品なので、下部の形が微妙に異なるようです。

ネジはシッカリ締まるので落ちたりとかはしなさそうなんですが、雨とかに濡れたらアウトなので一応、パーマセルの代わりに使ってるマスキングテープで穴埋めして誤魔化しておきます。

テストしてみても解像前と同じように使えますし、何よりも装着がレバー式っぽくできるので現場での使い勝手も向上しました。

それにしてもこんな適当な改造が出来るのが如何にも中国製品って感じですよね。

裕福で無い者の味方です。

問題はネジが二本無くなったままなので、どこかで調達してこないといけません。

ホームセンターで売ってるかなぁ…

やっと使えました

 

 

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