S-100の後釜として
前回、s-100について書きましたが、既に後釜はおりまして、去年の旅行用にPanasonicのLX100を導入しました。
どっちも形式が「100」ですね。100式です…
値段的にはCANONのG1Xmk2と迷ったんですが、ビューファインダーの有無(別付けだと何だか割高に感じますよね)とシャッターダイヤルや絞りリング、露出補正ダイヤルなどのわかりやすいインターフェイスが決め手でしたね。地味に4K動画が撮れるってのも惹かれたポイント。初のパナ機なんで少し身構えましたが、それほど癖も無くエエ感じにまとまったコンパクトデジタルカメラです。
購入動機(対妻的な要素)
勿論、仕事でバリバリ使うものでもないので、買うに当たっては何らかの動機づけが必要でした。此処が妻子持ちの辛いところ。
ちょうど去年は今のように景気も悪くなかったのと、3年に1度の家族旅行Yearだったのとで前々から泰国へ旅行に行くのが決まってました。
なので、それに託けて買ってしまおうという算段です。
これは上手いこと行きましたが付帯条件として、娘&息子の修学旅行用にも流用できることーてのがつきました。
まあ、これは別に構わないのですがこの条件が付いたことにより大柄なG1Xmk2は完全に候補から外れました。自分が使う分にはエエんですけどね。デカいらしいです。
LX100
実は発売当初から気になって仕方ない機種だったんですよね。LX100。
フォーサーズのセンサーと、前述のように独立したシャッター・絞り・露出補正の各ダイヤル。加えてファインダーが付いているので操作性に関しては不満無し。
レンズは10.9~34㎜(35㎜版で24~75㎜相当)F1.7~2.8と、テレ側が短いのが気になりますが、その辺りは割り切りが必要ですよね。望遠が足りない分は昔の人が言うように「足で稼げ」ば良い訳です。広角端が24mmな方が嬉しいですしね。
大きさ的には同社のミラーレスGM5と同じような感じで、この機種とも値段・性能ともに近くて迷ったんですが、操作性とGM5のキットレンズが大変ショボかったのでLX100に軍配が上がりました。後で後悔しましたけどね。
因みに買ったときに後継機の2型が出てたので中古で買ったんですが、このテのカメラは使いまくったものと買ったけどほとんど使ってないものとで大きく分かれるところ。
幸いにも良いタマだったみたいで、今まで無事に動いております。
使用感等々
思ったよりもボケるのが第一印象ですね。
フォーサーズはボケないって思い込みがありましたが、いやいや結構使えます。
コンデジのAFが信用できなくても、ちゃんとマニュアルフォーカスができますし、フォーカスピーキングもあるので結構正確にピント合わせが出来ます。この辺りは独立ファインダーの恩恵も大きいですね。下手な一眼レフよりピント合わせられます。
さらには、丁度よい大きさですので、肩から掛けていても邪魔になりにくくてチャンスに強いです。汎用性って意味では大変優秀です。
泰旅行ではとても活躍して、一眼レフの出番を減らしてくれました。
短所
困ったことに、大型センサーを使用しながらもレンズ交換ができない機種特有の持病があります。センサーゴミ問題です。
レンズ交換式ならブロワーで吹いたりペタペタ(正式名称なんでしたっけ?)で取ったりできますが、レンズ変えられないとセンサーが拝めないので取りようがありません。
例に漏れず、当該機種もセンサーにゴミ乗ってしまって青空や壁が大きく写ると盛大にゴミが乗っかってしまいます。
GM5にしとけばよかったと思っても後の祭り。
今は絞り開放気味でしか撮らないようにして問題から逃げてます。元々、ボケるのもウリでしたからね。
でも、絞って撮ってしまった時の後処理が面倒で仕方ないです。
どなたか、入院以外の対処法をご存知でしたらご教示ください…
ストロボ980円
いつも行くハードオフで、いつものようにハイエナ的なジャンク漁りをしているとどうもLX100専用ストロボのようなモノを掘り出しました。
背面には何やら「Leica CF-D」とあります。
どうも此奴はLX100のOEM機、 D-LUX (Typ 109)専用のストロボのようですが、銘が違うだけで中身は同じ。トヨタ・ライズとダイハツ・ロッキーみたいなモノなんで、アクセサリーも共用できます。
逆よりはエエかと思って、鹵獲してLX100に使ってみたらエエ感じにフル装備。
これで娘の修学旅行にもバッチリと思ったら、この度のコロナ禍の影響を受けて修学旅行無期延期のお知らせが⁉
早くコロナ禍が収まって、世界が元に戻って欲しいですね…