夏休みなんで
須磨水族園へ行ってきました。
神戸市民の大反対を押し切って、大改修&大規模改悪を実施するために近々リニューアル工事のために閉園するというので、懐かしい雰囲気の残っているうちに行かねばイカンと焦って下の子を連れて行きました。
世間は夏休みに入ったばかりなので、まだ動き出していないのか結構空いていてイイ感じの込み具合。
息子02的には「低年齢その子供ばかりで何だか気恥ずかしい」ようなことを言ってましたが、内心は楽しかったみたいです。ペンギンのぬいぐるみ買ってましたしね…
因みに改悪ってのは…
神戸市民の小中学生や幼稚園児たちは無料で入れるのがウリの幼稚園や水族館ですが、今年でいったん閉めて周辺施設を含めて大規模なリニューアルするそうです。
で、無駄に豪華な設備とバカ高い入場料で戻ってくるそうですが、市民だろうとなかろうと小中学生幼稚園児は1800円・大人は3100円となって、家族で行ったら一万円越えのちょっとした行楽行事になってしまいます。
まさかの海遊館越えの値段設定に神戸市民は戸惑いを隠せません。
いつも通りと思ったら
新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、窓口の混雑緩和を図るべく、予約なしでは入場お断りとなっているようで、チケットの事前購入が必要でした。
気付いてよかった…
ただ、予約以外お断りってのは混雑具合によるようです。
昨日も前の親子連れが予約なしで来ていたみたいでしたが、係員に説明を受けて後ろから見ていてもわかるぐらいに吃驚してましたが、運良く行った時間は空いていたみたいなんで窓口でチケット買って入場してました。
窓口でチケット買えるなら、紙チケットの方が記念に残って良かったなーなんて思いましたが、もしダメなら色々面倒なんで閉園までは予約するしかなさそうです。
普通の水族館
オープン当初は水族園?
なんて名称も話題になりましたが全国の水族館が付加価値を上げまくった現在では、当時の華々しさも霞んで見えます。
でも、大体のツボを押さえた展示内容は低年齢層には十分で、幼稚園や小学校の遠足では定番スポットでした。
こうして書き出してみると、儲からないことがわかってしまいますね…
でもまあ、市営にしては遊び心のある作りですし、古の「株式会社神戸市」的な良さみたいなのを感じることができます。
正直、あれぐらいの内容なら十分なんやけどなぁ…って思うんですけどね。
大人のデートとかなら海遊館行けばいいんですよ。
謎テイストが魅力
洗練されてない施設の魅力は昭和な謎テイストだと思ってます。
御多分に漏れず、須磨水族園も入り口前からヘンテコなオブジェがあって楽しませてくれます。シュッとしたとこではできない芸当。他府県民の私からしたら「こんなん置くの!?」って感じで吃驚しました。
園内は昭和感漂う立体モノが多くて、特に付属のミニ遊園地なんかは違う意味で楽しませてくれます。
中でも、メリーゴーランドは2/5が普段通りの馬や馬車、3/5は海の生き物で構成されてます。馬や馬車の方が違和感があって、尚且つ取って付けたようにアシカやイルカが上下に動きながら回るので違和感が凄いんですが、小さい子供は順応性が高いようで怖がりもせずに楽しんでいる姿が印象的でした。
基本は抑えてます
変なところばかりに目が行ってますが、水族館の基本的なところはちゃんと抑えてます。
サメもペンギンもクラゲも居るので、半日程度なら十分に過ごせるところです。夏場は涼しけりゃ何処でもいいやーって感じもしますけど、鰯やら穴子、蟹なんかの食べ物系も充実してるので、お腹空いてきます。
あと、最近定番となってきているふれあいコーナーもあるので、ヒトデとか触りたい人にも対応してます。子供は大喜びですが親は触りたくないのに触らされるので、結構微妙です。
定番つながりでは、スマスイにもアマゾン館って建物内に水中トンネルがあるんですが、コロナの関係で密を避けるべく現在閉鎖されています。
水中トンネル目当てで行く方はご注意ください。
イルカショー
水族館と言えばイルカショーですよね?
須磨水族園でもイルカショーは人気の高いイベントで、普段は毎回満員になっていたのですが、コロナ対策としてさん蜜回避の為に半数の席数で開催してました。
ちょっと寂しいです。
でもまあ、何回も見てるはずなのに毎回楽しませてくれるのは、偏に飼育員さんたちの努力の賜物なんだろうなあ。シャチのショーなんかしなくてもこれで十分なんですが、派手にやらないといけなんでしょうね。
今年度中はこのまま営業するみたいなんで、あと何回か足を運んで子供たちの記憶に残してやりたいと思います。