手元にある唯一のNikonFマウントデジカメ
そういえば、昔はNikon使ってたんですよね。
フィルム時代の話ですが…
で、デジタル化が進んで、Canonと京セラCONTAXからフルサイズのデジタル一眼レフってのが(アホみたいに高値かったんですが)出始めたのに、Nikonは何時まで経ってもAPS-Cのハイエンド機なんて出すもんだから嫌気がさしてCanonに鞍替えしたんですよね。
そんな時代のハイエンド機ってのがD-1はじめとするD-1シリーズです。
高速連射型のD1Hと高画素版(と言っても530万画素)D1Xが出ましたが、その元となるのがD1です。結構古いです。
元々は
売れるような高級レンズは手元にないのですが、売っても二束三文みたいな安いレンズは手元にあったりします。
35㎜f2とか、105㎜f2.5、200㎜f4なんかは好きなレンズでしたが、売ってもカスみたいな値段でしか買ってくれないので手元にあるんです。
だんだんとそのレンズを使いたい欲求が高まってきて、
「Nikonのデジイチ欲しいよぉ~」
って感情が高ぶってきたときに、当時アシで入らせていただいていた事務所の掃除をしていると、奥からNikonのD1が出てきました。
「長らく使ってないし、良かったら使う?」
なんて言われたので、ありがたくお借りすることにしました。
一応、新型のNikon買うことがあったらプロサービスで下取りに出すから、それまでって期限付きでしたが、10年ほどたっても未だに返却の催促がありません。
いざ使ってみると
さすがに前世紀の遺物なんで使い難い事この上ないのです。
確かにボディーは当時のハイエンド機F5をベースに作られているそうなので、使い慣れた操作系と素早いレスポンスがイイ感じなのですが、如何せんデジタルのインターフェイスがアレなんで、便利な現代機に慣れた身には苦行のような使い辛さ。
画質も黎明期のデジタルなので期待してなかったのに期待値以下という悲しい結果です。まあ、300万画素ってところをどう感じるかですけど、さすがに厳しいですね。
電池の持ちも悪かったので、長年倉庫で眠っていたのですが、今回ブログに書くために引っ張り出してみました。すると、長年使って無かった電池が充電しなくなって、代替電池も無し。結局は電源がつきませんでした。
なかなか厄介です。
それならば過去の画像はと、探したんですがこれも見つからず…
どんなだったかお伝え出来ないのが残念です。
そして、このカメラも動かないので完全に文鎮となってしまいました。
そういえばZ5も出たことで…
NikonもCanonもミラーレスに本腰を入れてきたようで、これからデジタル一眼レフってのも売れなくなっていくのかなーと少し寂しくなりますね。
でも、皆がZマウントに切り替えていく中で、D3とかの使えるFマウントのカメラが「安く」で売りに出されてたら嬉しいんですけどね。ハイエナ買いです。
ミラーレスで使うなら、マウントアダプター噛ますことになるので、電子接点のないレンズはどのマウントにしても条件は同じ。
なら、Nikonの手盛りレンズは主力機をEOSRマウントにしたときに、アダプター経由で使うほうがイイのかもしれません。
D1はフィルムからデジタルへの過渡期の製品で、色々粗削りなところが多いのですが、今後もミラーレス化が進行する中で、現在の製品も後世には使い難いと思われるんでしょう。多分。
↓良かったらポチってやってください…