XR-X用にプレゼントしたんですが…
まだ結婚前、実家にいた頃に母へのプレゼントとして購入した、RicohのRIKENON-P28㎜F2.8。
息子から母親へのプレゼントとしては余りにもアレなモノですが、当時使っていたXR-Xが50㎜しかついてなかったので、旅行用のレンズとして献上しました。
昔ばなしばかりで恐縮ですが、当時はまだRicoh一眼レフ関連のアクセサリー類が新品で売っていまして、流通が少なく在庫も無いことから、28㎜レンズはあまり値引きも無いままに買ったのを覚えています。
購入したのは京都の三条さくらや。ちょうど河原町南の店が閉店したころでしたが店内ではMINOLTAのX-700なんかもMDレンズやワインダー・モータドライブとともに新品で売られていたので、デッドストックだったのかもしれません。
サードパティーではなくて純正を選ぶ
当時はコシナの24㎜F2.8をはじめとしてサードパティのレンズが結構売られてました。
特にコシナは各マウント揃ってそれなりに安かったんで、Ricoh純正の28㎜なんて機能的には魅力に乏しいんですが、ここで問題となるのがRicoh独自の電子接点。コレが無いとXR-XなどのプログラムAE機はショボい絞り優先&マニュアル(絞り値表示無し)機に成り下がってしまいます。
おそらく母親には使えないだろうと判断したので、画角や最短距離の事よりも自動で使えることを優先して純正レンズを購入したのでした。
お陰で変な失敗も無く使えたみたいなんで、純正を選んで正解でした。
月日は流れて
久しぶりに実家に行ってゴソゴソ漁っていたら、XR-Xと50㎜に混じってRIKENON-P28㎜F2.8が出てきました。
レンズの表面が油でテカテカだったんで、無水アルコールで拭いてやったらきれいな姿に。
ここ数年使ってなさそうだったんで、此処のところ増殖しまくっている家のXR系に填めるべく持ち帰り。早速XR-7Mk2に付けて遊んでみました。
さすがにズームレンズに比べてピントは合わせやすいんですが、示唆yするにもフィルムが無いので空撃ちばっかりしています。
いい加減、試し撮りをしなきゃならないのですが、またモノクロ現像するのが面倒なのもあって躊躇してます。
フィルム入手が困難ならKマウント→EFマウントアダプターでも買った方が手っ取り早いんですが、PENTAXのK7~K3辺りが欲しくなっている自分も居ます。
レンズが増えるとボディも増えるという悪循環にハマりつつありますね。
RIKENON-P28㎜F2.8は差し詰め呪いのアイテムです。
Shooting Old Film Cameras - Ricoh XR-M (English Edition)
- 作者:Moore, Paul
- 発売日: 2012/10/18
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