久々に持ち出してみたら故障とか…
網干へ撮影に行った際、久しぶりにモノクロも撮ろうと思ってRicohのXR-7Mk2にフィルムを装填。50㎜と28㎜の二本で撮ろうと思ってました。
因みにここの所増備を急ぎ過ぎてKマウントのボディキャップとレンズキャップが用意できてないので、レンズキャップ代わりにXR-10PFも持って行きます。車移動ならではの過剰な重装備です。
望遠も欲しいなぁーなんて思いながら、廃線跡にカメラを向けてました。
ファインダーが暗い…
でも、レンズを28㎜に付け替えると何だかファインダーが暗いんです。
おかしいな?
と思ってレンズを見てみると、絞り込み測光のカメラのようにF値に応じてレンズの絞り羽根が絞り込まれています。
試しに50㎜を付けると、こちらは問題なく絞り羽根は解放のまま。
どうもボディ側ではなく、28㎜が怪しい…
新品で買ったのに、しばらく使わないでいるといとも簡単に壊れるものかーと少々残念な気持ちになりました。
28㎜…
実はこのRikenon28㎜F2.8、以前も書いたんですが私にしては珍しく新品で買ったもの。
実家で十年以上XR-Xに付けっぱなしのまま放置されていたんですよね。
ひょっとしたら使ってたかもしれませんが、母がCanonのEOSKissDIGITALを買ってからは使わななくなっていたみたいなんで、油切れとかバネが伸びたとかその辺の故障かなと思ってました。
でも、それなら逆に撮った瞬間に設定した値まで絞り込まれないで現像後に気付くパターンの筈。
なので少々動きがぎこちなくてもファインダーが暗くなるはずはありません。
絞り制御レバー?
なので、レンズを外して故障原因を探ってみると、絞りの制御レバーが心持内側に向いている気がします。
マウントの絞り連動レバーに引っかかるかどうかってぐらいの微妙なゆがみが生じている様子。
「ひょっとしたら力業で治るんじゃないか?」
なんて思って、レバーを外側へ向かって強引に曲げてみます。
やり過ぎてダメになったら元も子もないので、ちょっとずつ曲げてはマウントに填めてを繰り返すと、何とかうまく引っかかるところまで回復。強引でしたがとりあえずは治ったみたいです。
テストしてみると
XR-7Mk2でもXR-10PFでもちゃんと作動するみたいで一安心。
微妙な精度が求められるような箇所ではないので、強引な修理でなんとかなりましたが、カメラ・レンズにとっては使わないのが一番ダメみたいですね。
壊れたのに気づかなかったら、AEで撮った際にドオーバーな画像を量産するところでした。マニュアルでも気づかなかったらアウトですしね。
フィルム単価高騰の折、ミスショットは出来るだけ避けたいですからね。
やはり事前チェックは大切です。
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