結局動かなくなったOlimpusのOM−10
新聞屋時代に会社からもらったOLYMPUSのOM−10。
当時会社にはMAMIYAのZEが2台、OLYMPUSのOM−10が2台ありました。
あと、トヨビューの45G(社長の私物)がありましたが、あれはノーカンで…
で、トヨビューを除くそれらは、フィルムの一眼レフなんて今更いらないからーと、全て下賜してもらいました。
MAMIYAのZEはPENTAXのist-Dを買うための贄となって仕事に貢献してもらい、値段があんまりつかなかったOM−10は自分で使うことに。
OM-10は白と黒各一台に28㎜と50㎜が付いていまして、退社後に後輩が遊びに来たときにカメラを見せて経緯を説明したとき、欲しそうな目をされたので50㎜と黒い方をあげてしまいました。
このときウッカリしていてマニュアルアダプターも一緒にあげてしまっていたので、手持ちのOM−10がただの絞り優先AE機に成り下がってしまいました。
このときはOM−1をもっていたので、一台ぐらい減ってもまあ良いかと思ってましたが、なんともバランス悪い構成になりました。
ただ、OM-1はペンタプリズムの内側銀蒸着が酷く剥がれていて、修理しないといけない状態だったんですよね。
こうなったら、OM-10を贄にしてOM-1を治そうと考えました。
OM-1とOM-10はペンタプリズムが共通らしいので、OM-10を潰してペンタプリズムをOM-1に移植しようと考えました。まあ、OM-10はOM-1のダメになったプリズムを載せて「一応使えなくはないけど使わない文鎮」として残そうかなと思ってました。
分解してみて
この時代のカメラは結構内部が煩雑で、ペンタプリズム周りにはリード線やらがゴチャゴチャと這い回ってます。
専用工具もないままに思いつきで分解したもんで結構悲惨な状態になって、プリズムも取り出せないままに悪戦苦闘しながらようやく蓋を閉めることができました。
その後は騙し騙しなら使えたんですが、ある時ミラーが中途半端な位置で止まってしまい、そのまま復旧しないので休眠状態にしました。
ちなみに部品共食いを画策したOM-1ですが、ジャンクカメラ一式を売り払ったときに一緒に入れて売りました。
査定は0円でしたけどね。
大阪が本店のあのお店は広告で「高価買取」を謳いながらも査定は渋いです。
売ったところで大した値段にならないんで、店には売らないほうが良いのかもしれませんね。勿論持ち込んだものを処分してもらうのは強制じゃないんですが、十数点持って行って査定ゼロだから全部持って帰るとかなかなかできません。
要らないモノをいっぺんに処理するには良いんですけど、0円で引き取ったカメラのうち、マシなモノはジャンクとはいえ1000円とか2000円で売るくせに、持ち込んだ客に交通費程度も出さない根性が私は気に食いませんね。
そう考えたら、ヤフオクとかのほうが売り手も買い手もWinWinでいいです。
皆さん買い叩きには気をつけましょう。
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