モルタルづくりのほうがええ雰囲気なんですけどね
先日北野天満宮に行った際、時間が余ったので懐かしの北野白梅町駅に立ち寄ったら建て替えられたらしくてドエライスッキリしてしまっていて愕然としました。
北野は木場医長は高校三年間毎朝通っていたところなんで、思い入れが結構あったんですよね。卒業してからは足が遠のいていましたが…
噂では昨年に建て替えられたとかいう話は耳にしてたんですが、実際の惨状を目の当たりにすると悲しくなりますね。
モルタルの駅舎は言うまでもなく、ホームを覆う高い屋根も採光窓のたくさんあった壁面もスッカリなくなって、ついでに北隣の本屋だったかスーパーだったかの建物も取り壊されてしまっていて、殺風景で寂しい雰囲気。
在りし日はちょっと古臭いモルタル駅舎壁面にゴテゴテと自社広告とかが貼ってあって、駅舎前には宝くじ売り場なんかもあってごちゃごちゃした感じでした。よく言われる表現ですが、昭和っぽい感じです。
そんな北野白梅町駅は街の中心地からは外れているものの、駅としての存在感があったんですが、今はただの停留所。嵐電の北野線は単線で終点は列車が二本入れるような作りだったんですが、今回の整備で棒線一本の簡素な作りになってしまってます。
バリアフリー化は結構なことなんですが、安っぽい今風の作りはどうもなぁ…って思います。街には変わらないランドマークみたいなのがあるのが理想だと思うんですが、駅舎って結構その役割を担っていると思うんですよね。
何だかまた一つ京都の町が寂しくなった気がします。
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