小牧といえば空港です
お仕事で小牧市へ行ってました。
名古屋育ちなもんで、東海地方へのお仕事って胸が弾みます。
お仕事自体は朝イチからなんで、夕方遅くまで大阪でお仕事してから新幹線と地下鉄・名鉄で小牧市へ。
小牧市は色々と評判の「尾張小牧」ナンバーの車ばかりが走る街です。
車社会なもんで電車で愛知県内を移動するのは大変。
名古屋駅から地下鉄3本乗り継いで、最後に名鉄に乗って現場着となります。
大阪駅から名古屋駅までは1時間かからんぐらいなのに、名古屋駅から小牧駅までも1時間程かかります。
さすが車社会。
電車だと余計な時間がかかって時間を浪費してしまうのが辛いところですね。
地方都市っぽい地方都市
昔は空港の街ってイメージでしたが、今はフォーマットやガイドラインでもあるのかってぐらいの地方都市らしい地方都市です。
まず町がこじんまりしていていい具合にまとまってます。
山の上にはお城もあって、歴史もある街。
さらには市内に結構な数のメーカー・企業さんが事務所や工場を置いているらしく、税収もそこそこあって潤っているみたいです。
そのためか、高校生まで医療費は無料で、GOTOのときは50%の大盤振る舞い。駅前にはスタバの入ったシャレオツな図書館も出来てます。
仕事があったら住みたいぐらい充実しています。
黒歴史
そんな良いこと尽くめの用に見える小牧市ですが、ウイークポイントもしっかりあります。
前述したとおり、小牧市の中でも名鉄小牧駅は公共交通機関による名古屋市街地へのアクセスが壊滅的に悪いんですが、そんな小牧駅に向かって同市東部にある桃花台ってところから新交通システムの路線が走ってました。
新交通システムってのはご存じの方もおられるかもしれませんが、コンクリート製の路盤の上を小さな電車が走る鉄道とモノレールの中間みたいな存在。
結構新しいめのシステムですよね。
残念なことに桃花台ニュータウンがイマイチ人口増加しなかったことと、名鉄小牧駅までという、便利なのか不便なのかわからないアクセスの結果、15年前の2006年に廃線になってしまいました。
配線になってからしばらくは解体の予算がないのか野ざらしにされていましたが、今回行ってみると解体工事が始まっていました。
多分後何年かすれば誰も覚えていないようなことになるんだとは思いますが、なんとなく寂しいですね。
ピーチライナー
その新交通システムなんですが愛称をピーチライナーと言ってまして、経営状態が悪化した晩年は「ピーチライナー」なんて揶揄されていました。
面白いのはこのピーチライナー、前にしか進めない面白仕様で、終点にはΩ字の路線があってUターンしてました。
そのΩ字な路盤も無くなってしまって悲しい限りです
ピーチライナー跡を見たい方は今のうちに是非…
↓良かったらポチってやってください