つまるところ 1/1.8型原色CCDの初代GRです
何というかまたやっちゃったなぁ…って感じですが、今回は有名どころのRicohGR。
有名どころだけあって強気な値段のが多いんですが「ジャンク」と書かれた個体に入札したところ後に続く人がいなくて落札してしまいました。
まあ、良いんですけどね。
RicohGRって、モノとしての魅力を追求した感が強くて、チョット拗らせちゃった(良い意味で)人が使ってるイメージです。
そうそう、森山大道とかが好きな人が好んで使いそうな感じ。
何と言っても28㎜( 1/1.8型CCDなんで実際は5.9㎜)単焦点搭載というスパルタンで潰しの利かないヤツなんで「スナップ撮るからGRが欲しいっ!」なんて思いが無いと、なかなか手にしないんじゃないかと思います。結構お高いですしね。
小ささが魅力的
カメラって代を重ねるごとに進化していくもんだと思うんですが、デジタルになってからの初号機たるGRDIGITALは前のモデルのGR2より小さいんですね。
初代スゲェ…なんて思ってたら現行のGR3はさらに小さくなって、GRDIGITALと同じぐらいになりました。技術の進歩は凄いです。
小ささで勝てるのはセンサーサイズって何お自慢にもならないところですが、センサーサイズが小さいって事は結構寄れるんですよね。
メモカメラ的には良いのかもしれません。
思いのほか汎用性高め
2005年の発売なので電池の性能が未だ低かったからなのかどうなのかわかりませんが、GRDIGITALは専用電池のほかに単四電池2本でも駆動します。
カメラ自体が小さいので単三が入らないからなのか単四電池ってのは容量的に少ない気がしますが、緊急時とかは重宝しそう。それにしても2本っていうと3㌾程度って事になりますが、すごく省エネなカメラです。
でも記録メディアが…
さすがに古いカメラだけあって、SDXCは無理だ撮ろうなと思いつつ35GBのSDを詰めて持って出たんですが、RAW記録モードにしていたら2枚撮ったところで「メモリーが足りません」の表示。
何だろうと思ってみてみると「カードエラー」の表記が出てました。
カードエラーとは困ったもんだと思って、他の32GBを差し込んでも同じ表記。
もしやと思って調べてみたらSDHCすら使用できない仕様でした。
これは困った…
SDカード自体、EOS6Dを使うようになってから使用し始めたのでウチのSDカードは殆どSDHC以上のカード。
今どきSDHCダメって言われても…な状態です。
まあなんだかんだ言っても
GRシリーズってよくまとまってるんですよね。
流石って感じです。
マグネシウム製の小さくて堅牢そうなボディに28㎜相当の単焦点レンズ。
各部の質感も良くて持つ喜び的な所も考慮されてますよね。多分。
さらには操作系も良く纏められていて、2005年発売のカメラとは思えないぐらいに使い勝手は好いです。
小ささが程よい感じなんで、これからどこへでも持って行けそうな感じ。
先ずは2GB程度の激安SDカード買ってこないと…
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