旧フォーサーズのパンケーキレンズです
知らないうちに埋もれてしまってましたが、マイクロじゃ無い方のフォーサーズに手を出した理由の一つがこのZuikoDigital25㎜F2.8でした。
所謂「パンケーキレンズ」って定期的に流行りが来ますよね。
レンジファインダーの時代は沈胴できるので、積極的に薄さを誇示するような製品は見れれなかったように思いますが、一眼レフが登場して機能向上による大型化→反動の小型軽量化の流れの中で登場したのが初めだったように思います。
PENTAXやMINOLTA、KONICAあたりが変わり種のパンケーキレンズを発売してました。
今でもそこそこ高値で売られていたりします。
1990年代にはNikonからも45㎜のパンケーキレンズが売られてましたし、デジタル化してからもCanonでは40㎜や24㎜のパンケーキレンズが売られていたのも記憶に新しいところ。
さらにミラーレス時代になると各メーカーから雨の後のタケノコのようにパンケーキレンズが続々発売されましたね。薄っぺらいモノにタケノコって表現には違和感ありますが…
そんな中、地味ではありますが旧フォーサーズの25㎜F2.8が気になったのは、単に安かったからーってのが一番大きい理由ですが、25㎜って焦点距離に惹かれたってのも動機の10㌫くらいあります。
25㎜
フォーサーズなんで焦点距離を35㎜フルサイズに換算すると50㎜程度の感覚。
50㎜のF2.8でボケなんて…って思いますが、その辺は全く期待できません。
絞り開けられないうえにフォーサーズなんでボケが弱くて残念です。
まあ、元々パンケーキレンズにボケ味なんて求める方がアレなんです。
ただ、寄りは兎も角、引きの絵の時にピントが微妙にバッキバキなんでボカして誤魔化そうってのが出来なかったりします。
しかも、旧フォーサーズ機はピント調整がチョット…なんで微妙に外したりしてイヤンな感じになります。
因みにファインダーではよっぽど目が良くないとフォーカスの確認は厳しいので、オートフォーカス頼みになりますが、適当な三点測距しかできないE-520しか持ってないのでなかなか使いこなしが難しいところ。
機動力
ただ、軽い・小さいってのはそれだけで魅力的。
チョットデカい位なんでも無いわって思ってたんですが、いざ小さいのを使うとその使い勝手の良さに目から鱗です。
なによりも持ち出そうと思えるってのが大切な事かと思います。
標準レンズという名の引いても寄っても厳しい焦点距離なレンズなんで、オールマイティに熟そうと思ったら無理が出まくります。
なので、このレンズじゃ寄れないことと引けないことをあらかじめ頭に入れつつ、寄れなかったり引けなかったりする状況でどうやって纏めるかーってのを楽しむには良いのかもしれません。
不便は創意工夫の源ですし、気軽に持って行くのには丁度いいレンズなので差し引きゼロってところでしょうか。ちょっとマイナスかもしれませんが(笑)
レンズの加減は良いとして、問題は手持ちのカメラの中にフォーサーズの丁度いいボディがないのです。
より小型なE-420とか、マッシヴで高性能なE-3辺りに付けてみたいなーとか、物欲が刺激されます。
それはそれで困ったもんでして…
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