実際のところSX1isと間違えて落札しました
久しぶりにアタリの品が来ました。
毎度のPowerShotなんですが、今回は高倍率ズームのSX10isです。
特にコレってわけじゃ無かったんですが、1000円ぐらいであったんでモノは試しとばかりに入札してみたら落札できました。
因みに上位機種のSX1isと間違えて入札しちゃったのは内緒です。
このSX10is、いつものようにジャンク品で動作無保証・ノークレームノーリターンの品だったんですが、今のところ問題無くちゃんと動いてます。
たまにはいいことがあるもんです。
ザックリ概要
PowerShot10isは、07年6月発売のS5isを大幅に進化させた、高倍率ズームと高精度な光学手ブレ補正機能を備えたSX シリーズの№2モデル的な立ち位置。これより下位機種になると一眼レフ方じゃなくなってホットシューも付かなくなります。
まあ、今日日ストロボなんて使わないことの方が多いですが、発売当時は結構ストロボってマストなアイテムでしたからね。仕方ないですね。
気になる画素数は1000万のCCD。高感度は弱めです。
レンズは新開発の光学20倍ズームレンズで、焦点距離は35㎜換算で28㎜から超望遠560㎜まで。今となってはもっとすごいのがゴロゴロしてますが、当時としては結構な高倍率ズームです。
因みにズームレンズの駆動にはUSM(Ultra Sonic Motor)を、フォーカスレンズの駆動には新たにVCM(Voice Coil Motor)を採用し、高速で静かなズーミングとピント合わせを可能にしたーと謳ってるだけあって、旧モデルと比べて大変静かでスムーズ。この時代は本当に技術の進化スピードが速くて驚きます。
汎用性はバッチリ
時代的にも2008年まで来ると今でもそこそこ使えるようなレベルになります。
いつも思うのがISO感度上限。
2000年代前半の古いヤツだと大体ISO400が上限だったりします。
で、今回のSX10isはISO1600まで。
isoAutoも付いているので今風な使い方(笑)が出来ます。
多くを求めないなら大体不満なく使えるレベルです。
因みにメディアはSDなんですが、時代故にSDXCは使えません。SDHCは問題なく使えるので、データ容量考えたらまあエエかなってところです。
ただ、ドライブレコーダ代わりに動画で回していたら2時間半で16GBが無くなってしまったので、SDXCが使えたらうれしかったのになぁ…とは思います。
バッテリーは単三4本仕様。
前述の2時間半動画回しっぱなしでも2000mahの電池で撮りきれたので、そこそこ省電力なのかもしれません。
なかなか文句の付け所が少ないヤツです。
因みに以前ご紹介したPowerShotE-1と同期だったりもしますが、この時代はバッテリーが単三仕様なのが結構多いみたいですね。
でもやっぱりジャンクなんで…
一点、どうも困ったところがありました。
古いカメラって電池交換するたびに日付の設定を強いられるんですよね。
なんでもメモリー用の電池が消耗し切ってるからだとかで、一眼レフでも10年前ぐらいのは軒並みダメになってます。
EOSの各機種だと電池交換できるようになってるのが多いんですが、古いフォーサーズのカメラだとバラシて基盤に直付けされてる電池を交換しないとダメだとか。
まあ、総じて電池がヘタってたところで電池交換の度に交換になるんで、遊びの分には(面倒ですが)まあ構わないってところなんですが、コイツは電源入れ直すたびに日付設定を強いられます。
コレが非常に面倒だと思って電源切らずにいたら、スリープでも日付がリセットされるらしく、シャッター切ろうとすると必ず日付の設定画面になってしまいます。
メチャメチャメンドクサイです。
なので、慣れてくると操作をスキップして撮っちゃうので撮影画像のExifには1980年1月1日撮影と記録されてしまいます。
後から直すのも面倒です。
でもメモ的な使い方してると、いつとったかとかの情報がスッポリ抜けるので記録的な意味では役に立たなくて困ったもんです。
バラシて電池入れ直した方が良いのかなぁ…
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