100均レジンの実力や如何に…
何か固いものがぶつかったり落っことしたりして液晶に蜘蛛の巣状のヒビが入るーなんてことは結構良くありますよね。
スマートフォンなんかは上を指でなぞりまくりなのでひびが入ってたら指先切れまくりですから、早々に交換しないとリアルに怪我しますが、古めのデジカメだと指で触らないから放置してても特に問題無かったりします。
ですが、割れたままで使うのはやっぱり持ち悪いもので、「ひび割れが治る」なんて謳い文句の液晶保護シートとか使いたくなりますよね。
現行機種ならそれで良いんですが、古いやつだと交換部品も該当する保護シートも無かったりします。
まあ、使えんことは無いんですが、ひび割れた液晶見ていると持ち出す気力が減殺されて稼働率もダダ下がり。何となく嫌になるんですよね。
そんなある日、何処のサイトか忘れましたがレジンで液晶の修理をしている記事を発見。完全に治りはしなくても、穴埋め的に補修はできますし、別にバラしたりするわけでもないみたいなんでやってみました。
レジン
子供の頃にマニアックな模型屋さんとかで「ガレージキット」なるものが売られてまして、それの素材が件のレジンでした。
レジンというのは立体モノを作れる素材なんで、何となくパテみたいなもんかと思ってましたが、最近は紫外線で硬化するモノが主流みたいです。
これを使ってアクセサリーとか作る人が多いとか。今では100均にも売っていて色のバリエーションも豊富です。
レジンってもっと粘土みたいな感触を想像してたんですが、100均のヤツはジェル状で液晶のひび割れにも浸透してくれそうです。
私の場合は液晶画面の補修用なんで色はもちろん透明。
失敗したときの為に除去液も売っていたのでこちらも確保します。
二つ買っても220円。これで治るなら安いもんです。
S100に塗布
補修したかったのはCanonのPowerShot S100。
金具の付いたストラップを付けていたら、何かの拍子に金具が背面液晶を強打して蜘蛛の巣状のひび割れが出来てしまいました。
そのままだと何となく嫌だったので、安売りしていたFujiFilmのFinePix用をS100のサイズに切り出して使用していたんですが、使い方が悪かったのか、元々合ってなかったのか端が剥がれてきて不細工な状態になってました。
まあ、そのままで使えん事も無いんですが、素の状態でキレイになれば御の字ですので、ちょっとやってみました。
意外とすんなりいきました
レジン初体験だったんで、ベタついたり気泡が出たり異物混入したり…等々ネガティブな想像をしていたんですが、意外にもスッと塗れました。
ヒビにも適度に浸透してくれましたし、余計なモノはクリーナーで除去できたんで、まあまあ成功です。
此処で紆余曲折あればネタとして面白いのかなと思いましたが、全くノートラブルで拍子抜けするぐらいアッサリでしました。
ただ、効果は微妙…
塗り込みが足りなかったのか、それほどヒビに浸透した感が無いです。
ただ強度的には割れ目のフワフワした感が無くなったので大丈夫そう。
安心感は確かに増しました。
上手くいけばスマートフォンのひび割れにも適用できるかなと思っていただけに、微妙な結末が何とも残念です。
まあ、初回から上手くいく訳もないので、次回はもっとタップリ塗り込んでやれば、もっといい結果が出せるのかもしれません。なんにせよ、剥がれかけの保護フィルムも外せるぐらいになったことだし、及第点って言ったところでしょうか。
何回もこんなことあったら困りますが、次回はもっとうまくやろうと画策しています。
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