開放onlyならイケるという残念さ
先日入手したSIGMA APO Macro 180mm F2.8。
blog.kobephotomic.workこのテのヤツって何がしかの難があって、それがクリア出来たら使い物になるって思ってました。
SIGMA APO Macro 180mm F2.8の場合は悪名高きZEN仕上が加水分解してベッタベタで、ソイツを落としてやりさえすれば通常通りに使えるんじゃないかと淡い期待を込めていました。
が、現実はそんな甘いもんじゃなくてサードパティーのふりを嫌というほど味わうことになったのでした。
加水分解した部分はシンナーとアルコールで奇麗サッパリ取り去ったんですけどね。
上手くいかんもんです。
開放ならイケるものの…
部屋の中で弄ってるときにはまともに思えました。
珠にエラーが出るものの、一応撮影は出来るようでこれならば…って思っていました。
AFも動きますし、ちょっとハレるもののまあ個性かな?ーて具合に思っておりました。
なんですが、やっぱり屋外に持ち出すと違いますね。
F2.8じゃ明るすぎるのと、被写界深度を稼ぎたいんで絞るんです。
すると、アッサリとエラー表示が出て撮影続行が不可能になります。
RFなら大丈夫なんて裏付けのない期待でした。
無理に撮っても絞り込んでくれないんで、ドオーバーな画像しか作ってくれません。
コイツはヤラレタと思いましたね。
解放専用のマクロレンズなんて使い勝手が限定され過ぎます。
しかも180㎜で70-200㎜並みの大きさと重さです。
こりゃ持ってくのが嫌になりますよ。
ってことで文鎮決定になってしまいました。
気に入ったスペックだけに残念です…
因みに「DIGITAL非対応」ってヤツなので
因みにこのSIGMA APO Macro 180mm F2.8、デジタル非対応って肩書なんで、フィルム時代のカメラなら難なく動きます。
先日入手したEOS10でもちゃんと絞り込めますし機能がフルに使えます。
それだけに何とも惜しい気持ちが拭えません。
ちゃんとしたマクロが欲しいなぁ…
いまのところ使い道はあまりないんですが…
不運はさらに続いて
悪いことは重なるもんで、先日このSIGMA APO Macro 180mm F2.8をTENBAのカバンのサイドポケットにねじ込んで撮影していたところ、雑に突っ込んだためかバランスが悪かったみたいで、カバンを持ち上げた拍子に腰ぐらいの高さからコンクリートの地面にダイブ。見事に前玉の枠が歪んでしまいました。
フロントキャップのお陰か致命的な傷ではありません(売り物としては致命的)が、フィルター枠が完全に歪んでフィルターは付かなくなって上にキャップも上手く嵌らなくなりました。
割れなかっただけマシってところですが、もともと機能不全なうえに外観も凹んでしまってモチベーションは急降下。
文鎮どころか見えないところに仕舞い込んでしまいそうな状況になりました。
いやいや何ともダメダメな顛末でした。
やっぱり純正が良いのかなぁ…
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