とりあえず「繋ぎ」としての登板です
先日、壊れてしまった2台のSpeedlight580EXⅡ。
その代替として新しくクリップオンストロボを買う必要性が出てきたわけですが、どうもピンとくるものがありません。
勿論お金がイッパイあって予算なんて気にしないなら色々と良いモノはあるんですが、コロナ禍でエライ事になってるのでなるべくコストを押さえつつ最良の性能のモノをーなんてムシの良い考えなので、後継機が一向に決まりません。
そんな時にヤフオクを巡回(現実逃避)していたら、「おっ」っと思うようなのが見つかりました。
3世代前の580EX(初代)が1500円で出てました。
見るとなかなかキレイそうです。
発光管も使い込んでなさそうな色ですし、電池室も腐食はなさそう。
さらに前の型の550exを購入しようと思ってたので、それより一つ新しいならそこそこ使えそう。
何よりもプライスが「しゃーなし」に買おうと思ってた550EXの半額。
送料入れてもそれより安いとなればお買い得なだなと思って入札しました。
最終的には1750円ぐらいで落札したので、消費税分ぐらいオーバーしましたけどこれで完動品なら大変お買い得。
ウキウキしながら到着を待ちました。
まあ、そんなうまい話は無いわな
まあ、タイトル撮り商品説明には「(当店は)専門知識が無いので通電のみ確認してます」みたいなことが書いてありました。
良い方に解釈してしまう性質なので「そうか、電気が通るなら大丈夫だろう」なんて思ってしまったんですが、これが大間違い。
届いた580EX(初代)は外観こそ奇麗でしたが、如何せんチャージランプがいつまで経っても点きません。
入れた電池が消耗していたかと思って、こんどはフルチャージの電池を入れてみても一向にコンデンサーへ電気を送る気配が見られません。
嫌な予感がして30分ほど放置していたらオートパワーOFFが効いて電源が落ちてました。オートパワーOFFはしっかりと動くんやな…
コレは掴まされました…
ちょっと機転を利かせて
一応、ジャンク品として出ていた品なんで泣き寝入りしようかと思ったんですが、最後にこの怠け者(580EX)に拍車をかけてやれとばかりに外部電源のCP-E4を接続してスイッチを入れてやったら、ウンともスンともいわなかった怠け者(580EX)がチャージを始めたではありませんか⁉
試しにシャッターを切ってみたらきちんと同調しますし、調光も働いてます。
コレは嬉しい誤算。
ダメもとでもなんでもやってみるもんですね。
ただ残念なことにCP-E4を外すと自力ではチャージできないようで、CP-E4から供給された電気を使いつくすと、また元のだんまりに戻りやがります。
怠け者め…
まあ、それなりにきれいなストロボが条件付きとはいえ使えるようになったんで、ガンガン使い潰してやろうと思ってます。
まあ、予備にGODOXのTT685C一型を忍ばせてますから壊れても問題無し。遠慮なく使い潰せる個体が手に入ったので良しとしようかと思います。
CP-E4
前述の外部電源「CP-E4」ってヤツは正式名称を「コンパクトバッテリーパックCP-E4」って言いまして、単三電池を8本収納してクリップオンストロボに大電流を供給。充電時間を飛躍的に短くするアイテムです。
基本的にISO感度の上限が400までだったフィルム時代はそれこそ必須なアイテムで、550EXにつけてガンガン使ってたんですが、この前壊れた580EXⅡを使うあたりからチャージ時間が短くなったうえにデジタルカメラの性能向上でISO感度上限が飛躍的に上がったりしたことから使用頻度が下がって、ここ数年に至っては全く使って無かった機材なんですよね。
思わぬところで出番が出来て良かったんですが、単三8本充電するのが結構めんどくさいのと、嵩張るのがちょっと残念なアイテム。電源供給って事でストロボからCP-E4までは常にコードが繋がってるので、現場では結構面倒なんですよね。
あとは、しばらく使って無かったんで単三電池を買い増ししないといけないかなと思ったら結構出費が嵩みますね。
ニッケル水素の単三8本ってエネループ買ったら4000円弱。安物でも2000円台です。
そうすると580exの購入価格を上回っちゃうわけでして、そうするともう何が節約なんだかわからないですね。
ランニングコストってのも高くつくもんです。
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