大阪市港区です
仕事で弁天町に行ったんですが、ちょっと早く終わったので電車に乗らずの一時間ほどブラブラ。
7年ぐらい前にも訪れたんですが、その時は車だったのでちょっと自由度が低くてあんまり見れなかったんですよね。
で、今回は取材先に駐車場が無かったんで電車&徒歩。
折角このご時世にリスクを冒しつつ公共交通機関で動いてるので、少しぐらい寄り道しなきゃ損ってもんです。
まあ、目的地があってのブラブラなんですが、目的地以外にもなかなか面白い所だったので、知らないうちに遠くまで歩いちゃいました。
電車&徒歩で行くために今回は機材を少なめに絞ってたのが功を奏した形になります。
港区とはいえ、大正区との境目辺りなので何とも水辺な雰囲気。
少し歩くと渡船乗り場が見えるのも大阪の湾岸部ならではです。
渡船って存在が大好きなんで乗りたくなりますが、これに乗ると大正区役所辺りまで運ばれてしまって帰りがとても大変になるのでここは我慢の子です。
昔は大正区に集金行かなきゃならない取引先があって定期的に行ってたので帰り道に撮線乗ったりしたもんですが、最近はご無沙汰です。
自転車でも乗れるんで、サイクリング&渡船って感じで行くと大変楽しい週末を送れそうですが、市外、それも他府県から行くにはちょっとハードルが高いですね。
さて、そのまま川沿いを歩くと大きな水門が見えてきます。
これが「尻無川水門」ってヤツで、珍しいアーチ型水門です。
台風などで押し寄せてくる大阪湾からの高潮をせき止めるためにあるとか。
数年前の台風の際にも高潮による被害を防いだとかで、ちゃんと役に立ってる巨大建造物です。
因みに、作られてから50年度度経過しているのと、南海トラフ地震が起きた際には様々な要因から被害を防ぐのに耐えられないとか言われていて、今後20年のスパンで建て替えられるそうです。
因みにこのタイプの水門は大阪にしかないそうで、なんとも不思議な風景です。
普通は水門と言えばゲート型なんですけどね。
近いうちに見られなくなるってのは残念です。
で、結構遠くまで歩いてしまって、そろそろ帰ろうかと思って弁天町の方を見ると、何とも場違いな感じの高層ビルとタワマンが林立してます。
港区って結構下町情緒のあるところで、長屋や町工場が多いんですよね。
トタンの塀や町工場の合間からみえる高層ビルってのが何とも奇妙な感じ。
何とも言えない不自然さが面白いです。
港区の街自体は古くからある住宅地なんで区画が狭いことを気にしなければ駅もそう遠く無くて環状線も地下鉄も使えるうえ、スーパーも沢山あって意外と住みやすそうなんですが、海抜低い所なんで水害だけは怖いですね。
そんなこと考えてるうちに1万5000歩ほど歩いてしまったのでエエ運動になりました。
目的地は跡形もなくなってたので残念でしたが…
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