RICOH XR系の第二世代?です
知らないうちに集まってしまうRicohのXR系。
今度は大定番のXR-7です。
以前XR-7M2を買いましたが、その親玉みたいなもんです(違。
blog.kobephotomic.work以前書いたXR-7M2の記事で、当時は「XR-7MarkⅡ」だとばっかり思っていたんで「MarkⅡ」tって書いちゃったんですが、色々調べてみると「XR-7M2」が本当の名前だったんですね。
したり顔で「MarkⅡ」なんて堂々と書いちゃってまあ…お恥ずかしい限りです。
「RICOHのXRといえば」な機種
RICOHのXRは中古でも地味にタマ数があって、大体がXR-500/1000SかこのXR-7でした。
XR-500/1000sはXR-1/2と同じシルエットのカメラでデザインとして古いんですがファインダーは追伸式の使いやすい露出計が特徴的。
対してXR-7はPENTAXのLXやらCONTAXの3桁各型みたいなLED点灯式のマニュアル露出が使い難いファインダーを備えていました。
AEで使う分には使い好いんでしょうけど、マニュアルだとカメラが提示する適正露出とセットしたシャッター速度のLEDが点灯/点滅してチカチカするので、あんまり好きな方式じゃなかったんですよね。
まあNikonのF3や600系のEOSやらに比べたら使いやすい方なのかもしれませんどね。
この方式のメリットは部品点数が少なくなって故障し難い事と言われてますが、確かに衝撃には強そうです。
カメラは壊れなくてナンボです。現場で壊れたらただの箱どころか非常に邪魔な哲也プラスチックの塊になっちゃいますからね。
壊れにくいはずが…
で、今回落札したXR-7ですが、落札金額は650円、送料は1100円と送料の方が倍ほど高値いというヤフオクあるあるな逸品。
まあ、レンズケースと75-150㎜の中途半端なズームレンズまで付いてるので、送料が嵩むのも仕方ないところです。
思ったよりも美品で、モルトが劣化しすぎて粉吹いている以外は奇麗な個体。
謎のデータバック(要らんけど…)も付いていて、なかなか豪華セットです。
まあ、この先の展開は大体読めるとは思うんですが、初シャッターはちゃんと切れたんです。流石に。
で、2ショット目を行こうかと思ったら、シャッターは切れずにミラーが上がったまま戻ってこなくなりました( 泣)
なので実質シャッターを切ったのは1回だけ。
なかなか高い買い物です。
修理方法が…
ミラーが戻ってこない状態はなかなかに嫌な状態でして、電池を入れ替えたりセルフタイマーを作動させてみたりしたんですが、サッパリダメ。
マウントの中の絞り込みレバーを指で動かしてミラーを無理矢理下げたんですが、それでも動いてくれません。
ネットで調べてみてもXR-7なんて廉価版は壊れたら修理をしない人が多いのか、XR-7の修理記を見つけることも困難でした。
少し条件を甘くすると同じような形の「XR-S」に関する修理記が見つかったので読み進めてみると、どうやら電源方式の違い(XR-Sは太陽電池で駆動します)位しか差異の無い兄弟機のようなので、どうやら治せそうな気がしてきました。
因みにXR-SはXR-7の太陽電池版と思ってたんですが、発売はXR-Sno方が半年ほど早くてXR-Sの通常電池駆動版がXR-7って事みたいです。
それにしても壊れにくい機構を採用しているはずのXR-7なんですが、こうも簡単にシャッターが下りない状態に陥ると信用し難くなっちゃいますよね。
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