OlympusBlueってヤツは…?
先日手に入れたOlympusのE-1。
blog.kobephotomic.work意外にも壊れてなくって、楽しく使ってます。
E-1と言えばOlympusBlueってのがよく言われるところで、KODAK製のCCDセンサーが絶妙な感じの青色を紡ぐとかなんとか。
E-300やらE-10/20やら意外とそれっぽいのは持ってるんですが、本家本元的なのはやっぱりE-1じゃなかろうかと結構期待してました。
で、合間合間に持ち出してチョイチョイ撮ってたんですが、WBの設定がオートじゃなくてよくわからないカスタムになっていたみたいで、Lightroomで見てみたらドえらい色になってて微繰しました。
色温度は5600Kぐらいなんですが、赤が+45ぐらいになってまして、古い観光地の電光ポスター的な色合いで、前世紀のデジタルっぽい色合い。
コレはこれでアリなのかと、何となく納得するところでしたが、補正したらちょっとだけまともな色合いになりました。今見てみたら赤抜きすぎですが…
なので撮って出しじゃないのが世間一般に言うところの「OlympusBlue」ってヤツとはちょっと違うのかなと思いますが、この時代のデジタル機でJPG撮って出しって色々と不具合あるのでRAWで撮ってて良かったです。
ちょっとアンダー目に撮るとイイ感じな気がしますが、この時期は黄砂やら花粉やら春霞やらで空があんまりクリアにならないので、雨の跡なんかに再度チャレンジしてみたらイイ感じの青が出るのかもしれません。
が、考えてみたら今の各社デジカメで「空の出がイマイチ」なんて寡聞にして聞かないので、「OlympusBlue」ってヤツは2000年代初頭のノスタルジーなのかもしれません。
ただまあ、ボディの作りは非常に上質でE-10/20にあったようなグリップのベタつきなんてものも無く良いカメラだと思います。
画素数がアレなのが問題ですけどね…
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