二度あることは三度ある
仕事帰りにジャンク漁りってのが止められなくなってます。
本格的にヤバいです。
そして今日の獲物はみんな大好きMINOLTAのα9000です。
今回の取得で実に3度目。
今度こそはまともなブツであって欲しいなんて思いつつも、ジャンク籠に入れられてしまったコイツのプライスは実に500円。0.5㌔ですよ。
まあ、まともなもんじゃないだろうとは思ってましたが、一縷の望みをかけてお持ち帰りしちゃいました。
SONYがAマウントを事実上捨ててしまってFEマウントに移行してるので、絶望したMINOLTAαの信奉者が捨て値で放出したーなんて甘い話を夢見ながら…
外観はまあまあ
買うに至ったのは今回見つけたα9000の外観が比較的奇麗だったことに尽きます。
勿論、液晶はバッチリ液漏れしてますし、絞り込みレバーも動いてなさそうです。
ウイークポイントのラバー部は割れてしまって奇麗サッパリ脱落してしまっていました。下手に残るよりはこっちの方が何倍も良いです。
さらには外観は奇麗で中にモルトのカスもありませんし、黴てたり加水分解でベタベタしてたりってのが見当たりません。
外観てのは意外と重要で、多層の傷は良いんですがベタベタしてたり粉っぽかったりモルトやゴム、プラスチックの成れの果てである黒いこなが付着してたりしたらゲンナリしてモチベーションはダダ下がり。
折角の良い機械も台無しです。
って事で外観は合格点でした。
予想通り
でもまあ、絞り込みレバーの下りでわかるように、バッチリ不動品でした。
まあ、いくらなんでも500円でα9000の動作品なんてあるわけ無いんですよね。
ある意味ホッとした訳じゃないですけども、ダメでした。
電源入れても液晶表示が点かないダルマな状態。
面白みはゼロですが、それでもα9000って存在がある程度帳消しにしてくれます。
これで動いてくれたらもっとよかったんですけどね。
因みに手元に残ってるα9000は一応動くものの、レンズの絞り込みをしないうえに妙なところでAFの合焦をしてしまうお茶目な個体なので、もうちょっとマシなのが欲しかったんですが完全体のα9000を探す旅はまだまだ続きそうです。
それにしてもα9000
それにしてもα9000の完全体ってほとんど残って無いみたいですね。
大体が何処かしかヤれてます。
ヤフオクなんかで動作品て触れ込みで売ってる個体も、保証もろくにないオークションではキチンと精度が出てるか眉唾物です。
だいたいα7000やα7700iなんかは今でも動くようなブツが多いのにα9000だけ不動品的なのが多いのが納得いかないですね。
まあ、それだけ酷使されるぐらいに使い勝手が良かったのかもしれませんが、ここまで本格ジャンクが多いと挫けそうになります。
デザインや操作系はホントに理想的なだけに、耐久度の低さが残念です。
嗚呼…良い出物ないかなぁ…
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