ランニングコストと妥協の産物です
先日、長年愛用していたCanonのプリンター、PIXUS MG8130が逝ってしまいました。
4年振り2度目の「インク吸収体がイッパイです」表示が出て、メーカー修理も出来ないので買い替えとなりました。
考えてみたら2010年発売の商品なんで、長く持ったと言えば長く持った方でしょうが、家の中に置きっ放しな機械なんで、全くヤれてなくてキレイな状態なだけに「まだまだ使えたんちゃうんか」感が半端ないです。
コレで買いかえってなると、何だか無駄遣いしているような気がして少し後ろめたいんですよね。
さらにはプリンターを使う環境も変わってきていて、納品の際にサーバーへアップすることが多いので、昔みたいにデータDVD+コンタクトシートってのもあんまりないので、印刷枚数は昔より減ってました。
そうなると、プリンターを使う頻度が下がってプリントする間隔が開くためにノズルが詰まりやすく、ノズルのクリーニングをすることが多く、結果としてインク吸収体に多くのインクを染み込ませてしまったのではないかと考えてます。
コンスタントに使ってやらないとプリンターってのは傷みやすいんだなと実感した次第です。
でも、無い訳にはいかないのがプリンター。
自分でメンテナンスが出来るタイプが欲しいなとは前々から思ってました。
セルフメンテ&大容量インク
そんな時にEPSONとCanon両社から大容量インクの機種が相次いで発表され、そのランニングコストの安さは目を見張るものがありました。
さらには大容量インクの機種だと色々セルフで修理できそうなんで、前々から狙ってはいました。
ただ、MG8130よりも印刷品質は下がりそうなのと、フィルムスキャナーが付いて無いので、この辺がネックだったんですよね。
でも、今回はMG8130が全く使えなくなって印刷が出来なくなってしまってます。
やはり印刷ができないと仕事に支障が出ますので、早急に買い替えが必要となりまして、最後に他機種を検索した結果、上記のメリットが決め手となってG3360に決定と相成りました。
欲しい機能とかは無くて、ランニングコストと妥協の結果なのが悲しいですが、プリンターってのはちゃんと使えてこそですから、悪くない選択だと自分では思ってます。
比べると
まえのMG8130に比べて商品名ベースで5000近くも数字が下がってしまったG3360ですが、さすがに新しいプリンターは気持ちが良いもんです。
何より、不安が無い。
まあ、それは当たり前として起動音というか初めに紙を飲み込むところはガッチャンガッチャン五月蠅いですが、印刷中はMG8130よりも静かで振動も少なめです。
PCと同じ机の上にプリンターを置いているので、振動少なめなのは嬉しいですね。
印刷品質は黒一色+CMYなので、デフォルトだとちょっと派手さが無い感じですが、もじは滲みなくクッキリしてるので今の使用用途にはこっちの方が良いかもしれません。
あと、操作系は廉価版だけあって簡素すぎるのがイマイチですが、大体の操作はPCでやっちゃうんで、それほど問題じゃないですね。
残念なのは印刷用紙のカセットが無いので、イチイチ用紙を補給してやらないといけないのが面倒です。まあこれも慣れでしょうけどね。
あと、外観についていえばG3360の表面仕上げはプラ丸出しなマットで安っぽい感じなんですが、MG8130の系統みたいにピアノブラックだとホコリが目立って仕方なかったので、据え置きの機械って事を考慮すると安っぽくても汚らしくならないのが有難いです。
プリンターってのはホイホイ買い替えるもんじゃないですから、このG3360とも長く付き合っていくことになりそうです。まあ、インク代も安くなったんでMG8130の時よりもバンバン刷ってやろうと思います。
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