ハーフミラーが外れた状態ですが…
一応、動くことは動いたんですがAF用と思しきハーフミラーの断片が剥がれてミラーボックス内に落ちてしまってました…
流石にミラーレスじゃないとはいえ、センサーがフィルムで言うところの110サイズなFour Thirds Systemだと、ファインダー像も小さくてマニュアルでピント合わせは難しい、というよりマニュアルでのピント合わせはそもそも想定してないような状態です。
なので、是が非でもオートフォーカスが動いてくれないと困るのですが、メーカーの修理対応はとっくに終わってるようなのでDIYしか手はありません。市井の修理屋さんに持って行くのも良いんでしょうけど、何せ業務用って訳でもないので動いたら御の字って感覚で挑戦してみました。
万能接着剤
協力に接着するならエポキシ系接着剤が何より頼りになります。
A剤とB剤を混ぜ合わせるアレです。
大体なんにでも付くのが嬉しいポイントですが、強度もなかなか強いのでこういった用途には大変頼もしいヤツです。
ただ、粘着力は皆無なので硬化するまでは何かで押さえておいてやる必要があります。
ハーフミラーをくっ付けるのですがミラーが降りた状態ではハーフミラーのある場所は上のメインミラーに押さえられているので何とかなりそう。でも、接着剤を塗り過ぎてはみ出すとメインミラーとサブミラーが接着されてよりひどいことになりそうなので注意が必要です。
塗ってみると
前述の通りエポキシ接着剤は粘着力が皆無な為、なかなか苦戦しますが無理矢理何となくの位置にセットすることが出来ました。
ちゃんと思った位置にセットできているかを見ようとしても、ちょっとしたことで剥がれ落ちてしまうためにドキドキしながら乾燥させます。
接着剤は思ったよりも糸を引くので要らないところに着かないように注意深くしたつもりでしたが、結局少しはみ出してしまいました。
まあ、多分大丈夫だとは思うんですが結果を知るのが怖いのと、それなりに多忙だったために一月ほど放ったらかしにした結果、何となくくっ付いて動くようになったのを確認できました。
適当に付けただけでもAFってちゃんと動くんですね。驚きです。
まあ、Four Thirds System用のF値の小さな明るいレンズを持ってなかったのもあって、手持ちの安物レンズ群ではほゞほゞ過不足ない動きをしてくれるようになりました。
これで、後はE-5とE-30それにE620とPanasonicのLUMIX L-1を揃えたら旧Four Thirds Systemのボディだけはコンプリート出来そうです。
知らぬ間にコレクターみたいな心境になってしまっている自分に気付いて少し怖いですが、安くで集められるので旧Four Thirdsはイイですね。
次は明るいレンズが…
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