使えたらよかったんですが…
先日、ジャンク籠から拾い上げたCanonのMF機、EF-M。
何気に良いカメラだったんですが、私にとって致命的な欠陥が見つかりました。
マニュアルフォーカスonlyなEF-Mだと、暗いズームレンズは使い辛いんですよね。
マニュアルフォーカスのカメラと単焦点レンズは親和性が高いので、Nikon使ってた頃は単焦点レンズばっかり持ってました。
で、Canonの単焦点レンズって言えば最近はSTMレンズが増えてますよね。
単焦点レンズに限らず、廉価版のレンズはSTMが多いです。
STMってのは、ステッピングモーター(Stepping Motor)の略称でして、パルス電力に同期して動作するモーターのことなんですよね。電気信号1パルスにつき、1ステップ分回転。起動・停止するときの、レスポンスや制御性の高さが特長で、構造がシンプルなため、スムーズな駆動とレンズ筐体の小型化に寄与してます。多分USMより安いって事で小型で安い目のレンズに多く使われてます。
で、コイツらはモーターの力でしかピントリングを回せないんですよね。
普通、EFマウントのカメラは例外を除いてオートフォーカス機なのでレンズに電気を送ってピントリングを回すなんてのは普通の動作なんですが、一部の例外であるEF-Mにはその機構が存在しないんですよね…
なので、折角小型軽量でEF-MにピッタリなEF40㎜F2.8STMが使えません。
blog.kobephotomic.workピントリングが回らないんじゃ使い物になりませんよね…
あと、秀逸な撒き餌レンズのEF50㎜F1.8STMも同様の理由からダメだったりします。
でも、YONGNUOのパチモン50㎜F1.8だと大丈夫です。
勿論本家本元も大丈夫なんでしょうけど、壊れちゃったんで…
MFしかできないってのも今の時代だと不便なもんなんですね。
シンプル過ぎるのも考えモノですね…
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