スッカリ影が薄くなったSpeedLightです
先日手に入れたPENTAX Q10ですが、Qシリーズはビヨーンと伸びる内蔵ストロボが目を惹きます。
レンズからなるべくストロボを離して赤目現象を防ぐのがその目的だとは思うのですが、なかなかやり過ぎた感のある内蔵ストロボです。
一眼レフだと大体ペンタ部が出っ張ってるのでその上に設置するのがセオリーだったりしますよね。
ストロボをレンズから離して配置するのは赤目現象の回避って意味が強いみたいです。赤目現象ってのは暗い場所でフラッシュ焚いて写真を撮影するとよく起こります。これは暗いところだと瞳孔が大きく開いてるために網膜の毛細血管にフラッシュの光が照らし出すために起こるのですが、水晶体が澄んでいる子供や眼底色素がもともと少なくて瞳孔の色が青や緑の白人に発生しやすいそうです。
なので、海外では結構必要な処置なのかなって思ったりします。
赤目は防ぎたいけどストロボの影も嫌なモノなので、ペンタ部が無いようなカメラでもストロボ位置はレンズの真上だったりします。
LC1はバウンス出来る内蔵ストロボみたいですが、発光面が真上向かないので結構失敗しそうな雰囲気。
アイデアとしてはすごく良いのですが、詰めが甘いのが残念。
バウンスは斜めにやると失敗する確率が高いんですよね…
まあ、Panasonicがカメラ事業を始めてからそれほど経ってない時期の製品なんでこの辺りの詰めの甘さは仕方ないと言えば仕方ないところです。
そういえば最近は高感度が使えるようになって為か、ストロボ自体を使う人が少なくなったような気がします。
ストロボって上手く使えば表現方法として大変面白いんですけどね。
このまま廃れていきそうな気がしないでもないです。
トライ&エラーがしやすいデジタル時代なんで、失敗を恐れずに是非楽しんでほしいところですが…
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