一部界隈では有名な立体モノです
以前、岡山県の山間部にある道の駅にはお台場やらのガンダム設置より以前に大きなガンダムの立体モノがあるという噂を耳にしたことがありました。
どうやらモチーフは昭和末期生まれキッズにはなじみ深い「Zガンダム」らしくて、ソイツは動いたりするという話も聞きました。
丁度、当該地域辺りに仕事で訪れていたうえに昼飯時に仕事が終わったんですが、美作落合駅周辺は目ぼしい飲食店もなくて昼飯難民と化してしまったので、津山を目指して初めに見つけた飲食店で昼飯を食おうと東へ進んでいたところ、当該物件と遭遇してしまいました。
お陰で昼飯を食うのが大幅に遅れてしまって辛かったです。
Zガンダムは道の駅「久米の里」に置かれてまして、調べたところ地元津山市在住の技術者さんが一人で作り上げたのだとか。
前項は7メートルと設定上のZガンダムに比べて1/3程度の大きさ。
7㍍の人型で思いつくのは名古屋駅にある有名な某人形なんですが、アレは6.6㍍なのでZガンダムはナナちゃんよりも大きいってことになります。
相当デカいですね。
材質は鋼鉄の骨格にFRPで肉付けした形となっているようですが、随所に軽量化の苦労が伺えます。
プラモデルと違うので重くなっちゃうと色々大変でしょうからね。
驚くことにこのZガンダムは 動かすことを前提としているみたいで、随所にシリンダーが組み込まれています。
が、調べてみたら実際に動かしたことは無いようなんですよね。
まあ、動かすとなったら結構な大仕事になりますからお金もかかりますし、クラファンとかで資金を集めないと厳しそうですね。
自治体がお金出すとかも無さそうな案件ですし…
ですが、折角可動部もちゃんと作られてるんで、実際に動いているところを見てみたいもんです。
ちなみに、このZガンダムは1999年完成ってことなんで、早々に動いていればお台場だったか横浜だったかにあったあのおっちゃんよりも早くに稼働したって事で注目されたんだと思うと非常に惜しいところです。
Zガンダムは汎用性も意識しているようで、足の脛に当たる部分には大きめのスピーカーが内蔵されてます。
お祭りとかに使うと良さそうですね。
盆踊りとか…
因みに私が知ってるZガンダムよりも随分とマッシヴなスタイルをしているこのZガンダムなんですが、どうやら小説版のヤツをモチーフにしているようで、私のようにTV版しか知らない輩には違和感を覚えさせるスタイルとなってます。
Zガンダムッてヤツは飛行機みたいな形に変形できるロボットでして、放送当時はそのギミックが子供たちの心をくぎ付けにしたもんですが、絵だと自然に見える飛行機への変形も、実際にプラモデルとかにその機構を組み込んだら随所に無理が出てしまってロボットの形が不自然に崩れたりしたもんです。
そんな感じの懐かしいプラモデルに近い形をしたZガンダムなのですが、迫力は十分で見応えがありました。
リアル世代じゃ無かったら別に違和感は感じないんじゃないかな?
皆様も津山・院庄辺りにお越しの際には、是非Zガンダムを見に行ってみてください。
長閑な道路沿いに突然出現する巨大なロボット、なかなか見応えがあります。
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