ジャンク籠の常連です
いつもジャンク籠から持ち帰ってしまいました。
PENTAXのMZ-5です。ドフで550円でした。安い…
MZ-5は1995年の発売。まだPENTAXが「旭光学」の時代ですね。
MZ-5は前世紀に操作が煩雑になったAF一眼レフへのアンチテーゼとして発売されたシンプル操作が身上の一眼レフ。
世間一般の一眼レフカメラは大きなグリップが普通になっていたところをMF一眼レフのように細身に纏め、場所を取っていた大きな液晶パネルを廃止してMF一眼レフのようにシャッター速度や露出補正を専用ダイヤルとして操作をシンプルでにわかりやすくしたカメラでした。
ジャンクの常連になってるって事は致命的な持病があるって事でして、MZ系は共通の持病があります。有名なのは内蔵ストロボのポップアップが故障してストロボが上がらなくなるってヤツですが、これは内蔵ストロボを使わなきゃいいだけなんでそれほど困りません。
問題はMZ-3/5共通の持病でして、コイツの場合はミラーの駆動系ギアが素材的に良くないのか割れることが多く、ミラーが正常に動かず半上がりになってしまいます。この状態でジャンク籠に放り込まれている個体をよく見たもんです。
で、今回手に入れたヤツはミラーの位置が正常で、壊れてなさそうに見えたので、一縷の望みをかけて持ち帰ってみました。
実は以前に同じMZ-5をジャンク籠から拾ってきてバラしたものの、手に負えなくて処分した苦い思い出があります。
果たして今回のMZ-5はちゃんと動いてくれるのか…
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