和歌山の保存車
久しぶりに和歌山でお仕事。
15時スタートだった上に押してしまって気づけば車に乗ったのが17時過ぎ…
加太とか寄り道して帰ろうかと思ったんですが、そんなことしてたら夜の海岸沿いや山道を走る羽目になるので過度な寄り道は諦めます。
なので、少し城でも拝んで帰ろうかと車を進めたら、お城の脇の公園に蒸気機関車と何やら変な形の電車が置いてありました。
調べてみたら1971年に廃止された南海和歌山軌道線とかいう路面電車の車両みたいです。
ヘッドライトがカエルの目のような感じで屋根上に2灯設置されてるのが目を引きます。
路面電車ってだいたい1灯設置されてることが多く、カタチや印象が似通ってるのですが、こいつはライトのせいで結構個性的に見えます。
1971年の廃線なんで、この電車は半世紀以上を保存車の境遇で過ごしたってことになりますね。
屋根付き、柵付きで保存されてるので状態は結構良さそうです。
それにしても、南海和歌山軌道線ってモータリゼーションを理由に廃止になったみたいですが、和歌山なんてうまくやれば併存もできただろうにって思うと残念ですね。
少子高齢化になって路面電車が有用なご時世になりつつありますが、既に殆どが廃線になっちゃってるんですよね。なかなか残念な話です。
さて、傍らにおいてあるのは蒸気機関車。
型式はメジャーなC57型です。
なんか綺麗にまとまった蒸気機関車で、あらためて見てもいい形だなぁと思います。
それにしてもこの場所、JRの和歌山駅からも南海の和歌山駅からも遠いところなんですが、持ってくるのも大変だったんでしょうね。
地元の人の思い入れが強く感じられます。
場所が良い場所なのでなかなか保存状態が良い2両でした。
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