規格同じでも使えないモノたち
整理してたら奥に仕舞い込んでいたマイクロドライブが出てきました。
2008年頃はコンパクトフラッシュも値段が高くて、結構ギリの容量で撮ってたので、大容量(当時)なマイクロドライブってのは重宝したもんです。
考えてみたら、当時はバッファの容量が少なかったからかカメラの処理能力も遅くて、またフィルム時代の撮影間隔が抜けきらないこともあって、書き込みの遅いマイクロドライブでもそこそこ使えたのでした。
コンパクトフラッシュもエエ値段してましたからね。2GBで5000円、4GBで10000円弱ってところでした。ただ、当時からHDDとおなじでフラッシュメモリに比べて寿命が短くて壊れる可能性が大きいといわれてたので、若干怖がりながら使っていたのを思い出します。
私のマイクロドライブは幸いにして撮影中に壊れたことは無かったんですが、壊れることを危惧した先輩からタダでマイクロドライブを譲ってもらえて、予備として大変心強かったのを覚えています。
時代の徒花的
そんな感じでフラッシュメモリが高いので、一般的になりつつあったUSBメモリもそこそこ高価なもの。
そんな折、ソフマップをぶらぶら歩いていると、「マイクロドライブのUSBメモリ」みたいな品物を発見。ネット納品が発達してなかった当時には大変有用な商品に見えて衝動買いしてしまいました。
確か5000円ぐらいだったと思います。
容量考えたら結構安いのでお得な気がしてました。
それなりに活躍してくれましたが、やはり書き込み・読み込みの時間がかかるので次第に使わなくなってきてました。
案の定
そんなハードな使い方をしていなかったにもかかわらず、一年もしないうちにPCで認識しなくなりました。
まあ、そうやろうなーなんて思いながらも、捨ててしまうのはちょっと惜しい…
それに捨てるなら中身を確認してやろうと考えて、ちょっとバラすと想像通りにマイクロドライブが出てきました。
不思議なのは外装には「5GB」と書いてあるのに、PCやカメラでは「4GB」としか認識しません。1GBは何処へ行ったんでしょうね…
外装と内容が異なる業務用っぽい外観のマイクロドライブは、それだけでも結構怪しかったんですが、とりあえずフォーマットしたら普通に使えたので驚きです。色々と不安が募ります。
そんな怪しいマイクロドライブですが、数年プライベート&重要じゃない用途に使ってみました。不安要素は沢山あったんですが、特に深刻なエラーも無く使えたのでお買い得だったと思います。使う旅にドキドキするので心臓には悪い目でしたけどね。
現在はというと
思ったよりも使いものになったマイクロドライブなんですが、EOS5DもMK3からはダブルスロットになったせいかTipeⅡのカードが入らない仕様になったので、残念なことにマイクロドライブが使えません。
信用ならないメディアをSDと同時に使うことによって、エラーが出た時の保険を掛けることができると思ったんですが、皮肉なことです。
なので、現在は初代5Dや5Dmk2を使って家でブツ撮りとかするとき用に使ってます。当時使っていた1GBや2GBのコンパクトフラッシュよりもはるかに使用頻度が高いのは皮肉なもんです。
意外とイイ買い物したのかもしれません…
↓良かったらポチってやってください
【 サンディスク 正規品 】 SDカード 64GB SDXC Class10 UHS-I U3 V30 SanDisk Extreme SDSDXV6-064G-GHENN エコパッケージ
- 発売日: 2019/12/01
- メディア: Personal Computers