雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

別府と書いてべふ 兵庫の別府

趣味の跡地巡りです

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こんなの見てきました

今日は久しぶりに本業お仕事二件。

ありがたい話です。

二件目は加古川辺りと聞いて、現場を教えてもらって地図を確認していたら、どうも道の形がおかしいんです。

明らかに不自然な斜めの道。

元々京都人なので地形上斜めの線は苦手なので反応してしまします。

どうやらこれは、全盛期に加古川辺りにあった別府鉄道の跡地のようです。

移動が上手くいけば仕事前に探索が出来そうです。

6年ほど前にも

そういえば昔、同じように加古川でお仕事の後に跡地巡りをしたのを思い出しました。

もしやと思ってFacebookを遡ると2014年。

こう云った時の忘備録として便利ですよねFacebook

因みに当時の画像は以下の通りです。

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天気は良いですが、車両はクレヨンで描いた絵みたいに状態が悪いです

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逆サイドはこんな感じ。こちらも酷いです

もう酷い有様でした。

今回も明るいうちに巡れるかと思ったら…

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陽がドップリ暮れてしまって…

加古川の入り時間が5時。その前に尼崎で2時からお仕事だったんです。

だいたい一時間チョイ撮影して、編集さんを駅まで送った後、ケチって神戸まで地道で帰ったら一時間もかかってしまいました。結構混んでたんですよね。

仕方ないので神戸から阪神高速第二神明道路加古川へ。

現地近くに着いたのが約束の10分前で全く余裕なしでした。

お仕事優先なんで現場へ向かったら、向こうの予定変更で1時間と15分押し。

これなら野口の保存車両は見に行けるなと思ってたんですが、甘かった…

この時期なんで、陽が暮れるのが早い早い。

久しぶりの入り組んだ廃線跡を探しているとあっという間に30分経過。

見つけた時にはドップリ日が暮れてました。

驚くほどキレイに

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夜は夜でイイかもです

5年半ぶりに対面した保存車両「キハ2」は驚くほどキレイになってました。

暗い中でもハッキリわかります。

当時の後輩ぶりが噓のように整備されています。

残念ながら少し部品が無くなってましたが、パッと見は大変きれいでした。

本来ならこの後足を延ばして高砂線跡も見に行こうと思ってたんですが、大変残念なことに時間切れ。

まあ、きれいになった保存車両を見れただけでも良しとしなければなりません。

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どうも部品が無くなってる気が…

それにしても、こういった畑地が宅地になったところってのは道が狭くてかないませんね。普通にすれ違えないところが対面通行になってるんで、勘の悪い車が一台居るだけですぐに渋滞になってしまします。

こう云ったところで免許取ったら運転が上手くなりそうですよね。

  

 

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中間リング 何処製か忘れましたがサードパティーです

初めて使った中間リング

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サードパティーの中間リングです

数年前の話になりますが、注射針を撮ってくれって言われたんですよね。

針ってめっちゃ小さいので相当アップで撮れないと不安です。

残念なことに手持ちのEFマクロ100㎜F2.8は等倍までしか寄れません。

普通は等倍までぐらいしか寄らないのでちょっと困りました。

 とりあえず、モノの詳細が大体しかわからないので寄れるに越したことはありません。

機材がSONYならMINOLTA時代の白いマクロレンズ…ってのを思い出して調べてみたんですが、検索しても詳細はおろか画像も出てきません。なによりもレンズの名前がわからないのが致命的です。まあ、ニッチ過ぎる用途のレンズですから仕方ないですね。

接写用アイテム

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3つも入ってお得でした

無い物ねだりしても仕方ないんで、あるもので寄れるだけ寄ろうと考えたら、

①トリミング

②クローズアップレンズ

③中間リング

の3つの案が浮かびました。

このうち、

①のトリミングは最後の手段なので置いといて、②と③を揃えていきます。

先ずは②のクローズアップレンズですが、幸いにもマクロレンズは口径が小さいので、ジャンク籠に一杯転がってるフィルターの中から掘り出すことが可能です。

端からジャンクを目当てにするのはアレですが、クローズアップレンズにあんまり期待してないので投資は少なめに行きます。

本命は③の中間リング。

多分これが一番いい方法だと思ってました。

中間リング

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まあ、3つもいっぺんに使いませんけどね

とりあえず中間リングは純正で…って思ってたんですが、Amazonなんか見てみると13㎜、21㎜、31㎜と3種類も入ってるのが純正一個分よりも安くで売ってます。

考えてみたらただのリングで、中にレンズも何も入ってません。

言ってみれば4×5の延長蛇腹みたいなものなんで、とりあえずの平面性が取れてれば大丈夫じゃないと考えた訳です。

ないによりも等倍のマクロがあれば大体の用は足りますし、今後の撮影でそれほど使うものではないので、あんまりイイの買っても…

なんて思ってお安いのを買ってみました。

コレが良かったのか悪かったのか…

実践してみると

テストしてみたところ、中間リングもクローズアップレンズもそれなりに寄れるので満足。テストでライティングするのが面倒だったので、テストが適当なまま実戦へ。

ほゞぶっつけ本番で挑んだところ、其処まで寄っても仕方ないということがわかって、寄れ過ぎる機材たちは若干持て余し気味で無事に撮影終了しました。

たしかに寄り過ぎても何が何やらわかりませんもんね。

何よりも無事にお仕事が出来てホッとしてました。

用途転用

撮影は終わったんですが、機材は使い捨てではないので他の利用方法はないものかと考えました。

私はよく70-200㎜F2.8で料理とか撮るんですが、普段は寄れるタムロンのA001を使って撮影してます。

blog.kobephotomic.work

まあ、これはこれでイイんですが、AFだと駆動音が大きすぎる上に合焦が上手くいかないことも多々あって、基本マニュアルフォーカスで撮ることになります。

これを純正の70-200㎜で撮るとなると、最短撮影距離が1.5mなんで、引きが無かったり寄れなかったりとチョット辛いんです。

そこで、中間リングを噛ましてやったら如何って思ってやってみました。

上手くいけば寄れるわAF使えるわで結構便利になるじゃないかと考えた訳です。

が、結果は失敗。

どうも合焦範囲が狭すぎるみたいで、普段のレンズが寄れるようにだけなるって訳にはいかないみたいです。

露出倍数もかかりますしね。良いこと無しでした。

この中間リングは唯々レンズと本体との間をつなぐだけのモノなんで、レンズが離れたから暗くなるんで云々…みたいな計算はしないんですよね。そりゃそうか。

純正だったらその辺フォローしてくれたのかなーと考えないでもないですが、結果はあんまり変わらなかった気もします。

なによりも、このコロナ禍で飲食店の撮影も減ってますから、この期間に新しい手を考えないとダメですね。

 

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餞別で貰ったEOS620 いいカメラです

一瞬ハイエンドだった600系列の旗艦機

 

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EOS620です

古い機械ですが、CanonEOSの600系列ってイイデザインしてますよね。

それはもう、惚れ惚れするぐらいに。

写真屋を辞めて新聞屋になった時に、元居た写真屋の先輩から餞別的に貰ったのがCanonを使うようになった切っ掛けです。

以来ずっとCanonでお仕事させていただいています。

そう考えたら私にとってEOS620ってのは、ターニングポイントとなったカメラだと言えなくもないんですよね。

 貰いもんですけど…

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EOS600系列は本当にイイデザインですよね

とりあえずスペック的なもの

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下地の金属が青錆になって表面コーティングを侵食してます

ご存知かとは思いますが、Canonがカメラの更なる自動化を目指して旧来のFDマウントを捨ててEOSを発売したのが1987年。
その際に登場したEOS650の上位機種として登場したのがEOS620です。

フィルムの巻き上げスピードは秒間3コマと遅いながらも、シャッター回りのスペックは当時としては最先端の1/4000sec&シンクロ同調1/250secで、FDの事実上の最上位機種T-90と同じ性能でした。

同じじゃないのはファインダー表示。

どう考えたらこんななるんかと首を傾げたくなるぐらいの不思議な表示でした。

オートでカメラ任せにする分には良いんですが、マニュアル露出にすると今では一般的になったバーグラフなんて出ません。

シャッター速度と絞り値が表示され、マウント向かって右下の「M」と表記されたボタンを押すと「OP」「OO」「CL」と、露出に合わせて表示が変わります。

押してる間だけ。

「OP」ってのは「暗いからシャッター速度落とすか絞りを開けなさいよ」って意味。
「OO」は適正露出

「CL」は「明るすぎるからシャッター速度上げるか絞りを絞るかしなさいよ」って意味なんですよね。

初め手にしたときにはサッパリわからなかったです。

初見殺しです。

唯々シンプル

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基本的な操作はシンプルでいいんですが…

1987年というオートフォーカス黎明期の後期製造なんで、余計なモードは付いてませんが、プログラム・シャッター優先・絞り優先・DEP・フルオート・マニュアルと通り一遍のモノは備えてます。

逆にポートレイトモードとかスポーツモードみたいなよくわからない絵柄に合わせて撮影するモードってのは90年代から流行って各モデルに搭載されることになります。

誰得やねんって機能ですよね。

そんなのが付いていないので、大変スッキリしていて使いやすいです。

マニュアルの表示はゴミ以下ですが…

 入手経緯

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シャッターは無事です

前述の通り、写真屋退職する頃に先輩からいただきました。

貰う際に「売ったりしないでね」なんて念を押されたので、売らずにそのままウチにあります。まあ、今更EOS620なんて中古で値段もつかないんで売れないですしね。

貰って初めの頃はシンクロ1/250secが便利だったんで、よく使いました。

困りもののマニュアル露出表示も、基本的にAEで撮って、ジックリ撮るなら単体露出計を使えばいいことですので、それなりに満足して使ってましたし、その後EOS-1とEOS-100を買い足したので出番はガクンと減ったんですが、まあ機会を見てボチボチ使ってました。

さらにフリーになってからはフィルムはEOS-1nばっかり使うようになって、使う機会は激減。デジタル化でほゞ使わなくなってしまいました。

この度、EOSR6を買うにあたって生贄に差し出そうと思ったんですが「フィルムカメラの場合はハイエンドのEOS-1系列じゃないと…」なんて渋られたので、出ていく機会も逃して眠ってます。

デジタルと併用してフィルムを使うにしても、EOS630もあるのでホントに出番無いんですよね。困ったもんです。

 

 

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Distagon35㎜F2.8 平凡スペックのレンズ


平凡だけどそこがイイ?

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貰い物の35㎜レンズです

昔、無理して買ったCONTAX

はじめにPlanar50㎜F1.7が付いた139Qを衝動買いして、次に欲しかったDistagon25㎜F2.8AEを買いました。その後はYashicaの108MPとM42マウントアダプターなんかも買い足してました。

その後はやっぱり望遠が無いと不安だからと、Tokinaの90㎜F2.5マクロを買ったんですが、先輩から「なんでCONTAXやのにサードパティ使うのか、本気でわからん」なんて褒めていただき、それぞれ別の先輩から159MMとSonnar180㎜F2.8も買い取ったりしました。とどめとばかりにRolleiSL35を下取りに出してS2を買って、順当にシステムを充実させてきました。

メインのボディが159MMとS2では見た目的にも信用的にも貧弱でしたが、一応はCONTAXを揃えたかな?なんて思っていました。

タダの機材

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Distagon35㎜F2.8です

当時は未だフィルム全盛期。

まだ京セラもカメラ事業をバリバリやってた頃です。

会社の35㎜はNikonだったんですが、コッソリCONTAXでも撮ったりしてました。

悪ノリしてRolleiSL35でも撮ってみましたが、あれはダメでしたね。

そんな感じで楽しいZeissライフを送っていると、当時働いていた写真館の店長が「CONTAX使ってるならこれあげるわ」なんて言って、レンズをくれました。

別の先輩方とは売買契約だったんですが、店長はタダでくれると言います。

コレは裏があるのかと思いましたが、使ってない機材&これからも頑張ってね代みたいな形でポンとレンズをくれたんでした。

ありがたい話です。

ただ、後の繁忙期には仕事が文字通り死ぬほど忙しくなって、月の残業時間が130時間越えてましたね。

「これから頑張ってね代」を貰ってもお釣りがくるぐらいでしたが、きちんと残業代も払われてたので文句は言えないのでした。

そうやって貰ったのがDistagon35㎜

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寄れない&明るくないーなんですよね

その時にもらったのがCONTAXの広角レンズ、Distagon35㎜F2.8です。

35㎜なのに解放F値が2.8という暗さ。

加えて最短撮影距離が0.4mと中途半端に寄れないレンズです。

国産メーカーの35㎜単焦点レンズと比べて見劣りするスペック。

前述の通り手持ちのCONTAXレンズは癖物レンズとして有名なDistagonの25㎜F2.8に加えて、F1.7の安物ですがPlanar50㎜、望遠レンズはSonnar180㎜F2.8も持ってまして、其処に社外品ながら90㎜マクロを加えたら大体なんでも撮れるわーって感じになってたんですが、其処に突然35㎜のF2.8が入ってきました。

頂いたものの、35㎜には出番がほとんどなくて持て余してました。

貰い物なんで、売ったりできませんしね。

デジタル化で興味が湧いてきた

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ただただZeissに弱いんです

明るさも中途半端、最短撮影距離も他社レンズより少し長めってことは極端な表現がやり難いってことになります。

まあ、言うても35㎜なんて大胆なパースやら大きなボケなんてのは端から期待できないんですが、それでも制約が増えることは嬉しくないです。

なので、使い手のウデが試されるなぁ…って事で、使うのを躊躇ってたんですが、SONYからミラーレスのフルサイズ機が出て、SONYなんでそのシステムにはZeissのレンズがラインナップされてまして、更にはこのDistagon35㎜と同じように地味な35㎜F2.8が標準レンズ的な位置付けで発売されたんですよね。

Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAなんてのが発売されるとは夢にも思いませんでしたよ。

このレンズ、店頭で弄ってみたんですが、スペック的にはDistagonより少し小さくて少し寄れる(最短撮影距離は0.35m)だけ。

そうすると、この35㎜のF2.8ってスペックには何か深い意味があるのかも知れないと思えてきました。

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因みにフィルターも「CONTAX」銘でした

大分寝かせてしまったけど、そろそろ第三の35㎜として持ち出してもいいかもしれません。ちょっと腕が試されますね。

ただ、向こうはSonnarの35㎜、私のはDistagonの35㎜なんですよね。

明らかにレトロフォーカスのDistagonは分が悪いです。

まあ、四の五の言ってないで使ってれば良いんですけどね。

折角のミラーレス機ですから…

 

コンタックス Carl Zeiss Distagon 35mm F2.8 F/2.8 AEJ T*

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CONTAX Carl Zeiss DistagonT* 25mm F2.8

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Contax Distagon 35mm F2.8 T* (Carl Zeiss) MMJ

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Distagon

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Ai改Nikkor200㎜F4 質屋の逸品

高校生の時に買った初望遠単レンズ

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Nikkor200㎜F4です

 

大学時代ならまだしも、高校生の時ってお金ないんですよね。

クラブやら家の方針やらでバイトも長期休暇の時にしかできなかったので、高価な機材をそう簡単に買えるもんじゃなかったんです。

そうすると、手持ちの機材でどうにかすりゃいいんですが、やっぱり欲しい物は欲しい。

物欲は原動力。

モチベーションを上げるには新しい機材が要る時もあります。

でもまあ、純正品の新品なんて高嶺の花。

カメラ屋でショーウインドウを穴が空く勢いで見つめてみても、優しい店員さんが破格の条件で譲ってくれるなんてお伽噺はありません。そもそも10代半ばまで成長したなら欲しいモノの代金ぐらいは自分で工面しなきゃなりません。

なので、安い中古の型落ちって事になります。

Nikonのレンズ…

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フード内蔵です

当時の望遠レンズと言えばAiAFNikkor80〜200㎜F2.8s

流石に十万円超えは買えません。

あとは廉価版&暗い版のAFNikkor70−210㎜F4-5.6と望遠側に伸びた75−300㎜F5.6。

これすら高校生には高杉晋作なので、SIGMAの70-210㎜F5.6を使ってましたが、どうもシックリこないんです。

当時のSIGMAのデザインがダサいのもあるんですが、なんとなくピンとこない(フォーカスは合います)んですよね。見栄もあってやっぱり純正が欲しくなるんです。

ズームがダメなら単焦点

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最短撮影距離は2㍍と長めです

純正ズームが高くて買えないのなら、当時はズームより安い単焦点に興味が向きます。

昔のレンズラインナップは高くて明るいレンズと暗めで安いレンズの二本立てでした。

当然、お金ないんで暗くて安いヤツに目が向きます。

モノの良し悪しがわかってなかったので、AiNikkor85㎜F2は初めから眼中に無くて、AiNikkor105㎜F2.5なんてのも望遠効果がなくてイマイチ。MicroNikkorの105㎜F2.8も同じ理由と高いのでスルーでした。

135㎜はF2.8のヤツと、それよりちょっと安くてちょっと暗いF3.5がラインナップされてましたが、色々と中途半端な気がしてこちらもパス。

そうすると残ってるのは180㎜F2.8と200㎜F4しか残ってません。

あの頃はF2.8の有難味を理解してなかったので、180㎜F2.8はAFの新型はもちろん、マニュアルフォーカスのAi版も高いので、200㎜F4が欲しい焦点距離且つ手の届く範囲で一番安い純正レンズでした。

それでも高い…

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当時はすべてがMade in Japan

Ai200㎜F4がちょうど良いぐらいとわかっても、高校生にはおいそれと買えないのは変わりません。

小遣いやプールしたバイト代はフィルムのTri-XやPius-X、現像液のD-76やらイルフォードの印画紙などで日々消えていきます。

その時手元にあったのは2万円もないぐらい。

心許ないというか、普通に足りません。

安い出物は無いかと毎週のように河原町近辺の中古屋をパトロールしても良いのは見つかりません。

やっぱり京都は相場が高いんだなと思って諦めかけてたんですが、家の近所にある質屋のショーウィンドウを覗いてみたら、1万5000円で200㎜F4がおいてあるではありませんか!

質屋のレンズ  

これを逃してはイカンとばかりに急いで見せてもらうと、形はAi200㎜F4と瓜二つなんですが、残念なことにAiになる直前のレンズでした。

ご存知かとは思いますが、Nikonの「Ai」ってのは人工知能のことではなくて、絞り値をカメラへ伝える機構が新しくなったタイプのこと。1970年代前半・NikonF2の前期まではレンズを交換するたびにそのレンズの開放F値をカメラにセットしなきゃならなかったんですが、Ai化してからはその必要がなくなりました。

Ai化してないのは不便だとは思いつつも、お値段には勝てません。

「まあ、望遠レンズはブレるの怖いから開放でしか使わんから良いか」

なんて、いつもながらアバウトな思考で買ってしまいました。

買って帰ってみるとフィルターがカビカビだったんでフィルターは捨てて、ずっと剥き出しで使ってました。フィルター径はNikon共通の52㍉径だったんで、無いこともなかったんですが、黴の胞子が残ってたら怖いので敢えて裸で使ってました。

Ai改造

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当時は安くでAi改造してくれました

そんなこんなで手に入れた200㎜。撮影前に絞り込んで露出を決定するというやりかたで使ってましたが、一本だけ違うと使いにくく思えます。

なので高2の終わり頃に大阪のNikonサービスセンターへ持ち込んでAi改造 してもらいました。確か3000円ほどでやってもらえたんじゃないかと思います。

当時のNikonはユーザーに優しい企業だったと記憶してます。

今はどうなんでしょうね?

出来上がったレンズを梅田の太融寺にあったサービスセンター取りに行った帰り道、せっかくだからと廃線直前だった南海電車天王寺支線を撮影しに行ったのが、このレンズ最後の活躍でした。

掘り出してきたんで、久しぶりに使ってやりたいんですが、Nikonは私の手持ち機材だとデジタルで使えないので残念です。

フィルムだと順番待ちが長いので使えないんですよね…

 

 

GXR…使い道が…

コンセプトは秀逸なんですが

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再びGXRです。

そういえば最近埃を被っているRicohのGXR。

レンズ・撮像素子ユニットと操作系・裏面液晶ユニットの二部構成で、レンズを変えると撮像素子も変わる面白いシステムでした。

デジタルカメラの進化は撮像素子に係るものが一番大きくて、此処を交換式にすることで常に最新の状態を保てるといったスタイル。

コレが流行らなかった理由としては、撮像素子と一体になったユニットの単価が高価になり過ぎるため、レンズの為に交換ユニットを買うのが結構大変になると云った至極当たり前のデメリットが当初想像した以上に大きかったんじゃないかと考えられます。

そんなわけで、投げ売りの同機をS10ユニット(1インチユニット・35㎜換算24-70㎜のズーム付き)と共に買ったんですが、ズーム付きのコンパクトデジタルカメラにありがちな埃の混入で使わなくなり、その後APSーCサイズのセンサーに28㎜相当のレンズが付いたA10ユニットを購入して今に至るわけですが、なかなか使わなくなって久しかったりします。

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大きさとギッチリ感が素晴らしい

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質感がイイ感じなんです

成熟した工業製品は小型軽量を目指して進化していきます。

カメラもその最たるもので、新製品は旧製品よりも小さく軽くを目指して作られますが、所詮は人の使うものなんで小さくするのにも限度があってそこそこの大きさで小型化は完了します。

フィルムカメラだとファインダーやらフィルムやら汎用電池やらでおる一定の重さは担保されるんですが、デジタルカメラだと色々と端折れるのでびっくりするぐらい軽くなります。

軽くなるのは良い事なんですが、軽すぎるとブレ易くなりますよね。

大きさに関しても女性の手と男性の手は大きさが違うんで、理想とする大きさは違うんですが大体小さい方に合わせてきます。そうなると手の大きい私なんかは大変使い難くなるんです。

でも、Ricohのコンパクト機は程よい大きさと重さに纏められていて、撮り手の事を考えた作りになっているなと持つたびに思います。

Ricohは小さいカメラを作るのがの上手いですよね。

GRが有名ですが

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バラバラになります

もう、GRって言ったらブランドっぽくなっていて熱狂的なファンもおられますよね。

スナップと言えばGRってぐらいになってます(最近は元気ないですけどね)が、ちょっと上手くパッケージングされ過ぎている気がします。

そんな優等生なGRと比べてGXRは纏め損なった感というか、ちょっとパッケージングし切れなかった感じが何となく好きです。
もう未来なんて無いんですが、何となくその先がありそうな感じがイイんですよね。

重さ・大きさと共になさそうでありそうなポテンシャルを感じます。

実際、もうちょっと拡張ユニットや外付けファインダーなんかのアクセサリーを入手しないと偉そうに語れないんですが、イチイチ高いんですよね。

なので最低限の装備で遊んでますが、本体部というかシャッターボタンと背面液晶があるところが結構ガタ来てまして、電池室もクイックシューとかで蓋をしないとちゃんと閉まりません。

これは何度か落下させたときに電池室の蓋を止めるところが割れてしまった為でして、マグネシウム製のボディが若干欠けてしまったんですよね。

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電池室が割れてます。因みに電池は代用品です。

各部昨日は正常に動いているので、GXR自体が相当丈夫である証左みたいなもんなんですが、やっぱりちょっと使い難い。今更買い直すのもアレなんで騙し騙し使ってます。

良い出物があったら買い替えたいんですがねぇ…

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グリップも擦れ擦れです

ただ、EOSR6買っちゃったんで、マウントアダプター器としても使うことなさそうですし、扱いに困ります。

 

 

RICOH デジタルカメラ GXR ボディ 170380

RICOH デジタルカメラ GXR ボディ 170380

  • 発売日: 2009/12/18
  • メディア: Camera
 
RICOH GXR用カメラユニット GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO 170390
 
RICOH デジタルカメラ GXR+S10KIT 24-72mm 170540

RICOH デジタルカメラ GXR+S10KIT 24-72mm 170540

  • 発売日: 2010/07/16
  • メディア: Camera
 

 

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CyberShot DSC-W50 なぜこうもZeissに弱いのか

CONTAX Carl Zeiss  Sonnar 2.8/180 T*を下取りに出して…

 

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偽IXYことDSC-W50です

3人目の子どもが生まれて神戸に引っ越して…という物入りだった頃。

妻が使うようなデジカメが欲しくなりました。

当時のガラケーに内蔵していたカメラは画質が悪すぎて使い物にならなかったので、やはりコンパクトなカメラがイイだろうと結論。

当時CanonのIXY200aを持ってたんですが、新聞社を退職するどさくさに紛れてどっか行ってしまいまいました。

多分、何年か活躍してくれたことだろうと思います。

記録メディア乱立の頃

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ソックリさんですがイイデザインだと思います

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誰得な専用メディア。ProDuo…

当時はデジタルカメラの黎明期末期ってぐらいの時期。

まだスペックが上がりきっていない頃でしたので、各社一長一短なところがありました。

メディアもまだスマートメディアが生き残っており、その後釜のXDピクチャーカードなんてのも出てしばらくしたころ。

ちっともコンパクトではないコンパクトフラッシュもこれまたコンパクトデジタルカメラに採用されていたりしてました。

因みにSDカードは当時結構単価が高かったのもあって、今ほど流通はしてなかったと思います。今ならSDカード一択ですけどね。

あとはSONYメモリースティックですが、これも長くてデカいオリジナルメモリースティックからSDカード並みの大きさになったメモリースティックDuoってのになったところでしたね。オリジナルの規格は流行らんのやから初めからSDカードにしとけばSDの単価も下がっていいのにって思ったのを覚えています。

物入りな時期なので…

そんななか、コンパクトさと上質な感じを両立させたのが欲しいなぁ…なんて朧気に考えていました。この後、各社結構いい感じのをバンバン出してくるんですが、当時は金属外装のカメラもそれほどありませんでしたね。CanonIXYなら結構いい線行ってたんですが、決め手に欠けました。

他のメーカーを見てみると、IXYに酷似したデザインのカメラがあるではないですか!

しかもカラバリで黒ボディーもあって、レンズがZeiss!!

これしか無いと思いましたが、それなりに良いものはそれなりにお高い…

ちょっと懐具合が厳しいときなので相当迷いました。

下取りとかエエかも・

なら、当面使わない機材を放出しよう!

でも子供の小さいことはあっという間なので、是非とも記録しておきたい。

でも子供の小さいことはあっという間なので、是非とも記録しておきたい。

ってことで、手持ちの機材を見回してみたんですが「使ってないのに高く売れそう」な機材なんて持ってません。

ってことで、手持ちの機材を見回してみたんですが「使ってないのに高く売れそう」な機材なんて持ってません。

なかでも持て余していた180㎜レンズ「Sonnar 2.8/180 T*」コイツなら売れそう…

「物の価値の分からん奴や」って?

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Zeissに弱いので困ります

そんなことぐらい百も承知で売りに来ているのに、余計なことを言うオヤジです。

合ってるのか合ってないのかわからんような知識をひけらかしたいだけなのかも知れませんが、ああはなりたくないもんだと思いましたね。

合ってるのか合ってないのかわからんような知識をひけらかしたいだけなのかも知れませんが、ああはなりたくないもんだと思いましたね。

モノ的には…

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当時はファインダー付きが有難かったです

まあ、そんなこんなで手元にやってきたDSC-W50は、この時しか撮れないモノをバンバン撮ってくれたのでした。

勿論、妻や小学生未満の子供らが撮るのでブレたりなんやで写真的にはアレでしたが、私的記録なんてものは雰囲気が伝われば成功なんですよね。

今回は以前ご紹介したCanonA60や35㎜F2と一緒に発掘したので、それはそれは懐かしい画像と共に出てきました。嗚呼、あの頃は良かったなぁ…

 

blog.kobephotomic.work

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 そうそう、W50に限らずこの辺りのカメラは手の抜きどころを模索していたようなところがありまして、とんでもない所が壊れたりします。

私のW50はシャッターボタンが根元から抜け落ちました。

外で知らんうちに撮れてたら再起不能になるところでしたが、運良く家の中で発症してくれたので、パーツを載せてパーマセルで止めてます。

まさかこんなところが壊れるとは…

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変なところが壊れます。普通壊れたらアカンところです

 

 

 

 

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