フィルム時代の必需品
ライトボックスってご存知ですか?
ポジフィルムをよく使う方は必需品ともいうべきアイテムです。
昔は現像所には必ずありましたし、DPEの受付にも大抵ありました。
そう言えば知らないうちに見かけなくなってたんですが、手元にあると便利なんですよね。
最近、4×5サイズのシートフィルム用と思しき小さいのをジャンク品で手に入れてみたら、これが結構使い易くて驚きました。
小さいのって結構便利なんですね。
シャーカッセン?
話がズレるんですが、お医者さんに行くと診察室には必ずレントゲン写真とかを見るための大きなライトボックスがありました。
最近は電子カルテ化が進んで、新しくできた病院やクリニックでは見かけなくなりましたが、大きい所だと教室の黒板みたいな大きさのヤツがあったりしましたね。
私は「シャーカッセン」と耳で聞いて覚えていたんですが、正確には「シャウカステン(ドイツ語Schaukasten)」って言うらしいですね。
和製英語(ドイツ語?)って感じですね。
因みにAmazonだと「ライトボックス」よりも「シャウカステン」で検索したほうが、多くの商品にヒットするので驚きです。
未だに需要はあるみたいです。
鑑賞及びセレクト用
話を元に戻して…
ライトボックス、元々は現像済みフィルムのセレクトや鑑賞に使うものなんですが、複写にも使いました。
現像済みのフィルムを撮影して、コピーを作るという作業が複製のできない時代にはあったんですが、デジタルでは要らない作業の一つですよね。
現像済みのフィルムはスキャンすればその方が良い結果が得られますし、確実です。
でも、ブローニー判以上だと対応しているスキャナーって少ないんですよね。
急にお値段も高くなりますし、それほど頻繁に使わないのに高価な機材を導入するのは勿体ない気がします。
そう思ってたんですが、最近ブローニー判の現像済みネガフィルムをライトボックスでお手軽複製したら結構便利なことに気付きました。
スキャナーよりも手早くできますし、仕事ではない人に見せる程度の用途ならこれで十分な気がしてきました。
妻に見せると、35ミリフィルムで言う所のパーフォレーションの部分がエエ感じらしいです。そういえば最近見なくなりましたからね。あの部分。
あとはスキャンしたくなるようなネガをもっと作らないと…
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