欧米ではスタンダードな品と聞きますが
一昨年前、沖縄の伊平屋島へ行ったときに自分用の土産として買ったランチョンミートの缶詰。
シャレで買ったんですが、いくら保存食で賞味気減が長い(2023年8月)とはいえ、そろそろ食わないとヤバいかなと思ったんで開けて食べてみました。
普段はコンビーフとかも食べないんで、なんとも衝撃的な体験でした。
肉文化って凄いもんですね。
名前とパッケージが凄い
買ったのは「CELEBRITYランチョンミート」って名前のヤツでして、本土では見かけない感じのパッケージ。
原産国はデンマークで、沖縄県の許田商会ってところが輸入元です。
原材料は豚肉、でん粉、食塩、ガゼインNa(乳由来)、安定剤(リン酸Na、発色剤(亜硝酸Na)と、イスラム教徒なら絶対食べられない内容です。
300㌘入りでお値段は280円でした。
賞味期限がまだまだ残ってる状態でもパッケージが色褪せて古臭い感じなんで、賞味期限切れに見えるステキな外装してます。
何気に名前が「CELEBRITY」ってのも印象深い目です。
そしてイラストの素朴なお姉さんエエ味出してます。
CELEBRITYなのに地味…
コンビーフ界では一般的
開け方も結構独特で、シーチキンやらの丸い缶詰に慣れた身には新鮮です。
専用治具を使って巻き取るように開けていくのは「なるほど」と思いました。確かに上を剥がしちゃうと中身が出てきませんもんね。
上手いこと考えるもんです。
が、引っ張り出すときに手が油まみれになるのには閉口しました。手袋して開けるもんなんでしょうかね?ぬるっとした感触がゾッとしますが慣れるもんなんでしょう。
お味の方は…
肝心要のお味なんですが、なんとも言えない微妙な感じです。
とりあえず、焼いて食ってみたんですが焼いたときに香る肉の臭い…なんてのが出るわけでもなくて、無機質なんですよね。
味も辛うじて肉感がわかるものの、塩っ気と油感が強くて妙な感じ。
消しゴムよりは肉に近い感じかな?ってところです。
因みに肉大好きな娘に出しても全然食が進みませんでしたので、我が家の血筋にはあんまり合わないみたいです。
試しにケチャップ付けて食べてみたら、思ったよりも良い感じになったのでアメリカンな味わい方が合うのかもしれません。
現地の名産品って現地で食べたらメチャメチャ美味しいのに、土産で買って帰って家で食べたらそれほど美味しくなかったりすることありますよね?そんな感じです。
使い道が難しい…
このCELEBRITYランチョンミート、思ったよりも量が多かったので1/3程冷凍してるんですが、どうも使い道が難しいです。
何というか、ニューヨークの売店で売ってるホットドッグのソーセージは油臭くておいしくないとか言う話を聞いた事があったんですが、このCELEBRITYランチョンミートも同じような製法なのかもしれませんね。
単体だと結構エグイ所が際立つので、炒飯の具にするのが合うのかもです。
が、何れにせよ何となく体に悪そう…なんて思いながら食べてるので駄目なのかもしれませんね。折角だからもっと楽しまないと損ですよね。
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