生駒山の山頂に古めかしいのがありました
生駒山を登り切ったら山頂公園にケーブルカーの保存車が鎮座してました。
茶色で箱型でオデコに一灯ライトが付いていて、何だか昔の省電/国電みたいな形してます。63系ッてヤツっぽいです。
しかも窓の上と下にもシル・ヘッダーが付いていて結構好みのデザイン。
調べてみたらこの車両は生駒ケーブルの前の型で、現行の犬型電車になる前はこんな古めかしい電車だったみたいです。
生駒ケーブル、極端すぎです。
車両自体は非常に古くて1918年製の車両のボディを1928年に更新したそうで、現在展示されている更新後のボディ自体でも齢95を数えますし、台枠みたいなものは105年前と1世紀以上前のモノになります。
恐ろしく長持ちですね。
しかも中も開放されていて、実際に入って座ってできるみたいなんですが、ケーブルカーっていう特殊な車両だからか、はたまた古すぎるデザインがウケないのか、近くで遊んでいる子供たちもあまり興味を示さない様子。
なんだかちょっとかわいそうになります。
個人的には好きな形なので十来る見て回りたかったのですが、此処へ訪れたのも仕事だったので早々に引き上げざるを得ませんでした。
残念。
もう少し暇になったら山登りがてら来てみたいものです。
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