中身が見えるSDカード…?
以前、フラッシュメモリの専門店で投げ売りされていた東芝のSDカード。
このSDカードのウリはNFC搭載ってことで「スマホにかざせば中身が見える」っていう、わかるようでわからない特徴を持ってます。この触れ込みと値段の安さににつられてついつい買ってしまったのですが、読み書きがソンジョソコラの安物SDよりも遅いので大事な撮影に使うことを断念。遊び用と割り切って予備役編入してました。
ダブルスロットなら…なんて思ったんですが、最近の使い方だと遅いメディアが足を引っ張ってソコソコストレスなので困るんですよね。
で、NikonのD60とかPENTAXのK10Dなんて古いカメラに使ってやろうと思っても、この辺の奴らはSDXCには非対応。SDHCが使えるだけでも御の字ってレベルの時代モノなので、64GBなんてSDカードはなまじ大容量なもんで対応してないんですよね。
因みにこのカードのウリである「スマホをかざせば見える」なんて機能もどこでどうやったら使うシチュエーションがやってくるのか全く分からないので使ってません。
一度使ってみたんですが、中の画像のサムネイル的な荒い画像が見える「だけ」なんですよね。サムネイル表示も最大16枚しか表示できないうえ、表示する画像はシステム側が決めるなんていうポンコツ仕様。
どこでどう間違ったらこんなの使おうと思うんだろう…
まだ使えそうなのはカード内の空き容量を表示するって機能なんですが、撮影可能枚数なんてのは撮影機材やら設定で大きく変動する値なので、これを信用して使う気にはなれませんよねぇ…絶対PCか最低でもカメラ本体で確認してから使いますよねぇ…
こういう失敗を積み重ねて技術は進歩していくんだなぁと思った次第です。
まあ、技術進歩の過程に咲いた徒花ってところなんでしょうね。遊んでみるならお値段も安いしメディア自体の信頼性は高いので悪くないと思います。
同じ東芝でも10年ほど前に発売されたFlash Airは便利でイイ製品でしたよね。
↓良かったらポチってやってください