家族旅行中に親父の趣味全開な施設へ
今は行くことができないんですが去年はタイへ家族旅行してたんです。
旅行は3年に一回にして、その分遠くまで…って思っても、東南アジアまで行くのが精いっぱい。流石に5人の旅行は大変です。
でもまあ、タイ国は大好きなんで良いんですけどね。
因みにこの時でタイは3回目。
トランジットでちょっと行っただけも含めると4回目です。
気候と食べ物と人と、全てが良いバランスで大好きなんですが、さすがに何回か行くと目新しいものが欲しくなってきます。
旅行の計画を立てている段階で、
「行きたいところないの?」
なんて妻に訊かれたので、それならばと趣味全開の施設へ行ってきました。
王立航空博物館
って事で行ってきました。
王立航空博物館。
ドンムアン空港の裏手にあって微妙に行きづらいんですが、BTSの終点からタクシーに無理矢理5人乗って15分ほどで到着。
もう、入り口からして女性にはウケなさそうな雰囲気がプンプンしてました。
因みにここ何年も戦争なんてして無いようなタイですが、海外派兵や内戦は結構しているみたいで、朝鮮戦争に行った際の記録やら、内戦で海軍の旗艦「アユタヤ」號を撃沈した記録なんかがあってみごたえは十分です。因みに「アユタヤ」號は第二次世界大戦前に日本の川崎造船で作られた船で、それが米国製のSB2Cに沈められる様は何とも複雑な気持ちになります。
そうそう、展示品
子供の頃の環境故か、はたまた世代的なものか、飛行機って大好きなんですよね。
この博物館には、世界中にもう掃いて捨てるほどあるF86FセイバーやらT-33テキサン、はたまたA-1スカイレーダーなんてベタなものから、複葉機・ジェット機・ヘリなど色々置いてます。
入り口近くには空母が無い国なのにSB2Cヘルダイバーやらフェアリーファイアフライなんて艦上機が置いてますし、奥の展示場ではスピットファイアmK14なんて有名どころの機体があります。そのほかにもグラマンのF8FベアキャットやチャンスボートF-8なんて艦載機が所狭しと飾ってあります。
艦載機率が多いのですが、タイは空母運用してない国の筈。結構アメリカに掴まされたのではないかと心配になります。
さらに、館内をみると貴重な立川の95式中練やら三菱の97式軽爆なんてマイナー機があったり、ソ連のMig21とか空母艦載用のAV-8なんかもあって、東西入り混じったラインナップがステキです。そのラインナップにもタイ国の置かれた状況ってのが垣間見えて大変興味深いです。
ふと我に返って…
もう、写真撮るわ説明文と展示品に見入ってしまうわで、家族旅行って概念がスッ飛んでしまってましたが、ふと我に返ると付いてくるのは末っ子の息子02のみ。
息子02は
「仕方ないなぁ、写ってあげるわ」
都ばかりにフレームに入り込んできますが、出来れば単体でカメラに収めたいもの。
でも、折角気を使ってくれてるので、何枚か撮りましたが、後で撮りなおしました…
悪い親です。
さて女性陣はと言うと、それなりに旅客機的なところもあったので、そう退屈はしなかったと言ってくれました。気を使ってるだけかもしれませんが…
併設の売店では飛行機グッズが格安で売っていて、特にタイ航空のグッズは町中で買うよりも随分と安く売っていました。お好きな方にはオススメなところです。
因みに入場料は無料。
王様は太っ腹です。
因みに行った時にはすでにBTSの延伸工事がそこそこ終わりかけていたので、コロナ禍が過ぎたらBTSで楽に行けるようになってるかもしれません。
予定では2020年開通となっていたので、タイへ行かれる方は是非足をお運びください。