PowerShotって感じじゃない形です
またもやヤフオクで落札してしまいました。
PowerShot E1って名前らしいです。
昔、ニュースリリースで見た時は「なかなかかわいいカメラやな」と思いましたが、買う必要も予定もないので特に気にも留めていませんでした。
2008年なんでスマートフォンも持ってなかったはずなんで、子育て真っ最中の我が家では需要はあった筈なんですけどね。
まあ、高い買い物ですし…
で、13年後の今になってみると誰も興味が無いのかヤフオクで11円というプライスだったんでうっかり入札。
箱も付いていて美品ってところに惹かれてしまいました。
そうこうするうち、終了間近になって
「高値更新されました」
なんて表示が出たので、それはイカンとばかりに良く見ず入札したら価格が1500円にまで上がってました。
その後は誰も入札せず、そのまま落札の運びとなった訳です。
まあ、そんなこともありますよね。
ちょっと高くついたのが悔しいです。
PowerShot E1
PowerShot E1が発売された2008年は前述のとおり携帯電話も所謂「ガラケー」が大半だった時代。
写真はカメラで撮るのが当然だった時代で、デジタルカメラ、特にコンパクトデジタルカメラが矢鱈と売れてました。
多分、コンパクトデジタルカメラの出荷台数はこの年がピークだったんじゃないかなと思います。
当時、デジタルカメラ全体の生産実績は台数ベースで1300万台を超えていて、家電量販店のデジタルカメラ売り場が大変華やかだったのを思い出します。
そんな時代なので、新製品は他社との差別化を図りたくなるのも当然の話で、次から次へと個性的なカメラが生まれては消えていきました。
勿論、このPowerShot E1もそのひとつ。
結構、力を入れた製品だとは思うんですが、「PowerShot E2」が出なかったところを見ると、それほど市場ウケはしなかったみたいですね。
堅実な中身
見た目にパラメーター全振りーみたいな印象ですが、結構中身は堅実な作りです。
東寺としては結構高画素な1000万画素(1/2.3 型CCD、総画素数約1030 万画素、原色フィルター)で、レンズも35㎜換算で35㎜~140㎜・F2.7~5.6。
今となってはちょっと広角域が足りませんが、当時としては標準的な画角です。
お得意の手振れ補正も内蔵していて、「ImageStabilizer」の文字も誇らしげです。
当時の貧弱な背面液晶フォローすべく、実像式のズームファインダーまで備えてます。
メディアはSDカード。
残念ながらSDXCには対応しませんがSDHCには対応しているので35GBまでのカードが使えます。
因みにバッテリーは単三電池仕様なので、万が一出先で電池が切れてもそこらへんで買えるので安心です。
見れば見るほど売れる気しかしないんですが…
悪くとらえると「媚びた」デザイン
思ったよりも落札価格が高くついてしまったからではないですが、今になってみてみると「媚びた」デザインと言えなくもない形です。
PowerShot E1は、ホワイト・ピンク・ブルーの3色で商品展開してまして、ピンクもブルーもパステル調の淡い色。
シンプルかつかわいらしい感じで、オッサンが持つのは憚られるってもんです。
塗装の仕上げもきれいなんで、いつものように雑に扱うと直ぐにボロボロになりそうなのが残念なところ。このテのアイテムの宿命ですね。
その辺がダメやったんですかねぇ…
まあ、どれくらい使えるのか非常に興味深い所です。
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