RFで一番気になってたレンズです
前々から気になってたんですが、800㎜返すついでに借りてみました。
RF28-70㎜F2L。F2通しのズームレンズです。
F2通しでこのサイズに収まったってのがミラーレスならではなんだそうですが、それにしてもデカいレンズです。
一度使ってみたかったんですよね。
便利そうなのと、どれぐらいの性能なのか試してみたかったんです。
開放F2通し
何よりも先ず目に付くのは解放F値がF2ってところですね。
28㎜でも70㎜でも単焦点並みに明るいです。
で、そう云った欲張りなレンズだとテレ端やワイド端で背系の無理が祟って色々と破綻してそうな気がしますが、そんな不具合が見当たらないのがこれまた凄いところ。
目立ったゆがみや周辺光量の低下もそれほど感じませんし、強い光の下でも淡い光の下でも滲んだりしないでキチンと解像してくれます。
バックフォーカスが短いミラーレス用の設計で、且つ大口径のRFマウントなのが功を奏しているようで、光学技術の進化には驚くばかりです。
不自然なくらいに褒めちぎってしまいますが、イロモノを除いて本当に欲しいと思えるレンズは久しぶりです。
唯々デカい
勿論、欠点もありまして、一番の問題はデカくて重い事ですね。
重いのは何とでもなりますが、デカいと持ち運びが不便です。
持って行けないと機材は何の意味もありません。
そういえば昨年、DONKEのF-2が使いすぎの為に擦り減ってダメになってしまいました。バリスティックの丈夫なヤツでしたが、ストラップ付け根は布製で其処が擦り切れてダメになりました。耳なし芳一みたいです。
それから理想のカメラバックを探してまして、TAMRACを経て今は小さめのTENBAを愛用しているんですが、そのカメラバックのレンズが入る仕切りにこのRF28-70㎜F2Lが入りきりません。
私が持っているTENBAは結構古い規格で、元々EF70-200F2.8Lですらキツキツで入りにくい仕切なもんで、口径が95㎜なんてエグイレンズは入りません。
考えてみたら、この仕切はNikonF3やらCanonF-1の時代の企画から変わって無いと思われるモノなんで、現代の太いレンズが入らないのは仕方ないのかもしれません。
フィルム時代、それもマニュアルフォーカス時代のレンズって口径が矢鱈と細かったですからね。
Nikonなんて単焦点レンズはほとんどが52㎜径で統一されてましたから、フィルターとか買うときも共用できるので安くついて助かりました。
今となっては隔世の感があります。
凡そ機械ってヤツは進化していくと大型化していきますからね。
そんなわけで撮影に持って行くカバンに困ってます。
カメラに付けっぱなしにしてカバンに仕舞わなければいいんですが、それはそれで不安ですからね…
悩ましい話です。
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