超ハイテクマシンCT-7Computer
久しぶりにCOSINAに手を出してしまいました。
CT-7Computer。KマウントのAE機です。
ヤフオクでちょっと気になったので、試しに入札してみたら普通に落ちまして、遭えなくウチにやってきました。
同時にワンランク高級機な CT-9もあったんですが、ソイツは付属している28-70㎜AFレンズ(箱みたいな形したアレです)が人気なのか意外にも価格が高騰してしまったので遭えなく撤退。
次点で面白そうだなと思ってたCT-7Computerに白羽の矢が立った次第です。
まあ、2000円もしなかったので、そこそこいい買い物だったかなと思ってます。
CT-7Computer
このCT-7Computer、店頭で見たことは皆無で、今は無き月カメの怪しげな広告なんかの通販メインで売られてたカメラと記憶しています。
あとは生協とかでも売ってたとか。COOPってのは興味深いです。
生協さんがいつもの配達にカメラ持ってくるとか胸熱です。
そのプライスと販路、意外と高いカタログスペックに少し食指が動いたものの、必要性は全くなかったので買うに至らなかったカメラです。
まあ、現役時分は小学生とかなんで、当時は「カメラを買う」なんて大きな買い物はできなかった時代でしたけどね。
因みにこのCT-7Computer、COSINAらしく簡潔で質実剛健な作りで、必要最低限を詰め込んだCT-1にAEとワインダーという少しイロを付け足したような存在です。
勿論、最安で売られていたCT-1に比べて存在個体数も少ないのでレアものって言えばレアものなんですが、華美さが全く無いので一部マニアのみしか欲しがらないというのが残念ポイント。まあシャッター速度選択がボタン式ってところが既に興味を失うポイントなんで仕方ないですね。
そのボタン選択式が発売当時最大のウリだったってのは皮肉なところですが…
まあ’80年代の電子式ってのはこんなもんですよね
そんなこんなで届いたCT-7Computer。
外観はミントって言っても良い位にきれいな状態で底部とフィルムホルダーにはビニールが貼ったまま。コレは嬉しいです。
買ったはいいけど死蔵してしまった、所謂「積みプラ」状態なんじゃないかと推測するんですが、きれいだときちんと動きそうで期待値はMAXです。
散々ヤられたミラーズレも発症していないみたいで、コイツは久々に良い買いもんしたZeー何と思ってたんですが、やっぱり今回も難ありな感じ。動いてくれません。
昭和の機械はショックを与えてやれば治るーの法則を元に何度かシバいてやったらセルフタイマーとボタンの反応は見られるんですが、セルフタイマーが終わった途端にシャッターを切ることが出来なかった惨めさからか、全く動かなくなりました。
それでも何度か折檻してやったら思い出したように動き出すんですが、それ以上の進展はなく沈黙したままです。
一部機械式なら…
コレがMESuperみたいなB(バルブ)とX(シンクロ速度の高速シャッター)だけは機械式のシャッターなら不完全ながらも動くので楽しいんですが、すべて電子シャッターだと巻き上げレバーや巻き戻しクランクがあってもシャッターは切れません。困ったもんです。
まあ、BとXだけが生きていたところで どうにもしようがない無いんですけどね。
ただ」シャッター切れないってのはそれだけでフラストレーション溜まります。
やっぱり軍艦部を開けて接点と巻き上げ機構を弄るしかないのかもしれません。
今以上に壊しそうなんで躊躇しますが…
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