CHINON CM-5 CHINONがオリジナルだったころのCHINONです
もう、ここ最近はヤフオクばっかりですがCHINONの機械式一眼レフを手に入れてしまいました。
CHINONといえば世代によって思い浮かべる機種は様々だと思うんですが、私の場合は最安値で雑誌の広告に載っていたCM-7を思い浮かべます。
CM-7が売られていた時代にはCP-9AFやCP-7mなんて(当時としては)先進的な一眼レフもラインナップされてましたが、AF化競争から脱落していつの間にか店頭で見かけなくなりましたね。
CP-7mは持ってるのですが、悪くないカメラではあるものの押しが弱いのが敗因なのかな?などと思っております。
CHINONの目を惹くところは独自性が強いところ。
同じように廉価な一眼レフってところだとRicohなんかも大好物ではあるものの、結構COSINAの影響下にあって後年のモデルだと手巻きの製品はCOSINA色が強い製品になってました。まあ、アレはアレで好きですけど…
で、振り返ってCHINONですが、入手したCM-5はCHINONオリジナルな感じがするんですよね。
よくあるKマウント機械式の一眼レフでシャッターは縦走りのSeiko MFCでしょうか?
レンジは1~1/1000secでX接点は1/60secと布幕横走りレベルの遅さです。
少し触ってみたところシャッターフィーリングとか各操作部分とかCOSINAっぽいところがあんまり見受けられません。
そもそもシャッターが違うか…
何よりもモータードライブ/ワインダー的なのが付けられるみたいです。
そのためにグリップが取り外せるようになっているのですが、手に入れたブツのそれは無くなっているというPENTAX SUPER Aなんかで散見される「手巻き式カメラの脱着式グリップあるある」が発動してますが…
まあ、そんなこともありますよね。
露出計表示はLED3点表示なんですが、何故かNikonFM2のストロボ充電完了ランプの如く外側に付けられてます。
この辺ちょっと見難いです。
勿論ファインダー内表示なんて親切なモノは皆無でコストダウンが徹底したシンプルなカメラに仕上がってます。
余程マイナーな機種らしくて、ざっとネットで見てもCM-5ってのは見当たりません。
まあ、CM-7やCM-4との違いもそれほど無さそうなんで、結構頻繁にモデルチェンジされたんでしょうね。
調べてみたらどうもCM-7はCOSINAのOEMっぽいので、CM-5が数字的に最後のCHINONオリジナル一眼レフなのかもしれません。
あ、そういえばCP系はオリジナルでしたね…
CHINONは何とも奥が深いです。
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