COSINAのMS-3 AF準備機?
何となく安くて動きそうだったので入札したら落札してしまいました。
COSINAのKマウント一眼レフ「MF-3」だそうです。
MSシリーズとか初めて聞きましたが、何かの用途で違う名前を与えられた機種なんだなと推測。形的にCT-9/90とかと同じなのかなと思いました。
そういえば私が死蔵しているCOSINAのカメラにCT-9とCT-7があったんですが、どうもCT-9でドンピシャ正解みたいです。外装がOM40みたいにゴムでチャッチい感じになってる以外は同じものだと思います。
オートフォーカスの準備機のようで3つの電気接点でぶっといモーター内蔵の専用レンズを付けてオートフォーカス撮影ができるものと推測。専用レンズがセットになっていないのが多いのは何故なんでしょうね?故障率が高かったのかな?
スペック的には絞り優先&マニュアルの当時一般的な一眼レフ機。
シャッター速度のレンジは1~1/1000secでx接点は1/125sec。
最高速が1/1000secってのは遅いけど廉価版としては非常に普通のスペックです。
特徴的なのはシャッター速度の設定がボタン操作なところで、シャッターダイヤルの部分にアップダウンのボタンが設けられてます。
以前にCT-9でも記した通り、取って付けた感のあるボタンですがME Superの極小ボタンよりは使い勝手は良さそう。
ボタン操作は80年代少年なら心躍る部分なのかもしれません。
何の因果で「MS」になったのか、ザックリとネットで調べただけでは安易に答えは出てきませんでしたが、マーケティング的に何かあったんでしょう。
販売店の違いとか通販専用とか。
兄弟機にMS06とかMS09なんかがあったら面白いんですが、その辺は商標とかも絡みますしねぇ…
以前手に入れたCT-9と違ってキチンと動いてくれるので、結構楽しませてくれそうなのは嬉しいポイント。このテのカメラって最近は完動品も減ってきているので精度は兎も角として「コイツ動くぞ⁉」って感じが大切だったりします。
単純で壊れにくい印象のCOSINA一眼レフですが、ミラーズレとか諸々持病が無いわけでは無いので、この時代まで生き残ってる個体は所謂「アタリ」なカメラなんだと思ってます。
まあ、問題はその「アタリ」で何を撮るかって事なんですが…
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