雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

Panasonic DMC-L10

世界初尽くしのフォーサーズ

L1に比べてスタンダードな印象のフォルムです
前から気にはなってたPanasonicフォーサーズ機。四角くて特徴的なフォルムのDMC-L1はそこそこ人気なので価格が諦めて、格下であまり人気の無いDMC-L10を安値で見つけたので買っちゃいました。3000円台ならまあ……Panasonicフォーサーズ機ってのがRicohChinonの一眼レフ的な存在感があって好きなんですよね。外様的な感じが。なにより、E-520などのOlympusフォーサーズ下位機種の操作感がイマイチ好きになれないので、Panasonicならどうなんだろうという純粋な興味から欲しくなったってのもあります。以前、郊外のスーパーにあるカメラのキタムラ中古コーナー(ジャンク箱に非ず)でDMC-L10の実機を見たときは「デカいGシリーズやな」なんて思ったんですが、デザインは同じるLUMIXのG1と大変似てます。まあ、当たり前と言えば当たり前ですが、野暮ったいけど普通のカメラっぽいデザインで、悪くないなと思えるスタイルです。まあ、後はどれぐらい写るかってところですが…

この辺の操作系も普通です

バリアングル&ライブビュー

正直、ここまでミラーレスに慣れてしまうとライブビュー撮影なんてできて当然ーって感覚に陥りがち。特に光学ファインダーが井戸の底を除くようなフォーサーズ機にあっては、無いと困るってのが本音です。OLYMPUSのE-3やE-520なんかは不完全ながらもライブビューがあるので、フォーサーズの中でもまだ使いやすいんですが、E-1やE-300なんかのフォーサーズ黎明期機種はやっぱり使い難いんですよね。

フォーサーズ機の高額ファインダーは…ね
カメラとしては結構好きなんですが、楽なのになれた自分の目と体が「メンドクセェ」って感情を隠そうともしないのです。で、Panasonicはそういった液晶表示はお手の物だろうろ思うので、フォーサーズ機でも多少は期待してたんですよね。使ってみるとOLYMPUSよりも遥かに見やすい液晶とライブビューに期待以上のものを感じて嬉しくなりました。

バリアングルが普通に便利です
が、ライブビューのメリットは多点測距なはずなのに、液晶には大きくて雑な三点の測距点があるだけな状態。なんでやろうと思いながらも調べてみるとウリ文句であるー世界初「フリーアングル液晶」&「ライブビュー」が新しい撮影スタイルを実現「世界初!顔認識AF/AF」&「コントラストAF(引用終わり)ーってのは付属のD Vario-Elmar 14-50mm F3.8-5.6 ASPHまたはD VARIO-ELMAR 14-150mm F3.5-5.6 ASPH.でしか作動しないようで、適当なOLYMPUSのレンズでは動かないことが判明。
そして、今回落札したのはOLYMPUSフォーサーズの廉価版レンズ、
ZUIKO DIGITAL14−45㎜F3.5-5.6がついた個体だったんです。
通りで安いわけだ…
結局、DMC-L10は私の中でE-3やE520やりちょっとマシな程度のライブビューができるカメラって程度に落ち着いてしまいました。

レンズがアレなもんで…

顔認証は諦めて

まあ、顔認証は残念だったとしても有効1,010万画素のLive MOSセンサーはそれなりに有効でして、E-3よりマシなライブビューを備えつつE-520より大柄なボディなので、フォーサーズの終焉を楽しむにはそれなりに活躍してくれそうです。

やっぱりガッチリしてるほうがカメラとしては安心して使いやすいと思いますので、デカイのは歓迎です。

もともとはボディ単体が10万円で、Leica銘でお高いD Vario-Elmar 14-50mm F3.8-5.6 ASPHが付いて約15万円と、決して安くはないモノなので楽しませてもらおうと思います。

できればLeica銘のレンズもつけてみたいと思いますが、こっちの方が遥かに高値いのでしばらくは無理かなぁ…

あとは電池も地味に問題です



 

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