今じゃメッキリ見なくなりましたが
以前(相当昔ですが)はよく見かけたサードパティの外光式オートストロボ。
多分今はどのメーカーも作ってないんじゃないでしょうか?
Nationalのダジャレみたいな商品名の「ストロボット」とか懐かしいですね。
会社が純正を一台しか支給してくれなかったのでよく使いました。
ネガだと一段アンダー設定したらイイ感じなんですよね。
あと、貧乏学生は高価い純正品のストロボが買えないので、SUNPAKのAUTO25とか使うのが定番だった気がします。
外光オート
外光オートってのはストロボ本体にセンサーが付いていて、カメラに設定した絞り値をストロボに入力、その絞り値で適正になるようにストロボ本体が調光する方式です。
カメラとの接点はX接点があればOKなんで、他メーカーでもなんでも使いまわし出来るのがいいところ。
逆に絞り値をイチイチ設定してやらないといけないので、とっさの時に設定し忘れてドカン炊きやドアンダーになるという恐ろしい機械。ネガフィルムの広いラチチュードのお陰でようやく実用になる代物でした。
機構が単純なのか色々なメーカーから出てまして、90年代はNational(Panasonic)とSUNPAKの二社が双璧でした。
またもやおまけネタ
で、先日落としたXR-2のオマケにそんな外構オートのストロボが二点付属してたんですよね。
メーカーは前述の二大メーカー製ではなくて「KAKO」と「YASHICA」どっちも今は亡きメーカーです。
KAKOってメーカーは大変幅を利かせていたらしく、今でもジャンク品のストロボ界隈(どんな界隈だ)ではよく見かけるモノ。
1970年代に倒産したらしいんですが、その後日立に吸収されたもののストロボの製造から撤退してるらしいです。その中の特殊用途ストロボ部門が安いモノブロックストロボで有名なプロペットになったそうで、それだけ聞くとなかなか由緒あるメーカーです。
おまけにあったのはガイドナンバー25程度の小さいL字型機。チャージも遅いので残念ながら使い道はなさそう。
もう一つのYASHICAストロボは廉価版で有名だったYASHICAの超小型ストロボ。
コイツはガイドナンバー20もないような小さいストロボで、多分YASHICAの代表機エレクトロ35用みたいな形をしています。
ストロボを内蔵していなかったコンパクトカメラ用に作られたものでしょうね。
こっちはご丁寧に短いシンクロコードまであるのがご愛敬。
使い道は…どちらもどう使ったらいいのか見当もつきません。
ストロボ事態の使用頻度が極端に下がってるので、予備機の580EXⅡですらここしばらく使ってない状態なんですよね。
大体が600EXとGODOXで済んでしまうという…
なので正攻法で使う用途は諦めて、10年以上前にネットで見かけた「ショボックス」ってのを作るのが一番おもしろそうです。段ボールとアルミホイルで簡単に作れるみたいです。
ただ、作る手間と暇が惜しすぎて多分機材庫の肥しになるしかなさそうです。
勿体ない話ですけどね…
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