OLYMPUSのCAMEDIA X-2
最近目を惹くジャンクがないなぁと思ってたんですが、今回見つけたのはOlympusのCAMEDIA -X-2。
CAMEDIA X-2は、2002年にワンクラス上のウルトラコンパクトデジタルカメラを目指して開発。金属外装の上質なデザインと質感、当時としては多彩な機能を搭載し、撮像素子は500万画素のCCDを採用してます。残偣ポイントとしては撮像素子にxDピクチャーカードを採用。この辺は不人気ポイントですね。
同時に430万画素の兄弟機としてCAMEDIA X-1も販売されてまして、以前ジャンクで購入したんですが、イマイチなので売り払った記憶があります。
何分20年以上前のカメラなんで背面液晶の小ささやアテにならなさそうな光学ファインダー等々、作りの古さは隠せませんが、なかなか気合を入れて作られた感はあります。
そういえば、この辺りのカメラからカメラっぽくなったというか試作ガジェットっぽさが抜けた気がしますね。
80年代からカメラのプラスチック化が進んで何と言うか所有欲みたいなのを満たしてくれない製品が結構多かったんですよね。世間的にもその風潮はいただけなかったようで、90年代の終わりごろからステンレスやアルミニウム、マグネシウム外装のカメラがボチボチ出始めます。
CanonのIXYなんてのはその最たるもので、ガッチリ&ズッシリなところが妙な安心感を生み出していて、なかなかなヒット商品となりました。
さらにはデジカメだと金属外装が放熱の面でも有利だという側面もあって、あっという間に金属外装のカメラが主流になっていきます。
その流れの延長かどうかはわかりませんがOlympusもステンレス外装のX-1.2を市場投入。そのおこぼれを20年後に頂戴した形です。
CAMEDIA X-2の重さとガッチリ感は結構心地よいもので、安心感ってのは写真を撮るうえで結構大きなファクターなんだなと思います。
今回購入した個体は電池も入ってたので、あとは充電器を何とかすれば使えそうです。
お値段は500円とワインコインだったので、充電器も安かったら良いなぁ…
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