懐かしいFujiのFマウント機です
寝ぼけたままポチってしまったFujiのFinePixS3Pro。
毎度のように商品説明を読み飛ばした結果、バッテリーホルダー無しのジャンクが来てしまいました。
大きさ、ホールド感なんかはかなり好みなだけにパーツの欠損はイタイです。
とっくの昔に生産中止されている機種なんで、バッテリーホルダーの部品なんて流通在庫にもない状態。ヤフオクでも売ってないので万事休すってところです。
毎度商品説明を読んでから…と思ってるんですが、帰宅して飯食ってちょっとだけ飲んで寝落ちしてからヤフオクを覗いたら、夢の中で良いモノを落札した夢を見てしまって翌朝びっくりすることが多いです。
NikonじゃないFマウント
さてさて、落としてしまったものは仕方ないので活用していかないと…なんですが、NikonじゃないFマウントのカメラってなんとなく惹かれるんですよね。
ソビエト製のKievなんて、モノは確実にポンコツなんですが抗い難い魅力があります。
強いて言えばラダニーヴァみたいな感じですね。
さて、FujiFilmって90年代からFマウントでデジカメ出してたんですよね。
初めて勤めたスタジオに置いてありましたが、記録媒体にフロッピーを使うバカでかいポンコツで、画質は推して知るべしなレベルでした。
なので当時の印象はイマイチだったんですが、S1Proらへんからいい感じの存在感が醸し出されてD200ベースのS5で完成した感じ。その後のミラーレスへ移ってからの快進撃は記憶に新しいところです。
その一代前のS3Proは、最後のフィルム機ベースのデジカメって感じでして、ベースは多分NikonのF80。機能的にはチャチなんですがベース機としての使い勝手が良かったのか当時ライバルだったKodakからも元ネタが同じのDCS Pro 14nなんてもっと高性能のフルサイズDSLが発売されてます。コイツもいつか欲しい…
さて、FinePixS3Pro
ちなみにこの度入手したFinePixS3Proですが、登場した当時はー「スーパーCCDハニカム SRII」搭載により、従来機FinePix S2 Proに比べてダイナミックレンジを飛躍的に拡大し、銀塩フィルムに迫る高画質を実現したFinePixシリーズ最高峰のデジタル一眼レフカメラーという触れ込みで登場しました。
カメラとしての性能は中の下って感じのNikonF80なんで、オートフォーカスやら諸々の性能に特筆するところはありません。強いて言えば小型化出来なかった弊害で縦位置グリップ一体型的なサイズになっているので、持ちやすいなってところです。
あとは旧型なりの性能なんですが、デジカメの存在意義ってのはセンサーが80%なんでこれはこれでOKなのかなって思います。
ちなみにこのFinePixS3Proは某有名こども写真スタジオで幅広く使われてたようで、その某有名こども写真スタジオが機材更新した際には大量のS3Proが中古屋に流れ込んでました。スタジオから流れてきた機種には同じ位置にコードを留めるための穴が空いていたそうで、まあ信頼性は高かったんだろうなと思われます。
スタジオのような光源が一定のところで、それほど動かない被写体を撮るには性能的に不足がないんだろうなと思います。描写性や発色に関してはFijiFilmなんで折紙付。人の肌色再現はFujiが一番ってのは昔から変わりませんからね。
とりあえずはバッテリー
先ずはバッテリーがないと動くも動かないもないのでなんとかしてバッテリーホルダーを入手しないといけません。
意外とニッチな存在なのか、ジャンク漁りしても出てこなさそうな雰囲気です。
でもバッテリー入れても動く保証がないのが迷うところです。
やっぱり完全体手に入れないとダメだなぁ…
↓良かったらポチってやってください