漁具のアンパンマンです
昨年はコロナ禍で叶わなかったんですが、今年はやっと知床のアソパソマソに逢うことができました。
毎年観察してるので、一年すっ飛ばすと不安な気持ちになってGoogle Mapで確認したらアソパソマソの場所に看板が立ってました…!
コレはイカン。ボケっとしてる間に撤去されてしまったかーと、残念な気持ちになりつつも諦めきれず5時に起きて確認へ。途中、道を間違えたりしながらも20分ほど歩いて現地へ行ってみると、一昨年と変わらずアンパンマンとバイキンマンが迎えてくれました。コレは嬉しい誤算です。
周囲を見渡してみても2年前と変わるところはありません。
このご時世、変わらないものがあると安心しますね。
変化を厭うのは歳を取った証左なのかもしれませんが…
さて、アンパンマン
この微妙なアンパンマンとバイキンマンに出会ったのは、毎年のように知床に行くようになってちょっとしてからのこと。
宿泊地へ到着する直前の曲がり角に、適当な案山子みたいなシルエットが見えて興味を覚えたのが始まりです。
あまりにも目を引くので早朝5時に起きて見に行ってからは、毎回知床に泊まるたびに記録作業を続けています。
生存確認作業ってところです。
誰得やねんって話ですが…
そしてバイキンマン
アンパンマンはそれなりなんですが、問題は相方のバイキンマン。
アンパンとバイキンって云う組み合わせの妙という訳ではなくて、クオリテイ的な話なんです。
随所にオリジナリティが散りばめられていて、なんとも独特で素敵な仕上がりになっています。
考えてみれば主役のアンパンマンは随所でよく見掛ける所為もあってか、大まかなディテールは覚えています。
反面、バイキンマンは「角が二本生えていて、全体的に何か黒い」程度の認識ではないでしょうか?
当該バイキンマンもその例に漏れず、鼻や角がゴルフボールでできていますし、胴体の模様も何となく違う気がします。
まあ、そんな違いなんて初見では気にならないぐらいにパッと見でバイキンマンと認識してしまうのがバイキンマンのバイキンマンたる所以ではないでしょうか?
漁具です
まあ、見たらわかるんですがこのアンパンマンとバイキンマンは漁具でできてます。
所謂「浮き球」ってヤツです。
海の近くだから納得ですね。
多分、件の知床遊覧船が出ていた港で使われていたヤツなんでしょう。
設置されているのが畑って訳でもないので、昔学校とかにあったトーテムポール的な感じで設置されてるんでしょうね。
接各区の力作なんで多くの人に見てもらいたいもんですが、場所が場所だけに見に行くのが困難だったりするのが残念なところです。
「足湯シリエトク」ってところの傍にあるので、知床に行く用事のある方はぜひシャレで見に行ってみてください。
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