雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

日本三景厳島

未だ絶賛工事中

先日、定番の広島~宮島コースを辿ってきたんですが、驚いたことに宮島の大鳥居がまだ工事してました。

絶賛工事中です

確か2019年ぐらいから工事中だったと記憶してますが、歴史的な大型建造物だけあって、なかなか工事期間が長いです。

そして歴史的建造物故にそれを目当てとして結構な数の人が訪れる訳ですが、工事中のお目当てを目の当たりにして、ガッカリしながら帰っちゃうんですよね。

そういや、長崎のグラバー邸も同じように大規模改修中ですが、アレは入場券売り場に工事中の表記が無く(あるのかもしれませんが目立ちません)入場券を買った上でガッカリさせるので余計に性質が悪いです。

救いとしては工事の期間がコロナ禍と被ってるので、本格的な観光需要に向ってキレイな姿をお披露目する前向きな工事だってことですね。

ただそれも修学旅行などの「その時だけしか訪れない特別な旅行」に対しては何の慰めにもならんのですが、関係者は工事中なんてレアな姿を見られるのは今だけーなんて無理矢理な納得させ方で凌いでたりします。

まあ、確かにそう云った歴史的建造物の良さだのなんだのってのは大多数の小中学生にとってそれほど意味が無かったりしますから「折角行ったけど工事中で見られなかった」なんてオチの付いた話の方が良いのかもしれません。あのテの旅行のメインはホテル泊りと買い物ですからね。後はオマケです。

ただ写真屋をはじめとして観光関連のお仕事に従事されてる方なんかはこの状況は困ったもんでして、早いこと工事終わって欲しいなぁーなんて願いつつ、結局今年もダメだったってお話です。

定番スポットからもこのありさ

一説によると今年中には足場工事が終わるそうで、足場が撤去出来たら大鳥居が拝めるようになるみたいです。来年はちゃんと鳥居が拝めそうで嬉しいです。

そういえばこの大鳥居って1875年の建立。

考えてみれば、150年も前の鳥居が毎日海水と海風に晒されてよく持ったもんだとも思えますが、宮島の大鳥居ってのは源平の頃からあったもんだと思ってたもので、意外と築浅なのに驚きました。

そりゃ1000年近く建ってる木造建造物In海辺なんて、どれだけ未来の建築技法だって話ですし、そんな科学力があの当時にあるんだったら平家が世界征服してますよね。

まあ文化ってのはモノ自体よりもスピリッツが重要なんで、脈々と受け継がれてる神社本社の方が厳島のメイン。でもあれだけじゃインパクトが薄いのでやっぱり大鳥居が必要です。

やっぱり行くなら事前の下調べは必要ですね。

来年はちゃんと大鳥居が拝めるようにしないと…

 

 

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