懐かしのIxyDigital200aとプロテクターです
毎度のジャンク漁り。
今回は懐かしのIxyDigital200aにシリコンプロテクターが付いたヤツ。
もう価値なんて全然ないみたいでお値段はIxyDigital200aに因んでか200円とエナジードリンク1本並みのお値段でした。
IxyDigital200aの前の型、IxyDigital200を新聞屋時代にサブで使ってましたが、当時はスタイリッシュなデザインと35-70㎜相当のフィルム世代には馴染み深いレンズ、それなりに持つ電池と非の付け所が少ない優秀なカメラでした。実にCanonらしい…
その分、尖ったところもあんまりなくて面白みには欠けましたが「写ればいいや」って感じの仕事には十分に対応してくれたので、失敗談とか嫌な思い出とかは皆無なんですよね。
質感的なのも当時のCanonにしては悪くなくて、高級コンデジと普及品の間に位置するような存在だったように思います。
実際、PowerShot普及品グループと高級品だったGシリーズの中間的な価格帯の製品だったんで外装やら仕上げに少しお金をかけてあったように思います。
時代なりな性能
とはいえ、IxyDigital200aは2002年発売と実に20年前の製品。
子供生まれたからデジカメ買おうーなんて動機で買われたご家庭の新生児は今年新成人になっちゃってます。
随所どころか古さの塊です。
画素数、高感度耐性、レンズの画角は言うまでもなく、背面液晶は小さいしWi-Fiに対応してるはずもなくメディアはCF。そして分厚くて重いです。
ただ、今の機種より圧倒的に良いところはあって、それは古さが故の堅牢さ。
大きめなステンレスのケースにガッチリ包まれたそれは、背面液晶の小ささも相まっていい具合に頑丈です。
さらにこの個体に限っては、シリコン製のプロテクターにカバーされてますので、ダメージが軽減されて壊れる気配がありません。
ちょっと前のIxyと比べてみて厚み以外は同じぐらいなのにも驚きましたが、しっかり作ってある感じ、ソリッド感的なのを感じられるのもIxyDigital200aのイイところじゃないでしょうか?
ただまあ、IxyDigital200aの撮像素子は1/2.7型200万画素CCDなんで、ノイズやらいろいろ画質面では不満はあったりします。もちろん「スマホの方が画質イイ」ってのにもガッチリ合致します。
なので、懐かしいあの頃を思い出すーって使い方以外はなさそうなんですが「写ルンです」よりは(多分)キレイに写りますし、お金もかからないのでこの時代のデジカメはもっと評価されても良いような気がします。
とりあえず、充電器付いて無かったので試し撮りするにも充電器を探すところからしないとダメなんですよね…
↓良かったらポチってやってください