雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

Digitalの現場監督

Ricoh G700SEです

ヘビーデューティーなんて言葉が好きなもんで、防水とか諸々の対ショック性が強い機械ってのに弱いです。

そんな折に見つけたのがRicohのG700SEってカメラ。

もう、見るからに工事現場の記録用って感じがステキです。

違うベクトルの「仕事道具」感があります

RicohのG700は主に建設工事業務向けに特化したタフネスカメラ。

基本スペックとしては有効1210万画素の1/2.3型CCDを装備。レンズは5~25㎜ (35㎜換算値で28~140㎜)と大変使い易そうなレンジです。

「タフネス」の内容としては防水は5m、耐衝撃が2mからの落下、耐低温としては-10℃迄保障されてます。

裏面はこんな感じ

かなりのタフネス性を実現しているだけでなく、耐薬品性も兼ね備えており、エタノール次亜塩素酸ナトリウムなどコロナ禍で有名になった各種薬品での消毒にも対応。医療現場や製造ラインなどでの使用を考慮しているみたいです。
また、業務用なもんで長時間の駆動も優れていて約360枚の撮影が可能。バッテリー切れの時には単四形アルカリ乾電池も使用可能なので何とも心強いです。

で、今回のG700SEは上記にG700に無線LAN機能などを追加したモデルで、別売のアクセサリーを使用することでGPS機能やレーザーバーコードリーダー機能にも対応しています。

電池が消耗してたので日付設定がメンドクサイです

勿論、バッテリー切れの状態で届いたので、充電してからの使用となったのですが、初期値が2011年からなので日付設定が地味にメンドクサイです。

まあ、20世紀の遺物に比べたら随分と楽なんですが…

底面は厳重です

裏側の電池ボックス開口部はさすがに厳重なパッキングがなされています。

電池を取り出すのは2アクション必要なのですが、中の電池押さえ爪が折れてるので実質1アクションで取り出せます。

チャチなカメラだと裏蓋の押さえが貧弱で揺れで電池蓋が開くことを懸念しなきゃならんのですが、防水がバッチリな本機なら、裏蓋の押さえがしっかりしているのでその心配はなさそうです。

電池はGR Digitalと同じなので助かります

電池固定爪が折れやすいのはこの時代のRicohあるあるかな?

コッチはUSB

現場っぽくGPSが付いてます。

因みにGPSなんかの当時としては先端な機能が結構付いてるみたいなんですが、まだ怖くて使って無いんですよね。
その昔、NikonのP6000でGPS機能をOPNにして使っていたら、あっという間に電池が無くなって閉口したことがあります。

G700SEは現場カメラなんで滅多なことは無いと思うんですが、電池のヘリは非常に心配です。

遠方への出張がひと段落した今になって楽しそうな機能が付いたカメラがやってきてしまったので、使い道にちょっと困ってます。

まあ、秋になればそれなりに行けそうですが…

 

 

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