一応、廃線跡ですね
京都へ行ったので、ちょっと足を延ばして蹴上のインクラインへ。
思い返せば小学校の遠足以来な場所です。
大津から山科を経由してトンネルやら橋やらで山や谷を抜けてきた琵琶湖疎水。蹴上まで達したところで高低差が顕著なので船が降りれない為、レールに乗せた台車で荷物ごと船を運搬するのがこのインクラインってヤツです。
昭和23年頃に廃止されて以来、今は公園みたいな扱いになって丁度良い散策道になってます。
インクラインって性質上、坂もそれほどきつくないのでなかなかイイ感じ。
終点には当時船をインクラインの台車に載せた場所の跡があって興味深いですし、横に逸れた疎水を辿ると有名な南禅寺の水道橋まで行くことが出来たりします。
それにしても、こんな壮大な土木工事を明治の時期に日本人だけの手で作ったってのは凄いですね。
当時の人の苦労が偲ばれます。
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